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公開番号2024124248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032261
出願日2023-03-02
発明の名称表示装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240905BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ガラスなどで構成された透明カバーの破損抑制と表示品位の確保とを両立可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置1は、表示パネル4が貼り付けられた透明カバー2が、表示パネルと向き合う筐体6に取り付けられると共に、透明カバー2および筐体6よりも剛性が低い材料で構成された衝撃吸収体9を備える。透明カバー2および表示パネル4は、可撓性を有する。透明カバー2は、衝撃吸収体9は、表示パネル4よりも筐体6の側である後方に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
厚みが0.7mm以下のガラスまたは硬質の樹脂材料で構成され、可撓性を有する透明カバー(2)と、
可撓性を有し、前記透明カバーに貼り付けられる表示パネル(4)と、
前記透明カバーが取り付けられ、前記表示パネルと向き合う筐体(6)と、
前記表示パネルよりも前記筐体の側である後方に配置され、前記筐体に取り付けられる衝撃吸収体(9)と、を備え、
前記衝撃吸収体は、前記透明カバーおよび前記筐体よりも剛性が低い材料で構成されている、表示装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記衝撃吸収体は、前記筐体のうち前記表示パネルとは反対側の背面(6b)に取り付けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記衝撃吸収体は、前記表示パネルと前記筐体とを繋ぐように取り付けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記衝撃吸収体は、弾力性を有する発泡性樹脂材料で構成されている、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の表示装置。
【請求項5】
前記筐体は、他部材に固定されており、
前記筐体および前記衝撃吸収体を前記透明カバーと前記他部材とを繋ぐ1つのバネとみなしたとき、前記筐体および前記衝撃吸収体の全体のバネ定数が600N/mm以下である、請求項4に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどのガラスを有する表示装置が知られている。この種の表示装置は、ガラスに何らかの物体が衝突して衝撃を受けた場合にガラスが破損するおそれがあるため、ガラスの破損を抑制する対策が必要となる。このような対策がなされた表示装置としては、例えば特許文献1に記載のものが挙げられる。
【0003】
特許文献1に記載の表示装置は、耐衝撃性を有する第1の透明樹脂層と、高せん断弾性率を有する第2の透明樹脂層とが積層されてなる保護シートをガラスの外表面に貼り付けた構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-205782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の表示装置は、保護シートによりガラスの破損を抑制することができる一方で、保護シートを介して画像を見ることとなるため、保護シートを有しない場合に比べて表示品位が低下してしまう。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑み、ガラスなどの透明カバーを有し、透明カバーの破損抑制と表示品位の確保とを両立可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の表示装置は、厚みが0.7mm以下のガラスまたは硬質の樹脂材料で構成され、可撓性を有する透明カバー(2)と、可撓性を有し、透明カバーに貼り付けられる表示パネル(4)と、透明カバーが取り付けられ、表示パネルと向き合う筐体(6)と、表示パネルよりも筐体の側である後方に配置され、筐体に取り付けられる衝撃吸収体(9)と、を備え、衝撃吸収体は、透明カバーおよび筐体よりも剛性が低い材料で構成されている。
【0008】
これにより、表示パネルが貼り付けられた透明カバーが筐体に取り付けられると共に、透明カバーおよび筐体よりも剛性が低い衝撃吸収体が表示パネルよりも筐体側に配置された表示装置となる。この表示装置は、透明カバーに何らかの物体が衝突したとき、表示パネルよりも筐体側に配置された低剛性の衝撃吸収体が最初に変形することで、透明カバーに衝突した物体と当該透明カバーとの接触時間が大きくなる構成となっている。この結果、透明カバーにかかる衝撃荷重が低減され、透明カバーの破損が抑制されると共に、透明カバーの外表面を保護する保護シートが不要となるため、表示品位を確保することが可能となる。
【0009】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の表示装置を示す斜視図である。
第1実施形態の表示装置の斜視分解図である。
図1のIII-III線の断面図である。
表示装置への物体衝突をモデル化したものを示す図である。
評価モデルを用いた物体衝突の評価試験の説明図である。
図5の評価試験におけるガラス板、金属板および衝撃吸収体の配置を示す上面レイアウト図である。
金属板の厚みとバネ定数との関係を示す図である。
衝撃吸収体の厚みとバネ定数との関係を示す図である。
衝撃吸収体のピッチ間隔とバネ定数との関係を示す図である。
バネ定数とガラス板の割れ確率との関係を示す図である。
図5の評価試験における金属板および衝撃吸収体の条件、バネ定数、並びに評価結果を示す図である。
第2実施形態の表示装置を示す図であって、図3に相当する断面図である。
他の実施形態の表示装置の一例を示す図であって、図3に相当する断面図である。
他の実施形態の表示装置の一例を示す図であって、図3に相当する断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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