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公開番号
2024157105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071229
出願日
2023-04-25
発明の名称
ボンベ保管管理庫
出願人
大陽日酸株式会社
,
株式会社RYODEN
代理人
個人
主分類
F17C
13/08 20060101AFI20241030BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】RFIDシステムを用い、金属製の筐体内でガスボンベを安定して保管管理できるボンベ保管管理庫を提供する。
【解決手段】本発明に係るボンベ保管管理庫1は、複数本の金属製のガスボンベ3を収容でき、RFIDシステムを用いて保管管理ができるものであって、内部が複数のエリアに区画され、各区画にガスボンベ3を一列に収容する金属製の筐体5と、各区画内にガスボンベ3の列方向に延びるように配設されたケーブル型アンテナ7と、ケーブル型アンテナ7と無線通信可能なRFIDタグ9と、RFIDタグ9を取り付け可能な外周面を有し、ガスボンベ3の首部に掛けることができる環状のRFタグホルダ11と、を備え、ケーブル型アンテナ7は、RFIDタグ9を取り付けたRFタグホルダ11が首部に掛けられたガスボンベ3を筐体5内に収容した状態において、同一区画内の全てのRFIDタグ9と対向可能な位置に配設されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本の金属製のガスボンベを収容でき、RFIDシステムを用いて保管管理ができるボンベ保管管理庫であって、
内部が複数のエリアに区画され、各区画に前記ガスボンベを一列に収容する金属製の筐体と、
各区画内に前記ガスボンベの列方向に延びるように配設されたケーブル型アンテナと、
該ケーブル型アンテナと無線通信可能なRFIDタグと、
該RFIDタグを取り付け可能な外周面を有し、前記ガスボンベの首部に掛けることができる環状のRFタグホルダと、を備え、
前記ケーブル型アンテナは、前記RFIDタグを取り付けた前記RFタグホルダが首部に掛けられた前記ガスボンベを前記筐体内に収容した状態において、同一区画内の全てのRFIDタグと対向可能な位置に配設されていることを特徴とするボンベ保管管理庫。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記ケーブル型アンテナは、前記RFIDタグと1cm以上3cm以下の距離で対向するように配設されていることを特徴とする請求項1記載のボンベ保管管理庫。
【請求項3】
前記ガスボンベを列方向に搬送する搬送手段を備え、
前記ケーブル型アンテナは、前記RFタグホルダよりも高い位置、かつ前記RFIDタグと2cm以上の距離で対向するように配設されていることを特徴とする請求項2記載のボンベ保管管理庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルゴン等の高圧ガスを封入した複数のガスボンベを保管管理するボンベ保管管理庫に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
アルゴン等の高圧ガスを封入したガスボンベを保管管理するボンベ保管管理庫として、例えば特許文献1に開示されるようなRFID(Radio Frequency Identification)システムを用いたものがある。
RFIDシステムとは、管理対象(物品)にRFIDタグを取り付けて、アンテナから発信した電波によってRFIDタグのID情報を読み取ることで、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)の画面上で物品管理を行うことができるシステムである。
【0003】
特許文献1の「ボンベ保管庫」は、筐体内部が区画分けされており、各区画にはRFIDタグをつけたガスボンベが一列に並べて収容される。RFIDタグの情報を各区画に設けられたアンテナで読み取ることにより、各区画に収容されているガスボンベの情報をPC画面上で確認することができる。
これにより個々のガスボンベが保管庫内のどの区画に収容されているかを管理できるようになるので、取出しの際に対象とするガスボンベを保管庫内で探す手間が省け、効率的である。
【0004】
また、ケーブル型アンテナを用いたRFIDシステムによって物品管理を行う「物品管理装置」が特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7000615号公報
特開2022-032189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
RFIDシステムの電波は、金属面に当たると反射する性質がある。
ガスボンベ、及びガスボンベを収容する筐体は一般的に金属製であるので、ボンベ保管庫の筐体内部はRFID電波の乱反射が発生しやすい環境である。
【0007】
この反射波がアンテナから出力された電波に干渉すると、互いに打ち消しあって通信不可領域が発生する(以下、これを「NULL点」という)。筐体内でNULL点が多発すると、RFIDタグを安定して読み取ることができなくなるため、乱反射を抑制し、NULL点を低減することが求められている。
【0008】
乱反射を抑制するには、アンテナの電波出力を弱くすればよい。しかし、特許文献1のような平板状のアンテナを天井面に取り付ける場合、電波出力は、アンテナから最も遠い位置にあるRFIDタグを読み取り可能な強さに設定する必要があり、電波出力を弱くするとしても限界があった。
【0009】
また、特許文献2の物品管理装置においては、平板状のアンテナではなくケーブル型アンテナを用いることで、無線通信可能な領域を容易に変更できるようにしている。
しかし、前述したように、管理対象物がガスボンベの場合、対象物自体が金属製で、かつ、金属で囲われた空間内での管理となるため、RFIDシステムを使用するには厳しい環境である。
そのため、このような環境を前提としていない特許文献2では、電波の乱反射を防止して安定した管理ができるとは言えない。
【0010】
本発明は、かかる課題を解決するものであり、RFIDシステムを用い、金属製の筐体内でガスボンベを安定して保管管理できるボンベ保管管理庫を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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