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公開番号2024115094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023020572
出願日2023-02-14
発明の名称水素供給装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 9/00 20060101AFI20240819BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】簡易な構成で、液体水素を適切に昇圧可能な水素供給装置を提供する。
【解決手段】液体水素を貯蔵する液体水素タンクと、液体水素タンクの内部に配置され、液体水素を昇圧し外部に供給する水素供給手段と、を備える、水素供給装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
液体水素を貯蔵する液体水素タンクと、
前記液体水素タンクの内部に配置され、前記液体水素を昇圧し外部に供給する水素供給手段と、を備える、
水素供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本願は水素供給装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、液体水素を貯蔵するリザーバタンクと、リザーバタンクの液体水素を昇圧し外部に供給するクライオポンプ又はコンプレッサと、を備える、装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０１３－５０４０１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
液体水素タンクは通常１ＭＰａ以下の圧力で運用されている。これは、液体水素タンクは低圧で運用するほど、放置可能時間が長くなるためである。これに対し、水素を燃料として使用するパワートレーン（水素エンジン、燃料電池など）は、通常１ＭＰａ以上の圧力が要求される。そのため、液体水素タンクからパワートレーンに対し水素を供給する場合、ポンプ等を用いて水素の圧力を必要値まで上昇させる必要がある。特許文献１の装置は、このような理由でタンクの外部にポンプを設置している。
【０００５】
しかしながら、ポンプの温度が液体水素よりも高いと、ポンプ内に温度分布の偏りが生じ、ポンプ摺動部のシール性を確保することが難しくなり、結果的に目的の圧力に昇圧することができなくなる懸念がある。この懸念を解消するためには、ポンプの温度を液体水素温度以下に維持する必要があるが、これを実現するためには専用の部材が必要になり、装置構成が複雑化する問題がある。
【０００６】
そこで、本開示の主な目的は、上記実情を鑑み、簡易な構成で、液体水素を適切に昇圧可能な水素供給装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の第１態様は、液体水素を貯蔵する液体水素タンクと、液体水素タンクの内部に配置され、液体水素を昇圧し外部に供給する水素供給手段と、を備える、水素供給装置である。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の水素供給装置によれば、簡易な構成で、液体水素を適切に昇圧可能な水素供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
水素供給装置１００の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本開示の水素供給装置について、一実施形態である水素供給装置１００を用いて説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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