TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024149980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063176
出願日
2023-04-10
発明の名称
バラン回路および半導体装置
出願人
ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人
個人
主分類
H03H
7/42 20060101AFI20241016BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】送信動作時と受信動作時とでバラン回路に含まれるインダクタのインダクタンス値を変更する。
【解決手段】
バラン回路Baは、送信機および受信機が接続される共通のアンテナ端子TAと、送信機との間に配置される。バラン回路Baは、一端または両端が送信機に接続されたインダクタL1と、受信機の入力ノードN1と、グランドまたは第1のバイアス電源との間に配置されたインダクタL2とを備える。インダクタL2は、インダクタL1と相互インダクタンスを有するインダクタを含む。インダクタL2は、可変インダクタである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
送信機および受信機が接続される共通のアンテナ端子と、前記送信機との間に配置されたバラン回路であって、
一端または両端が前記送信機に接続された第1のインダクタと、
前記受信機の入力ノードと、グランドまたは第1のバイアス電源との間に配置された第2のインダクタと
を備え、
前記第2のインダクタは、前記第1のインダクタと相互インダクタンスを有するインダクタを含み、
前記第2のインダクタは、可変インダクタである
バラン回路。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記送信機および前記受信機が互いに排他的に動作する
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項3】
前記第1のインダクタの他端が、前記グランドまたは第2のバイアス電源に接続される
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項4】
前記第2のインダクタのインダクタンス値が、受信動作時と送信動作時とで異なる
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項5】
受信動作時の前記第2のインダクタのインダクタンス値は、送信動作時の前記第2のインダクタのインダクタンス値より大きい
請求項4に記載のバラン回路。
【請求項6】
前記受信機の初段に設けられた低雑音増幅器をさらに備え、
前記低雑音増幅器は、ゲート接地型の増幅回路である
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項7】
前記第2のインダクタは、前記第1のインダクタと相互インダクタンスを有する二次側インダクタ、および前記二次側インダクタに直列接続されたチョークコイルを含み、
前記チョークコイルに並列に接続されたスイッチが、受信動作時にはオフ状態に制御され、かつ、送信動作時にはオン状態に制御される
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項8】
受信動作時の前記二次側インダクタのインダクタンス値は、送信動作時の前記二次側インダクタのインダクタンス値より小さい
請求項7に記載のバラン回路。
【請求項9】
前記第1のインダクタに並列に接続された可変インピーダンスをさらに備え、
前記二次側インダクタのインダクタンス値は、前記可変インピーダンスによって変更される
請求項8に記載のバラン回路。
【請求項10】
前記アンテナ端子と前記入力ノードとの間に配置されたインピーダンス整合回路をさらに備える
請求項1に記載のバラン回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はバラン回路および半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、受信用の低雑音増幅器と送信用のパワーアンプとが共通のアンテナ端子に接続されたRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)に関する技術が記載されている。送信専用のインピーダンス整合回路に含まれる2つの容量素子の容量値を変えることで、高周波信号の損失が低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-88707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のRFICが送信専用のインピーダンス整合回路を備えない場合、送信時の損失を抑えつつ、受信性能の低下を防ぐことが難しい。
【0005】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施の形態によるバラン回路は、送信機および受信機が接続される共通のアンテナ端子と、前記送信機との間に配置されたバラン回路であって、
一端または両端が前記送信機に接続された前記第1のインダクタと、
前記受信機の入力ノードと、グランドまたは第1のバイアス電源との間に配置された第2のインダクタと
を備え、
前記第2のインダクタは、前記第1のインダクタと相互インダクタンスを有するインダクタを含み、
前記第2のインダクタは、可変インダクタである。
【0007】
一実施の形態による半導体装置は、送信機の最終段に設けられたパワーアンプと、
受信機の初段に設けられた低雑音増幅器と、
前記パワーアンプおよび低雑音増幅器が接続される共通のアンテナ端子と、前記パワーアンプとの間に配置されたバラン回路と
を備え、
前記バラン回路は、
一端または両端が前記送信機に接続された前記第1のインダクタと、
前記受信機の入力ノードと、グランドまたは第1のバイアス電源との間に配置された第2のインダクタと
を備え、
前記第2のインダクタは、前記第1のインダクタと相互インダクタンスを有するインダクタを含み、
前記第2のインダクタは、可変インダクタである。
【発明の効果】
【0008】
前記一実施の形態によれば、送信動作時と受信動作時とでバラン回路に含まれるインダクタのインダクタンス値を変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態1の変形例にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態2にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態2の変形例にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態3にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態3の変形例にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態4にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態4の第1の変形例にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態4の第2の変形例にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
実施形態4の第3の変形例にかかる半導体装置の構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
エイブリック株式会社
半導体装置
1か月前
日本電波工業株式会社
圧電発振器
1か月前
日本電波工業株式会社
水晶発振器
12日前
太陽誘電株式会社
電子部品
1か月前
日本電波工業株式会社
圧電デバイス
2か月前
日本電波工業株式会社
発振器
1か月前
日本電波工業株式会社
圧電デバイス
2か月前
アズビル株式会社
HART通信装置
2か月前
ローム株式会社
オペアンプ回路
1か月前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
株式会社大真空
圧電振動デバイス
1か月前
日東電工株式会社
BAWフィルタ
1か月前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
1か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
1か月前
株式会社村田製作所
高周波増幅回路
1か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
1か月前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
24日前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
24日前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
24日前
株式会社デンソー
スイッチ回路
1か月前
太陽誘電株式会社
電子部品およびその製造方法
1か月前
三菱電機株式会社
周波数変換回路
24日前
株式会社ベックス
移相回路
10日前
セイコーエプソン株式会社
発振器
24日前
セイコーエプソン株式会社
発振器
12日前
株式会社NTTドコモ
歪補償回路
1か月前
ローム株式会社
発振回路
1か月前
ミツミ電機株式会社
ハイブリッド型ADC
1か月前
住友電気工業株式会社
アウトフェージング増幅器
1か月前
ローム株式会社
発振回路、半導体集積回路
1か月前
ローム株式会社
発振回路、半導体集積回路
1か月前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
1か月前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
1か月前
オムロン株式会社
センサ及び検出方法
1か月前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
1か月前
株式会社三社電機製作所
ゲートドライブ回路
10日前
続きを見る
他の特許を見る