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公開番号
2025105321
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223789
出願日
2023-12-29
発明の名称
真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G07D
7/128 20160101AFI20250703BHJP(チェック装置)
要約
【課題】鮮明な回折光を推定して媒体の真贋判定を行うことができる真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法を提供する。
【解決手段】真贋判定装置は、制御部を備え、制御部は、発光部から発光された光を対象媒体に照射して対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいて第1ホログラム画像を特定し、特定した第1ホログラム画像を、フィルタを用いて鮮鋭化し、鮮鋭化した第1ホログラム画像に基づいて対象媒体の真贋を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
制御部を備え、
前記制御部は、
発光部から発光された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、
取得した第1画像に基づいて第1ホログラム画像を特定し、
特定した第1ホログラム画像を、フィルタを用いて鮮鋭化し、
鮮鋭化した第1ホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
真贋判定装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
取得した第1画像に基づいて輝点領域を含む0次回折光画像を抽出し、
抽出した0次回折光画像に基づいて鮮鋭化用のフィルタを生成し、
生成したフィルタを用いて前記特定した第1ホログラム画像を鮮鋭化する、
請求項1に記載の真贋判定装置。
【請求項3】
複数の異なる0次回折光画像それぞれと鮮鋭化用のフィルタとを対応付けたフィルタ情報を記憶しておき、
前記制御部は、
取得した第1画像に基づいて輝点領域を含む0次回折光画像を抽出し、
抽出した0次回折光画像に対応する鮮鋭化用のフィルタを前記フィルタ情報の中から選定し、
選定したフィルタを用いて前記特定した第1ホログラム画像を鮮鋭化する、
請求項1に記載の真贋判定装置。
【請求項4】
前記フィルタの中央部のフィルタ係数は周辺部のフィルタ係数よりも大きい、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の真贋判定装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記鮮鋭化した第1ホログラム画像を文字列に変換し、
変換した文字列と正解文字列とを比較して前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の真贋判定装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記文字列と前記正解文字列とで一致する文字数が所定の閾値以上であるか否かに応じて前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項5に記載の真贋判定装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記発光部からの光を前記対象媒体に照射せずに前記対象媒体を撮影した第2画像を取得し、
取得した第2画像に基づいて第2ホログラム画像を特定し、
特定した第2ホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の真贋判定装置。
【請求項8】
前記制御部は、
特定した第2ホログラム画像と正解画像との類似度を算出し、
算出した類似度と類似度閾値とに基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項7に記載の真贋判定装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記第1ホログラム画像に基づく真贋判定及び前記第2ホログラム画像に基づく真贋判定それぞれで真と判定した場合、前記対象媒体を真と判定する、
請求項7に記載の真贋判定装置。
【請求項10】
発光部から発光された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、
取得した第1画像に基づいて第1ホログラム画像を特定し、
特定した第1ホログラム画像を、フィルタを用いて鮮鋭化し、
鮮鋭化した第1ホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
クレジットカード、紙幣、株券、商品券や高級ブランド品などには、複製や偽造などを防止するための情報が記録された媒体が用いられている。このような媒体には、複製困難なホログラムのようなセキュリティ技術が利用されている。
【0003】
特許文献1には、光源からの光を紙幣のホログラムに照射し、ホログラムからの異なる2方向の反射光を反射型プリズムに取り込んで、ほぼ同一方向へ屈折させて、ホログラムの2つの画像を視認できる検査器が開示されている。しかし、特許文献1のような検査器の取り扱いには、特殊な技能や専門知識を要する。
【0004】
一方で、フラッシュライトや高画質の写真を撮影できる高性能のカメラ、高度な画像処理機能を備えるスマートフォンなどの携帯型端末が広く普及しており、特殊な技能や専門知識が無くても、このような携帯型端末が備える機能を利用することで媒体の真贋判定を行うことは合理的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-350995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、スマートフォンなどの携帯型端末に搭載されるフラッシュライトに使用される発光素子は、小型の面光源であるため、理想的な点光源に比べて発光面が広い。面光源から発光される光には回り込み光が含まれる。この回り込み光による回折光が同時に観測されると、点光源の場合に比べて、鮮明な回折光が得られないという問題がある。
【0007】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、鮮明な回折光を推定して媒体の真贋判定を行うことができる真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本実施形態の真贋判定装置は、制御部を備え、前記制御部は、発光部から発光された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいて第1ホログラム画像を特定し、特定した第1ホログラム画像を、フィルタを用いて鮮鋭化し、鮮鋭化した第1ホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する。
【0009】
本実施形態のコンピュータプログラムは、発光部から発光された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいて第1ホログラム画像を特定し、特定した第1ホログラム画像を、フィルタを用いて鮮鋭化し、鮮鋭化した第1ホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、処理をコンピュータに実行させる。
【0010】
本実施形態の真贋判定方法は、発光部から発光された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいて第1ホログラム画像を特定し、特定した第1ホログラム画像を、フィルタを用いて鮮鋭化し、鮮鋭化した第1ホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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