TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025072825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183191
出願日2023-10-25
発明の名称カートリッジタンク
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 1/00 20060101AFI20250501BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】必ずしも接着剤を用いなくてもタンクの外周に配置でき、タンクの寸法のバラつきにも対応することができる断熱材層が具備されたカートリッジタンクを提供する。
【解決手段】タンク本体の外表面には断熱材層が設けられており、断熱材層は、断熱材からなるシート材を有し、シート材が筒状に形成されてなり、シート材は、タンク本体の軸線方向の端部において、筒状の軸方向に延び、周方向に並ぶ複数の切り込みが形成されることにより、周方向に並ぶ複数の小片が具備され、隣り合う小片の端部同士が重なることで筒状の開口が狭められている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機器に対して着脱可能なカートリッジタンクであって、
タンク本体の外表面には断熱材層が設けられており、
前記断熱材層は、断熱材からなるシート材を有し、前記シート材が筒状に形成されてなり、
前記シート材は、前記タンク本体の軸線方向の端部において、前記筒状の軸方向に延び、周方向に並ぶ複数の切り込みが形成されることにより、前記周方向に並ぶ複数の小片が具備され、
隣り合う前記小片の端部同士が重なることで前記筒状の開口が狭められている、
カートリッジタンク。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記周方向の一方向に隣接して順に並ぶ3つの前記小片を第一小片、第二小片、及び第三小片としたとき、前記第二小片は、前記第一小片の下側に入り込むように前記第一小片に重なり、かつ、前記第三小片の上側に入り込むように前記第三小片に重なるように配置される、請求項1に記載のカートリッジタンク。
【請求項3】
前記小片には穴が設けられており、複数の前記小片の前記穴に紐状の締結材を通すことで、複数の前記小片が締結される、請求項1又は2に記載のカートリッジタンク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はカートリッジタンクに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガスを貯蔵するタンクであって、タンク本体の外表面に、蓄熱材層が設けられ、蓄熱材層の外表面に衝撃記録層が設けられることが開示さている。この衝撃記録層は、タンクの最外層に設けられ、衝撃による変形を保持可能及び記録可能な断熱機能を有する断熱材層からなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-291906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特に比較的な小さいタンクでは断熱材をタンク外周全体に亘って配置する必要があるが、タンク外周全体に断熱材を貼り付ける場合、接着材による貼り付けを行うと作業性が悪化したり、タンクの全長や外径寸法バラツキのためにうまく断熱材を貼り付けることが難しかったりする。
【0005】
本開示では上記問題を鑑み、必ずしも接着剤を用いなくてもタンクの外周に配置でき、タンクの寸法のバラつきにも対応することができる断熱材層が具備されたカートリッジタンクを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は、機器に対して着脱可能なカートリッジタンクであって、タンク本体の外表面には断熱材層が設けられており、断熱材層は、断熱材からなるシート材を有し、シート材が筒状に形成されてなり、シート材は、タンク本体の軸線方向の端部において、筒状の軸方向に延び、周方向に並ぶ複数の切り込みが形成されることにより、周方向に並ぶ複数の小片が具備され、隣り合う小片の端部同士が重なることで筒状の開口が狭められている、カートリッジタンクを開示する。
【0007】
周方向の一方向に隣接して順に並ぶ3つの小片を第一小片、第二小片、及び第三小片としたとき、第二小片は、第一小片の下側に入り込むように第一小片に重なり、かつ、第三小片の上側に入り込むように第三小片に重なるように配置されるように構成できる。
【0008】
小片には穴が設けられており、複数の小片の穴に紐状の締結材を通すことで、複数の小片が締結されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、切り欠きにより形成された複数の小片の端部同士を重なり合わせることで、タンク本体の外径バラつき等に対応でき、必ずしも接着剤を用いなくてもタンクに断熱材を固定することが可能となり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1はカートリッジタンク10の構成を表す図である。
図2はタンク本体11のうち側端部12bに相当する部分の周囲を示した外観斜視図である。
図3はシート材15の態様を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
方法
20日前
トヨタ自動車株式会社
方法
17日前
トヨタ自動車株式会社
車両
24日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
24日前
トヨタ自動車株式会社
金型
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
24日前
トヨタ自動車株式会社
車両
17日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
9日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
25日前
トヨタ自動車株式会社
組電池
20日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
24日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
5日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
16日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
17日前
トヨタ自動車株式会社
判定装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
製造方法
25日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
16日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池セル
4日前
続きを見る