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公開番号
2024161785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076808
出願日
2023-05-08
発明の名称
操作装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20241113BHJP(計算;計数)
要約
【課題】加振対象が相対的に大型化される場合でも、アクチュエータのコスト増加を抑制して、好適な触覚を付与できる操作装置を提供する。
【解決手段】操作者によってタッチ操作される操作面111aを形成するカバー111と、カバーの背面側に設けられ、タッチ操作の状態を検出するタッチパネル112と、操作面およびタッチパネルを加振対象110として加振するアクチュエータ120と、タッチ操作に応じて、アクチュエータを作動させて、操作面を振動させることで、操作者に対して触覚を付与する制御部と、を備える操作装置であって、加振対象は、外周部を覆う外枠130を有しており、加振対象と外枠は、加振対象および外枠の剛性よりも低い剛性を有する弾性部材によって接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
操作者によってタッチ操作される操作面(111a)を形成するカバー(111)と、
前記カバーの背面側に設けられ、前記タッチ操作の状態を検出する検出部(112)と、
前記操作面および前記検出部を加振対象(110)として加振するアクチュエータ(120)と、
前記タッチ操作に応じて、前記アクチュエータを作動させて、前記操作面を振動させることで、前記操作者に対して触覚を付与する制御部と、を備える操作装置であって、
前記加振対象は、外周部を覆う外枠(130)を有しており、
前記加振対象と前記外枠は、前記加振対象および前記外枠の剛性よりも低い剛性を有する弾性部材によって接続された操作装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記加振対象および前記外枠は、前記操作面の拡がる方向に複数組み、設けられた請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記検出部は、タッチパネルであり、
前記タッチパネルの背面側に、前記タッチ操作に関連する画像を表示する表示部(113)が設けられ、
前記画像が、前記タッチパネルおよび前記カバーを透過して前記操作者に視認される請求項1または請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記加振対象の背面側に前記加振対象を覆うように配置された背面フレーム(150)が設けられており、
前記弾性部材を、第1弾性部材(140)とした場合に、
前記外枠と前記背面フレームは、前記外枠および前記背面フレームの剛性よりも低い剛性を有する第2弾性部材(160)によって接続された請求項1または請求項2に記載の操作装置。
【請求項5】
前記アクチュエータは、1組みの前記加振対象に対して、1つ以上設定された請求項2に記載の操作装置。
【請求項6】
前記操作面は、平面、曲面、あるいは平面と曲面との組み合わせにて形成された請求項1または請求項2に記載の操作装置。
【請求項7】
前記アクチュエータの振動方向は、前記操作面に対して垂直方向である請求項1または請求項2に記載の操作装置。
【請求項8】
前記カバーは、前記外枠との隙間を塞ぐように、前記外枠に向けて延設された請求項1または請求項2に記載の操作装置。
【請求項9】
前記カバーは、前記複数組みの前記加振対象に対して1枚で設定された請求項2に記載の操作装置。
【請求項10】
前記弾性部材は、前記加振対象の外周に沿って連続的に設定された請求項1または請求項2に記載の操作装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、操作装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
操作装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の操作装置(触感呈示装置)では、操作者のタッチ入力を検出するタッチセンサと、タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、タッチ面を振動させる触感呈示部と、触感呈示部の駆動を制御する制御部とを備えている。
【0003】
制御部は、検出された押圧荷重が触感を呈示する基準を満たしたときに、タッチ面を押圧している押圧対象(操作者の指等)に対して、押圧位置に依存しない一定振幅の振動による触感を呈示するように、タッチ面上の位置に応じたサイズのエリア毎に設定された駆動調整情報に基づいて、触感呈示部の駆動を押圧位置に応じて制御するようになっている。
【0004】
これにより、ユーザのタッチ位置に関わらず、ユーザに対して同一の触感を呈示できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5784283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、加振対象(タッチ面等)の大型化を図る場合、加振対象の重量、面積が増加するので、振動部位によっては、得られる振動加速度が小さくなる、更には、振動面内の振動加速度のばらつきが大きくなる。よって、触覚付与に必要な振動加速度を得るために、また、振動加速度のばらつきを軽減するために、アクチュエータ(振動素子等)の体格を大きくする、あるいは設定数を増やす等の必要があり、コスト増加となってしまう。
【0007】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、加振対象が相対的に大型化される場合でも、アクチュエータのコスト増加を抑制して、好適な触覚を付与できる操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0009】
本開示では、操作者によってタッチ操作される操作面(111a)を形成するカバー(111)と、
カバーの背面側に設けられ、タッチ操作の状態を検出する検出部(112)と、
操作面および検出部を加振対象(110)として加振するアクチュエータ(120)と、
タッチ操作に応じて、アクチュエータを作動させて、操作面を振動させることで、操作者に対して触覚を付与する制御部と、を備える操作装置であって、
加振対象は、外周部を覆う外枠(130)を有しており、
加振対象と外枠は、加振対象および外枠の剛性よりも低い剛性を有する弾性部材によって接続されている。
【0010】
本開示によれば、外枠は、加振対象から切り離された形で、弾性部材によって接続されるので、アクチュエータにとっては、外枠の分だけ加振負荷を軽くすることができる。よって、加振対象がサイズアップ(相対的な大型化)されても、振動加速度が小さくなること、または振動加速度のばらつきが大きくなることを抑制することができ、アクチュエータのコスト増加を抑制して、操作者に好適な触覚を付与することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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