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公開番号2024151546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023064981
出願日2023-04-12
発明の名称管理装置
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、適切な量の水素を住宅等のような配送先に配送できるようにすることを目的とする。
【解決手段】管理装置が、グループに属する複数の住宅にそれぞれ設けられた複数の個別管理装置と通信可能なコンピューターを備える。複数の住宅のそれぞれが、カートリッジから供給された水素から電力を生成する燃料電池式発電装置と、カートリッジから燃料電池式発電装置に供給された水素の使用量を管理装置に送信する個別管理装置と、を有する。コンピューターが、住宅ごとに、個別管理装置から送信された水素の使用量の時系列データを蓄積する蓄積処理と、時系列データを参照して、前回の配送時から今回配送時までの期間使用量を算出する算出処理と、期間使用量に基づいて水素の配送量を決定する決定処理と、を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
グループに属する複数の住宅にそれぞれ設けられた複数の個別管理装置と通信可能なコンピューターを備える管理装置であって、
前記複数の住宅のそれぞれが、カートリッジから供給された水素から電力を生成する燃料電池式発電装置と、前記カートリッジから前記燃料電池式発電装置に供給された水素の使用量を前記管理装置に送信する前記個別管理装置と、を有し、
前記コンピューターが、前記住宅ごとに、
前記個別管理装置から送信された水素の使用量の時系列データを蓄積する蓄積処理と、
前記時系列データを参照して、前回の配送時から今回配送時までの期間使用量を算出する算出処理と、
前記期間使用量に基づいて水素の配送量を決定する決定処理と、を実行する
ことを特徴とする管理装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記コンピューターが、前記蓄積処理、前記算出処理及び前記決定処理を定期的に実行し、
前記決定処理が、
1つ前の前記決定処理により決定された配送量と前記期間使用量を比較する比較処理と、
比較処理の結果、前記期間使用量が1つ前の前記決定処理により決定された配送量以上であれば、前記期間使用量を水素の配送量と決定する処理と、
比較処理の結果、前記期間使用量が1つ前の前記決定処理により決定された配送量未満であれば、1つ前の前記決定処理により決定された配送量から前記期間使用量を減算することによってその差を変動量として算出し、前記期間使用量から前記変動量を減算することによってその差を水素の配送量として決定する処理と、を含む
ことを特徴とする管理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記コンピューターが、前記決定処理において、ユーザーのスケジュール情報を参照して、前記期間使用量に基づいて水素の配送量を決定する
ことを特徴とする管理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記コンピューターが、前記決定処理において、天気予報データを参照して、前記期間使用量に基づいて水素の配送量を決定する
ことを特徴とする管理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記コンピューターが、
前記住宅ごとの前記配送量を累計するとともにその累計を前記グループへの配送量として決定する第2決定処理を実行する
ことを特徴とする管理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の管理装置であって、
前記コンピューターが、前記第2決定処理において決定された配送量に基づいて、前記グループへの配送に利用する輸送機の大きさを決定する
ことを特徴とする管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、水素製造システムを開示する。
特許文献2は、空気中の酸素と水素を電気化学反応させることによって電力を生成する燃料電池を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-030975号公報
特開2022-189410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池が住宅において自家発電に用いられる場合、工場等の水素製造システムによって製造された水素を住宅に配送する必要がある。住宅への1回当たりの水素の配送量が過少であると、配送を頻繁に行う必要があり、配送コストが嵩む。住宅への1回当たりの水素の配送量が過多であると、住宅における水素の保管場所を確保する必要があり、水素の保管コストが嵩む。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、適切な量の水素を住宅等のような配送先に配送できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図6において参照される。
【0006】
請求項1に係る発明によれば、グループ(9)に属する複数の住宅(10)にそれぞれ設けられた複数の個別管理装置(18)と通信可能なコンピューター(41)を備える管理装置(40)であって、
前記複数の住宅(10)のそれぞれが、カートリッジ(20)から供給された水素から電力を生成する燃料電池式発電装置(23)と、前記カートリッジ(20)から前記燃料電池式発電装置(23)に供給された水素の使用量を前記管理装置(40)に送信する前記個別管理装置(18)と、を有し、
前記コンピューター(41)が、前記住宅(10)ごとに、
前記個別管理装置(18)から送信された水素の使用量の時系列データを蓄積する蓄積処理と、
前記時系列データを参照して、前回の配送時から今回配送時までの期間使用量を算出する算出処理と、
前記期間使用量に基づいて水素の配送量を決定する決定処理と、を実行する
ことを特徴とする管理装置(40)が提供される。
【0007】
以上のような請求項1に係る発明によれば、各住宅(10)に配送される水素の量が適切になり、各住宅(10)の水素の在庫が過多・過少にならない。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の管理装置(40)であって、
前記コンピューター(41)が、前記蓄積処理、前記算出処理及び前記決定処理を定期的に実行し、
前記決定処理が、
1つ前の前記決定処理により決定された配送量と前記期間使用量を比較する比較処理と、
比較処理の結果、前記期間使用量が1つ前の前記決定処理により決定された配送量以上であれば、前記期間使用量を水素の配送量と決定する処理と、
比較処理の結果、前記期間使用量が1つ前の前記決定処理により決定された配送量未満であれば、1つ前の前記決定処理により決定された配送量から前記期間使用量を減算することによってその差を変動量として算出し、前記期間使用量から前記変動量を減算することによってその差を水素の配送量として決定する処理と、を含む
ことを特徴とする管理装置が提供される。
【0009】
以上のような請求項2に係る発明によれば、各住宅(10)に配送される水素の量が各住宅(10)における在庫を考慮して適切になり、各住宅(10)の水素の在庫が過多・過少にならない。
【0010】
請求項3に係る発明によれば、請求項1に記載の管理装置(40)であって、
前記コンピューター(41)が、前記決定処理において、ユーザーのスケジュール情報(60)を参照して、前記期間使用量に基づいて水素の配送量を決定する
ことを特徴とする管理装置(40)が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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