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公開番号2024145338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057643
出願日2023-03-31
発明の名称表示装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G09F 9/00 20060101AFI20241004BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ディスプレイサイズの自由度が向上する表示装置を提供する。
【解決手段】
座席に搭載される表示装置である。当該表示装置は、可撓性のディスプレイと、ディスプレイの巻き取りが可能なリールと、ディスプレイを支持する支持部と、ディスプレイ及び支持部を収納できる収納部と、を有する。また、当該表示装置は、ディスプレイと、支持部と、が所定の収納部に収納される収納状態と、座席に着座する使用者を囲うようにディスプレイ及び支持部が展開される展開状態とに変形可能に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
座席に搭載される表示装置であって、
可撓性のディスプレイと、
前記ディスプレイの巻き取りが可能なリールと、
前記ディスプレイを支持する支持部と、
前記ディスプレイ及び前記支持部を収納できる収納部と、
を有し、
前記ディスプレイと前記支持部とが前記収納部に収納される収納状態と、前記座席に着座する使用者を囲うように前記ディスプレイ及び前記支持部が展開される展開状態とに変形可能である、
表示装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記リールを回転させる駆動部を更に備え、
前記収納部は、前記ディスプレイの少なくとも一部と、前記支持部と、前記リールと、前記駆動部とを収納する筐体であり、
前記収納状態から前記展開状態へ移行する際に、前記駆動部は、前記リールを回転させることにより、前記リールから前記ディスプレイを送り出す、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記支持部は、湾曲した複数のフレームで構成され、
前記複数のフレームは、前記収納状態から前記展開状態へ移行する際に、延伸するように展開される、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記筐体は、前記座席のヘッドレストと一体に形成され、
前記収納状態から前記展開状態に移行する際に、前記支持部及び前記ディスプレイは、前記ヘッドレストの側面部から展開される、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記座席のヘッドレストの左右にそれぞれ備えられ、
前記収納状態において、前記ディスプレイの左右の領域がそれぞれ前記筐体内の前記リールに巻き取られ、
前記収納状態から前記展開状態に移行する際に、前記ディスプレイは、前記筐体から送り出された後、前記ヘッドレストと前記筐体との接続部を回転軸として前記使用者の上方を旋回して前方へ降下する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記展開状態において、前記ディスプレイは、前記使用者の正面と側面に配置される、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記展開状態において、前記ディスプレイが曲面に形成される、
請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車室内の座席に簡単な構造により設け、後部座席等の乗員の邪魔とならない設置状態とすることができるようにすることを目的とした車載用表示装置が提案されていた(例えば、特許文献1)。この技術では、車室内の座席のヘッドレストの一部に、上方に開口部を有する表示装置用の収納空間を設ける。この収納空間内に収納可能な表示装置と、この表示装置を一端側に保持し基端部が前記収納空間内の一部に軸支される支軸上に設けられる揺動アームとを設ける。この揺動アームの前記支軸回りでの揺動動作によって、前記表示装置を、収納空間内での収納位置とヘッドレストの側方に引き出すことにより座席の背面側から視認可能な視認位置とに姿勢変更可能に構成する。また、揺動アームを支軸回りで揺動駆動する電動モーターを含む電動駆動部を、必要に応じてヘッドレスト内部に設ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-138642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヘッドレストに表示装置を搭載する場合、一般的に表示領域の大きさが制限される。
【0005】
本開示の技術は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車室内の座席に搭載される表示装置について、表示領域の大きさの自由度を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の技術は以下の構成を採用した。即ち、本開示に係る技術の一側面としての表示装置は、座席に搭載される表示装置である。当該表示装置は、可撓性のディスプレイと、ディスプレイの巻き取りが可能なリールと、ディスプレイを支持する支持部と、ディスプレイ及び支持部を収納できる収納部と、を有する。また、当該表示装置は、ディスプレイと、支持部と、が所定の収納部に収納される収納状態と、座席に着座する使用者を囲うようにディスプレイ及び支持部が展開される展開状態とに変形可能に形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車室内の座席に搭載される表示装置について、表示領域の大きさの自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る表示装置の収納状態における概略図である。
図2は、実施形態1に係る表示装置の移行状態を説明するための概略図である。
図3は、実施形態1に係る表示装置の展開状態における概略図である。
図4は、実施形態1に係る表示装置の動作のフローチャートである。
図5は、実施形態1の変形例1に係る表示装置の収納状態における概略図である。
図6は、実施形態1の変形例1に係る表示装置の展開状態における概略図である。
図7は、実施形態2に係る表示装置の収納状態における概略図である。
図8は、実施形態2に係る表示装置の移行状態を説明するための概略図である。
図9は、実施形態2に係る表示装置の展開状態における概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は、一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲内で、適宜、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本開示は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
【0010】
<実施形態1>
図1は、収納状態の表示装置1を備える座席2を前側から眺めた状態の概略構造を示している。図2は、実施形態に係る表示装置1が、収納状態から展開状態に移行する際の移行状態を説明するための概略図である。図3は、実施形態に係る表示装置1の展開状態における概略図であり、後側から座席2を視ている。座席2は、例えば自動車である車両の車室内に設置される。また、座席2は、ヘッドレスト21と、背面22と、座面23とを含んでいる。本実施形態では、座席2は、例えば助手席や後部座席のような、運転者以外の搭乗者用が着座する座席として用いられる。また、本実施形態では、座席2に着座する使用者に対し自席から展開されるように、座席2には表示装置1が設けられている。便宜上、図1において矢印で示すように、表示装置1が備えられる座席2のヘッドレスト21側を上側、座面23側を下側とする。さらに、表示装置1が備えられる座席2に、使用者が背中を背もたれ(背面22)にもたせかけて着座した際の、使用者の腹側を前側、使用者の背面側を後側、使用者の右側を右側、使用者の左側を左側、とする。なお、上側、下側、前側、後側、右側、左側とは表示装置の各要素における相対的な位置関係を示すものに過ぎない。
(【0011】以降は省略されています)

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