TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025025001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129425
出願日
2023-08-08
発明の名称
水素供給システム
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
F17C
11/00 20060101AFI20250214BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】水素利用装置の始動時に、水素利用装置に確実に水素を供給する。
【解決手段】水素供給システムOは、水素利用装置Cに供給するための水素を吸蔵する水素吸蔵合金11A,11Bと、水素吸蔵合金11A,11Bと水素利用装置Cとに接続される流路52と、流路52から供給された水素を貯留し、水素利用装置Cの始動時に水素利用装置Cに水素を供給する水素タンク70と、流路52と水素タンク70とに接続され、流路52から水素タンク70に水素を供給する流路72と、流路52と水素タンク70とに接続され、水素タンク70から流路52に水素を供給する流路73と、流路73に設けられ、水素タンク70から流路52への水素の流れを阻止する逆止弁75と、流路73に設けられ、水素利用装置Cの始動時に開弁して水素タンク70から流路52へ水素を供給する開閉弁76と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水素利用装置に供給するための水素を吸蔵する水素吸蔵合金と、
前記水素吸蔵合金と前記水素利用装置とに接続され、前記水素吸蔵合金から脱着された水素を前記水素利用装置に供給する第1供給流路と、
前記第1供給流路から供給された水素を貯留し、前記水素利用装置の始動時に前記水素利用装置に水素を供給する貯留容器と、
前記第1供給流路と前記貯留容器とに接続され、前記第1供給流路から前記貯留容器に水素を供給する第1接続流路と、
前記第1供給流路と前記貯留容器とに接続され、前記貯留容器から前記第1供給流路に水素を供給する第2接続流路と、
前記第1接続流路に設けられ、前記貯留容器から前記第1供給流路への水素の流れを阻止する逆止弁と、
前記第2接続流路に設けられ、前記水素利用装置の始動時に開弁して前記貯留容器から前記第1供給流路へ水素を供給する供給弁と、を備えた水素供給システム。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された水素供給システムであって、
前記第1接続流路に設けられ、前記貯留容器に貯留する水素を圧縮する圧縮機をさらに備えた水素供給システム。
【請求項3】
請求項1に記載された水素供給システムであって、
前記水素利用装置の稼働に伴う排熱で前記水素吸蔵合金を加熱する熱交換装置をさらに備えた水素供給システム。
【請求項4】
請求項1に記載された水素供給システムであって、
前記水素吸蔵合金に水素を供給するための第2供給流路と、
前記第2供給流路と前記貯留容器とに接続され、前記第2供給流路から前記貯留容器に水素を供給する第3接続流路と、をさらに備えた水素供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水素供給システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水素吸蔵合金が収容される水素吸蔵合金容器と、水素吸蔵合金との伝熱が行われる熱媒体が移動する熱媒体移動路と、熱媒体移動路で移動する熱媒体の温度調整を行う温度調整部とを備えた水素供給システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-35479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された発明では、ヒータによって水タンク内の水(熱媒体)を加熱して、その加熱された水によって水素吸蔵合金を加熱することで、水素吸蔵合金から水素を脱着している。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された発明において、例えば、燃料電池(水素利用装置)を始動する時に、停電などによってヒータを作動させる電源が確保できない状態になっている場合には、水素吸蔵合金を加熱できない。この結果、燃料電池に水素を供給することができず、燃料電池を始動できないおそれがある。
【0006】
本発明は、水素利用装置の始動時に、外部から電力供給を受けずとも、水素利用装置に水素を供給することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、水素利用装置に供給するための水素を吸蔵する水素吸蔵合金と、水素吸蔵合金と水素利用装置とに接続され、水素吸蔵合金から脱着された水素を水素利用装置に供給する第1供給流路と、第1供給流路から供給された水素を貯留し、水素利用装置の始動時に水素利用装置に水素を供給する貯留容器と、第1供給流路と貯留容器とに接続され、第1供給流路から貯留容器に水素を供給する第1接続流路と、第1供給流路と貯留容器とに接続され、貯留容器から第1供給流路に水素を供給する第2接続流路と、第1接続流路に設けられ、貯留容器から第1供給流路への水素の流れを阻止する逆止弁と、第2接続流路に設けられ、水素利用装置の始動時に開弁して貯留容器から第1供給流路へ水素を供給する供給弁と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水素利用装置の始動時に、外部から電力供給を受けずとも、水素利用装置に水素を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る水素供給システムが適用される水素エネルギーシステムSの概略図である。
図2は、本発明の実施形態に係る水素吸蔵合金の吸蔵量と水素貯蔵タンク内の圧力との関係を示す特性図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
鹿島建設株式会社
水素吸蔵システム
1日前
鹿島建設株式会社
水素供給システム
1日前
鹿島建設株式会社
風量測定ロボット
1日前
鹿島建設株式会社
褐藻の冷凍保存方法
1日前
鹿島建設株式会社
嫌気性バイオリアクタ
2日前
鹿島建設株式会社
補強構造および補強方法
1日前
個人
高齢者用スプレー缶残留ガス抜き具
5か月前
サムテック株式会社
蓄圧器ラック
4か月前
大阪瓦斯株式会社
ガス監視システム
5か月前
有限会社 両国設備
液体容器の加熱器
2か月前
トヨタ自動車株式会社
タンク
6か月前
川崎重工業株式会社
平底円筒タンク
5か月前
トヨタ自動車株式会社
タンク
5か月前
株式会社神戸製鋼所
ガス供給システム
2か月前
株式会社ハイドロネクスト
水素活用システム
5か月前
トヨタ自動車株式会社
高圧タンク
2か月前
株式会社三井E&S
燃料供給装置
3か月前
川崎重工業株式会社
液化ガス貯蔵タンク
29日前
川崎重工業株式会社
液化水素貯蔵タンク
22日前
大日本印刷株式会社
ガス充填容器
1か月前
川崎重工業株式会社
液化水素貯蔵タンク
22日前
川崎重工業株式会社
液化水素貯蔵タンク
6か月前
本田技研工業株式会社
タンクユニット
4か月前
那須電機鉄工株式会社
水素吸蔵合金タンク
29日前
イビデンケミカル 株式会社
水素貯蔵容器
3か月前
トヨタ自動車株式会社
水素供給装置
6か月前
株式会社タツノ
充填ノズル
2か月前
豊田合成株式会社
圧力容器
4か月前
豊田合成株式会社
圧力容器
4か月前
トヨタ自動車株式会社
タンク支持構造体
5か月前
トヨタ自動車株式会社
タンクの保持構造
4か月前
株式会社FTS
圧力容器
6か月前
トヨタ自動車株式会社
タンクモジュール
6か月前
トヨタ自動車株式会社
ガス供給システム
3か月前
川崎重工業株式会社
再液化装置
1か月前
豊田合成株式会社
ガス貯留装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る