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公開番号
2024113259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-22
出願番号
2023018111
出願日
2023-02-09
発明の名称
表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G09F
9/00 20060101AFI20240815BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】 発電効率を向上させることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 情報を表示可能な表示エリアD1を有する表示部10と、表示部10を視認する視認者側から見たときに、表示部10の視認者側に設けられる光透過性の基板41とを備え、基板41には少なくとも表示エリアD1に対応する対応領域S1に可視光を透過可能な1つ以上の太陽電池素子42が設けられている。また、太陽電池素子42は基板41の反視認者側に複数設けられ、複数の太陽電池素子42は、対応領域S1と、この対応領域S1とは異なる位置にある非対応領域S2とに設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
情報を表示可能な表示エリアを有する表示部と、
前記表示部を視認する視認者側から見たときに、前記表示部の前記視認者側に設けられる光透過性の基板とを備え、
前記基板には少なくとも前記表示エリアに対応する対応領域に可視光を透過可能な1つ以上のソーラーセルが設けられていることを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記ソーラーセルは、前記基板の前記視認者側とは反対側となる反視認者側に複数設けられ、
複数の前記ソーラーセルは、前記対応領域と、前記対応領域とは異なる位置にある非対応領域とに設けられることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
複数の前記ソーラーセルのうち少なくとも1つは、前記対応領域と前記非対応領域とを跨ぐように設けられることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記非対応領域に設けられる前記ソーラーセルの前記反視認者側に可視光を透過不可能な不透過部を形成したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
前記基板の前記視認者側に設けられる保護部材をさらに備え、
前記保護部材には、前記視認者側から前記表示部を視認したときの正面視において、前記非対応領域と重なる位置に赤外光を透過可能な赤外光透過部が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報を表示可能な表示部を備えた表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、情報を表示可能な表示エリアを有する表示部と、この表示部を視認するユーザ側(視認者側)から見たときに、空気層を介して表示部のユーザ側に設けられるソーラーパネル(基板)とを備え、ソーラーパネルには前記表示エリアに対応する対応領域とは異なる位置にある非対応領域(つまり表示エリア外)に複数のソーラーセルが設けられた構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-230026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような表示装置を自動二輪車に搭載された二輪車用計器に適用し、且つ、前記情報として多くの情報を前記表示エリアに表示させる場合、前記表示エリアの表示面積が大きくなることが想定される。一方で、二輪車用計器は大気中に晒され易い環境下に設置されることから、コンパクトな二輪車用計器を提供することが望まれている。すると、これらを両立させようとした場合、表示エリア外に設けられるソーラーセルの設置エリアがより狭くなることが考えられ、発電効率が低下するという問題がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、発電効率を向上させることが可能な表示装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、情報を表示可能な表示エリアを有する表示部と、前記表示部を視認する視認者側から見たときに、前記表示部の前記視認者側に設けられる光透過性の基板とを備え、前記基板には少なくとも前記表示エリアに対応する対応領域に可視光を透過可能な1つ以上のソーラーセルが設けられていることを特徴とする。
【0006】
また本発明は、前記ソーラーセルは、前記基板の前記視認者側とは反対側となる反視認者側に複数設けられ、複数の前記ソーラーセルは、前記対応領域と、前記対応領域とは異なる位置にある非対応領域とに設けられることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、複数の前記ソーラーセルのうち少なくとも1つは、前記対応領域と前記非対応領域とを跨ぐように設けられることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記非対応領域に設けられる前記ソーラーセルの前記反視認者側に可視光を透過不可能な不透過部を形成したことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記基板の前記視認者側に設けられる保護部材をさらに備え、前記保護部材には、前記視認者側から前記表示部を視認したときの正面視において、前記非対応領域と重なる位置に赤外光を透過可能な赤外光透過部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所期の目的を達成でき、発電効率を向上させることが可能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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