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公開番号2025004829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104681
出願日2023-06-27
発明の名称運転支援装置及び運転支援方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250108BHJP(信号)
要約【課題】様々な身体部位で発生し得る痙攣などの継続性を有する変動を検出し、検出した変動に応じた運転支援を実施することを可能にする。
【解決手段】挙動検出部11は、車両の乗員の身体挙動を検出する。判定部12は、身体挙動が、継続性変動を含むか否かを判定する。部位特定部13は、継続性変動があった身体の部位を特定する。履歴管理部14は、特定された部位を履歴として管理する。運転支援部15は、特定された部位と履歴にある部位とが一致する場合と、一致しない場合とで、支援の内容を異ならせた運転支援を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員の身体挙動を検出する挙動検出部と、
前記身体挙動が、継続性変動を含むか否かを判定する判定部と、
前記継続性変動があった身体の部位を特定する部位特定部と、
前記特定された部位を履歴として管理する履歴管理部と、
前記特定された部位と前記履歴にある部位とが一致する場合と、一致しない場合とで、支援の内容を異ならせた運転支援を行う運転支援部と、
を備える運転支援装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記運転支援部は、
前記特定された部位と前記履歴にある部位とが一致する場合は運転支援を行い、
前記特定された部位と前記履歴にある部位とが一致しない場合は、前記継続性変動が継続した期間が第1のしきい値以上であるか、又は前記継続性変動の変動量が第2のしきい値以上である場合に運転支援を行う、
請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記特定された部位と一致する、前記履歴に含まれる継続性変動が発生した件数が多いほど、前記第1のしきい値又は前記第2のしきい値を短く又は小さくするよう変更するしきい値設定部を更に有する、
請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記運転支援部は、前記特定された部位に基づいて運転支援の内容を選択する、請求項1又は2に記載の運転支援装置。
【請求項5】
車両の乗員の身体挙動を検出し、
前記身体挙動が、継続性変動を含むか否かを判定し、
前記継続性変動があった身体の部位を特定し、
前記特定された部位を履歴として管理し、
前記特定された部位と前記履歴にある部位とが一致する場合と、一致しない場合とで、支援の内容を異ならせた運転支援を行うことを有する運転支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置及び運転支援方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
関連技術として、特許文献1は、警告情報通知装置を開示する。警告情報通知装置は、シートベルトの動きを示す物理量の時系列データを取得する。警告情報通知装置は、所定のしきい値以上の物理量が取得された場合、所定の期間において取得された物理量を解析し、物理量の周波数成分を特定する。警告情報通知装置は、特定した周波数成分が所定の周波数以上の周波数成分を含む場合、警告情報を出力する。
【0003】
例えば、ドライバがステアリングホイールから手を離し、ステアリングホイールに覆いかぶさるように倒れて痙攣したとする。その場合、シートベルトは、ドライバが正常な状態の場合に比べて、長く伸びる。また、シートベルトは、ドライバが痙攣していることにより振動する。ドライバがてんかんや心疾患を発症したとき、ドライバの体は痙攣する。警告情報通知装置は、ドライバがてんかんや心疾患によって倒れて痙攣していることを、ドライバが前のめりに倒れた後、シートベルトが振動していることで判定し、警告情報を通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-70873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
てんかんの症状の一例は、発作の前兆となる痙攣が、同一人物であれば身体の同じ箇所に起きる。この症状は数秒で収まることがあり、運転者は、自覚はあっても運転に支障がないとして運転をやめないことがある。また、運転者は、症状が収まったことから、医者に行かないことがある。
【0006】
特許文献1に記載の警告情報通知装置は、シートベルト動きによって痙攣を判定し、警告情報を通知する。しかしながら、痙攣する部位は個人ごとに異なるため、シートベルトの動きで痙攣が検出できない可能性がある。また、特許文献1では、シートベルトが震えていれば痙攣と判断され、警告情報が通知される。このため、風圧などでシートベルトが震えた場合に、誤検出のおそれがある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、様々な身体部位で発生し得る痙攣などの継続性を有する変動を検出し、検出した変動に応じた運転支援を実施できる運転支援装置及び運転支援方法を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1の態様として、車両の乗員の身体挙動を検出する挙動検出部と、前記身体挙動が、継続性変動を含むか否かを判定する判定部と、前記継続性変動があった身体の部位を特定する部位特定部と、前記特定された部位を履歴として管理する履歴管理部と、前記特定された部位と前記履歴にある部位とが一致する場合と、一致しない場合とで、支援の内容を異ならせた運転支援を行う運転支援部とを含む運転支援装置を提供する。
【0009】
また、本発明は、第2の態様として、車両の乗員の身体挙動を検出し、前記身体挙動が、継続性変動を含むか否かを判定し、前記継続性変動があった身体の部位を特定し、前記特定された部位を履歴として管理し、前記特定された部位と前記履歴にある部位とが一致する場合と、一致しない場合とで、支援の内容を異ならせた運転支援を行うことを含む運転支援方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、様々な身体部位で発生し得る痙攣などの継続性を有する変動を検出し、検出した変動に応じた運転支援を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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