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公開番号2024156372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070776
出願日2023-04-24
発明の名称コードスキャナ
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06K 7/10 20060101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約【課題】 コードスキャナによって読み取られた情報を無線で外部へ送信する送信部の動作の特性を変化させないための技術を提供する。
【解決手段】 コードスキャナは、前記コードスキャナによって読み取られた情報を無線で外部へ送信する送信部と、前記送信部を支持する筐体と、を備え、前記筐体は、ユーザが把持する把持部と、前記把持部の先端から、前記把持部が延びる方向と交差しつつ前記把持部から遠のく方向へ張り出している壁部と、前記把持部と前記壁部の間で前記壁部が張り出している側へ露出している読取口と、を含み、前記送信部は、前記壁部に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コードスキャナであって、
前記コードスキャナによって読み取られた情報を無線で外部へ送信する送信部と、
前記送信部を支持する筐体と、
を備え、
前記筐体は、
ユーザが把持する把持部と、
前記把持部の先端から、前記把持部が延びる方向と交差しつつ前記把持部から遠のく方向へ張り出している壁部と、
前記把持部と前記壁部の間で前記壁部が張り出している側へ露出している読取口と、
を含み、
前記送信部は、前記壁部に配置されている、コードスキャナ。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記壁部の幅は、前記把持部から離れるほど広がっている、請求項1に記載のコードスキャナ。
【請求項3】
前記送信部は、前記壁部の先端と前記把持部の前記先端の間に配置されている、請求項1に記載のコードスキャナ。
【請求項4】
前記壁部は、前記壁部の幅方向において一対の側縁を含み、
前記送信部は、前記一対の側縁の間に配置されている、請求項1に記載のコードスキャナ。
【請求項5】
前記送信部は、前記壁部の外側の表面に配置されている、請求項1に記載のコードスキャナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、情報コードから情報を読み取るコードスキャナに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バーコードから情報を読み取る手持型のスキャナ(いわゆるコードスキャナ)が開示されている。コードスキャナの筐体は、ユーザが把持する把持部と、把持部の先端から把持部が延びる方向と交差しつつ把持部から遠のく方向へ張り出している壁部と、を有する。壁部の先端には、読取口が形成されており、コードスキャナは、読取口を通して光源からバーコードへ光を照射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-182446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、情報コードは、バーコードだけでなく、2次元コードも存在する。ユーザは、慣れ親しんだコードスキャナを利用して、2次元コードを読み取ることを求める。
【0005】
また、近年、読取部によって読み取られた情報を外部へ無線で送信することも求められる。例えば、タブレット端末、スマートフォン等の汎用性の高い携帯端末へ情報を無線で送信することにより、コードスキャンと携帯端末との連携機能を付加することができる。このような連携機能では、情報の安定的な送信が求められる。仮に、情報の送信が不安定となると、必要な情報が携帯端末へ送信されない可能性がある。この場合、情報コードの読み直しとなり、ユーザが煩わしく感じ得る。
【0006】
上記したように、コードスキャナは、ユーザによって把持される。ユーザがコードスキャナを把持した場合に、情報を無線で送信する送信部がユーザの手で覆われると、送信部の動作の特性(例えば電波の特性)が変化する。送信部の動作の特性が変化すると、情報の安定的な送信が実現しない可能性がある。
【0007】
本明細書では、コードスキャナによって読み取られた情報を無線で外部へ送信する送信部の動作の特性を変化させないための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示するコードスキャナは、前記コードスキャナによって読み取られた情報を無線で外部へ送信する送信部と、前記送信部を支持する筐体と、を備え、前記筐体は、ユーザが把持する把持部と、前記把持部の先端から、前記把持部が延びる方向と交差しつつ前記把持部から遠のく方向へ張り出している壁部と、前記把持部と前記壁部の間で前記壁部が張り出している側へ露出している読取口と、を含み、前記送信部は、前記壁部に配置されている。
【0009】
上記の構成によれば、読取口が、壁部の先端ではなく、把持部と壁部の間で露出する。これにより、読取口の視野が広がり、バーコードだけでなく、2次元コードの読取にも対応することができる。また、読取口は、コードスキャナの特徴的な形状である壁部が張り出している側へ露出している。これにより、ユーザは、慣れ親しんだ従来のコードスキャナと同じ操作方法で、本明細書で開示するコードスキャナを利用することができる。また、ユーザは、把持部を把持する。この場合、送信部が配置されている壁部は、ユーザの手に覆われない。ユーザの手によって送信部の動作の特性が変化することを防止することができる。特に、慣れ親しんだ従来のコードスキャナから引き継いだ壁部を送信部の配置場所として有効に活用することができる。
【0010】
前記壁部の幅は、前記把持部から離れるほど広がっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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