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公開番号2024145371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057694
出願日2023-03-31
発明の名称監視システム
出願人セコム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 13/196 20060101AFI20241004BHJP(信号)
要約【課題】入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない状態で利用者の顔が撮像された場合に、利用者を適切に認証する監視システムを提供する。
【解決手段】監視システム1は、監視エリアへの侵入を監視する監視システム1であって、監視エリアに配置され、侵入を検知するセンサ30と、登録者の登録顔画像をあらかじめ記憶する記憶部13と、監視エリアにおける警備モードを設定する操作を受け付ける受付手段24と、利用者の顔を撮像して入力顔画像を取得する撮像部15と、登録顔画像と入力顔画像とを照合して利用者を認証する認証手段23とを有し、認証手段23は、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定し、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合、警備モードを設定する操作の内容に応じて、認証における認証基準を異ならせる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
監視エリアへの侵入を監視する監視システムであって、
前記監視エリアに配置され、前記侵入を検知するセンサと、
登録者の登録顔画像をあらかじめ記憶する記憶部と、
前記監視エリアにおける警備モードを設定する利用者の操作を受け付ける受付手段と、
前記利用者の顔を撮像して入力顔画像を取得する撮像部と、
前記登録顔画像と前記入力顔画像とを照合して利用者を認証する認証手段と、を有し、
前記認証手段は、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定し、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合、前記警備モードを設定する操作の内容に応じて、前記認証における認証基準を異ならせる、
ことを特徴とする監視システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記認証手段は、前記入力顔画像の輝度分布に基づいて、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定する、請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記利用者の顔を撮像するときの照度を検出する照度検出手段を更に有し、
前記認証手段は、前記照度に基づいて、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定する、請求項1に記載の監視システム。
【請求項4】
前記認証手段は、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合において、前記監視エリアの警備状態をセットする操作が行われた場合の前記認証基準が、前記監視エリアの警備状態を解除する操作が行われた場合の前記認証基準よりも緩くなるように、前記認証基準を設定する、請求項1~3の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項5】
前記記憶部は、前記監視エリアにおける利用者の在否情報を記憶し、
前記認証手段は、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合において、前記在否情報に基づき、前記操作前から前記監視エリア内に存在した在宅者により操作が行われた場合の前記認証基準が、前記監視エリア外から進入した入室者により操作が行われた場合の前記認証基準よりも緩くなるように、前記認証基準を設定する、請求項1~3の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項6】
前記認証手段は、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合において、前記警備モードを切り替える操作が行われた場合の前記認証基準が、前記センサによる前記侵入の検知をキャンセルする操作が行われた場合の前記認証基準よりも緩くなるように、前記認証基準を設定する、請求項1~3の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項7】
前記認証手段は、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合において、前記センサが前記侵入を検知した場合、前記認証基準を緩くする設定を行わない、請求項1~3の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項8】
前記認証手段は、前記入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合において、利用者が前記登録者である蓋然性が高い場合、前記認証基準を緩くする設定を行う、請求項1~3の何れか一項に記載の監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、センサを用いて住居等の施設への侵入を監視し、侵入があった場合に警備センタに通報する警備装置が知られている。このような警備装置では、各種認証方式により認証対象者があらかじめ登録された人物であるか否かを判定して、警備装置の警備状態を設定する。
【0003】
特許文献1には、入退管理システムにおける利用者の認証において、顔認証を用いるものであって、取得された入力顔画像とあらかじめ登録されている顔画像とを照合する場合、照合端末装置の周辺の明るさ情報を取得し、取得した明るさ情報に基づき、認証用閾値を変更する技術が記載される。特許文献1に記載される技術では、照合端末装置の周辺の明るさ情報に基づき、認証用閾値を変更することで、精度が高い人物認証を行なうことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-176304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載される技術では、照合端末装置の周辺の明るさ情報に基づき、認証用閾値を一律に変更するので、照合端末装置の周辺が暗いときに認証閾値が下げられ、なりすましによる認証がされ易くおそれがある。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するものであり、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない状態で利用者の顔が撮像された場合に、利用者を適切に認証することができる監視システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る監視システムは、監視エリアへの侵入を監視する監視システムであって、監視エリアに配置され、侵入を検知するセンサと、登録者の登録顔画像をあらかじめ記憶する記憶部と、監視エリアにおける警備モードを設定する操作を受け付ける受付手段と、利用者の顔を撮像して入力顔画像を取得する撮像部と、登録顔画像と入力顔画像とを照合して利用者を認証する認証手段とを有し、認証手段は、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定し、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合、警備モードを設定する操作の内容に応じて、認証における認証基準を異ならせる。
【0008】
さらに、本発明に係る監視システムでは、認証手段は、入力顔画像の輝度分布に基づいて、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定することが好ましい。
【0009】
さらに、本発明に係る監視システムは、利用者の顔を撮像するときの照度を検出する照度検出手段を更に有し、認証手段は、照度に基づいて、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好であるか否かを判定することが好ましい。
【0010】
さらに、本発明に係る監視システムでは、入力顔画像を撮像したときの明るさが良好でない場合において、監視エリアの警備状態をセットする操作が行われた場合の認証基準が、監視エリアの警備状態を解除する操作が行われた場合の認証基準よりも緩くなるように、認証基準を設定することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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