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公開番号
2024148033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060913
出願日
2023-04-04
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
G09F
9/33 20060101AFI20241009BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】表示装置の性能を向上させる。
【解決手段】表示装置DSP1は、LED素子(無機発光ダイオード素子)20の第1電極と電気的に接続されている端子TM1と、LED素子20の電極20E2と電気的に接続されている端子TM2と、を有している。平面視において、端子TM1はLED素子20と重なる位置に配置され、端子TM2は、LED素子20の周囲を連続的に囲むように配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面に配置された第1電極、および前記第1主面の反対側の第2主面に配置された第2電極を有している第1無機発光ダイオード素子と、
前記第1電極と電気的に接続されている第1端子と、
前記第2電極と電気的に接続されている第2端子と、
前記第1端子、前記第1無機発光ダイオード素子、および前記第2端子を覆う第1絶縁層と、
前記第1絶縁層の上に配置され、前記第1無機発光ダイオード素子の前記第2電極、および前記第2端子のそれぞれと電気的に接続されている第1導体パターンと、
を有し、
平面視において、
前記第1端子は前記第1無機発光ダイオード素子と重なる位置に配置され、
前記第2端子は、前記第1無機発光ダイオード素子の周囲を連続的に囲むように配置されている、表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第2端子は、第1金属層に覆われ、
平面視において、前記第1金属層は、前記第1無機発光ダイオード素子の周囲を連続的に囲むように配置されている、表示装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記第1端子および前記第2端子は、第2絶縁層の第1面の上に配置され、
前記第2絶縁層の第1面を基準面とすると、前記第1金属層の頂部の前記基準面からの高さは、前記第1無機発光ダイオード素子の発光層の前記基準面からの高さよりも高い、表示装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記第1金属層の頂部の前記基準面からの高さは、前記第1無機発光ダイオード素子の前記第2主面の前記基準面からの高さ以下である、表示装置。
【請求項5】
請求項2において、
前記第1端子および前記第2端子は、第2絶縁層の第1面の上に配置され、
前記第1金属層の頂部から前記第2端子までの距離は、前記第2端子の厚さよりも大きい、表示装置。
【請求項6】
請求項2において、
前記第1金属層は、前記第1絶縁層を介して前記第1無機発光ダイオード素子と対向する第1側面を有し、
前記第1側面は曲面を成す、表示装置。
【請求項7】
請求項2において、
前記第1端子と前記第1無機発光ダイオード素子の前記第1電極との間には、バンプ電極が形成され、前記第1端子は、前記バンプ電極を介して前記第1電極と電気的に接続され、
前記バンプ電極を構成する材料は、少なくとも一部に前記第1金属層を構成する材料と同一の材料を含んでいる、表示装置。
【請求項8】
請求項2において、
平面視において、前記第1金属層は、円環形状を成す、表示装置。
【請求項9】
請求項1において、
前記第1主面、前記第2主面、前記第1電極、および前記第2電極を有している第2無機発光ダイオード素子と、
前記第2無機発光ダイオード素子の前記第1電極と電気的に接続されている第3端子と、
を更に有し、
前記第2端子は、前記第2無機発光ダイオード素子の前記第2電極と電気的に接続され、
平面視において、
前記第3端子は前記第2無機発光ダイオード素子と重なる位置に配置され、
前記第2端子は、第1開口部および前記第1開口部と離間している第2開口部を有し、
前記第1無機発光ダイオード素子は、前記第1開口部内に配置され、
前記第2無機発光ダイオード素子は、前記第2開口部内に配置されている、表示装置。
【請求項10】
請求項8において、
前記第2端子は、金属層に覆われ、
平面視において、前記金属層は、前記第1無機発光ダイオード素子の周囲を連続的に囲むように配置されている、表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
表示装置として、基板上に、自発光素子である発光ダイオード素子が行列上に配列されたLED(Light Emitting Diode)表示装置がある。例えば、特開2021-48373号公報(特許文献1)には、マイクロLEDの周囲に金属層が配置された表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-48373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
LED表示装置は、基板上に搭載された複数のLED素子を光源として利用する。複数のLED素子のそれぞれは、周囲の全方位に向かって光を出射する。表示装置の消費電力を向上させる観点からは、LED素子から基板の方向に向かって出射される光を表示装置の前面側に向かって反射させる事が好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である表示装置は、第1主面に配置された第1電極、および前記第1主面の反対側の第2主面に配置された第2電極を有している第1無機発光ダイオード素子と、前記第1電極と電気的に接続されている第1端子と、前記第2電極と電気的に接続されている第2端子と、前記第1端子、前記第1無機発光ダイオード素子、および前記第2端子を覆う第1絶縁層と、前記第1絶縁層の上に配置され、前記第1無機発光ダイオード素子の前記第2電極、および前記第2端子のそれぞれと電気的に接続されている第1導体パターンと、を有している。平面視において、前記第1端子は前記第1無機発光ダイオード素子と重なる位置に配置され、前記第2端子は、前記第1無機発光ダイオード素子の周囲を連続的に囲むように配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一実施形態である表示装置の構成例を示す平面図である。
図1に示す画素周辺の回路の構成例を示す回路図である。
図1に示す表示装置の複数の画素のそれぞれに配置されるLED素子の周辺構造の一例を示す透過拡大平面図である。
図3に示す3つの画素(副画素)のうちの一つをさらに拡大して示す透過拡大平面図である。
図4のA-A線に沿った拡大断面図である。
図5に示すLED素子から出射した光の進行方向を模式的に示す拡大断面図である。
図6に対する変形例を示す拡大断面図である。
図7に示す表示装置の透過拡大平面図である。
図8のB-B線に沿った拡大断面図である。
図8に対する変形例を示す透過拡大平面図である。
図4に対する変形例を示す透過拡大平面図である。
図11のC-C線に沿った拡大断面図である。
図11に対する変形例を示す透過拡大平面図である。
図13のD-D線に沿った拡大断面図である。
表示装置の製造方法の一例を示すフロー図である。
図15に示す第1金属層形成工程を示す拡大断面図である。
図15に示す第1メッキ工程を示す拡大断面図である。
図15に示す第2メッキ工程を示す拡大断面図である。
図15に示す第2金属層形成工程を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一または関連する符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0008】
以下の実施の形態では、複数の無機発光素子を用いた表示装置の例として、複数のマイクロLED素子を備えるマイクロLED表示装置を取り上げて説明する。マイクロLED素子は、一般的なLED素子と比較して素子のサイズ(外径寸法)が小さいので、高精細な画像を表示できるというメリットがある。
【0009】
なお、自発光素子である発光ダイオード素子として、有機発光ダイオード素子(OLED:Organic Light-Emitting Diode)がある。以下の実施の形態で説明する無機発光ダイオード素子(マイクロLED素子)は、有機発光ダイオード素子とは区別される。無機発光ダイオード素子を用いた表示装置の場合、有機発光ダイオード素子を用いた表示装置と比較してLED素子の信頼性が高いので、高輝度化が要求される用途での利用が期待されている。
【0010】
<表示装置>
まず、本実施の形態の表示装置であるマイクロLED表示装置の構成例について説明する。図1は、一実施形態である表示装置の構成例を示す平面図である。図1では、表示領域DAと周辺領域PFAとの境界、制御回路5、駆動回路6、および複数の画素PIXのそれぞれを二点鎖線で示している。図2は、図1に示す画素周辺の回路の構成例を示す回路図である。なお、図2に示す画素回路PCは、図1に示す一つの画素PIXに対応する等価回路の一例を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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