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公開番号2024148000
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060846
出願日2023-04-04
発明の名称看板用保護部材
出願人アラオ株式会社
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類G09F 7/00 20060101AFI20241009BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】看板本体の保護機能を長期間に亘り安定して維持することが可能な看板用保護部材を提供する。
【解決手段】看板本体10の外周部に取り付けられる外周部保護体2と、看板本体10の角部に取り付けられる角部保護体3と、を備え、外周部保護体2は、看板本体10の外周部の表面を覆う第一被覆部21と、外周部の端面12a,12bを覆う第二被覆部22と、を有し、角部保護体3は、看板本体10の角部の表面を覆う表面被覆部31と、角部の上面12aを覆う上面被覆部32と、角部の側面12bを覆う側面被覆部33と、を有し、看板本体10の上辺に取付けられた外周部保護体22の側端部22aの上方側に、上面被覆部32が配置され、看板本体10の側辺に取付けられた外周部保護体2の上端部22bの外方側に、側面被覆部33が配置された状態で、表面被覆部31、上面被覆部32、及び側面被覆部33が、固定具により看板本体10に固定される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
看板本体の外周部に取り付けられる外周部保護体と、
前記看板本体の角部に取り付けられる角部保護体と、を備え、
前記外周部保護体は、前記看板本体の外周部の表面を覆う第一被覆部と、前記外周部の端面を覆う第二被覆部と、を有し、
前記角部保護体は、前記角部の表面を覆う表面被覆部と、前記角部の上面を覆う上面被覆部と、前記角部の側面を覆う側面被覆部と、を有し、
前記外周部保護体は、前記看板本体の上辺、及び、左右の両側辺に取付けられ、
前記看板本体の上辺に取付けられた前記外周部保護体の側端部の上方側に、前記角部保護体における前記上面被覆部が配置されるとともに、前記看板本体の側辺に取付けられた前記外周部保護体の上端部の外方側に、前記角部保護体における前記側面被覆部が配置され、
前記角部保護体の前記表面被覆部には、前記表面被覆部を前記角部の表面に固定する第一固定具の取付け部が設けられ、
前記角部保護体の前記上面被覆部には、前記上面被覆部を前記角部の上面に固定する第二固定具の取付け部が設けられ、
前記角部保護体の前記側面被覆部には、前記側面被覆部を前記角部の側面に固定する第三固定具の取付け部が設けられている、看板用保護部材。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記角部保護体において前記上面被覆部と隣接する前記表面被覆部の裏側には、前記第一被覆部の側端部が挿入される第一被挿入部が設けられ、
前記角部保護体における前記上面被覆部の下側には、前記第二被覆部の側端部が挿入される第二被挿入部が設けられ、
前記角部保護体において前記側面被覆部と隣接する前記表面被覆部の裏側には、前記第一被覆部の上端部が挿入される第三被挿入部が設けられ、
前記角部保護体における前記側面被覆部の内側には、前記第二被覆部の上端部が挿入される第四被挿入部が設けられ、
前記角部保護体において、前記第二被挿入部の設置位置に前記第二固定具の取付け部が設けられるとともに、前記第四被挿入部の設置位置に前記第三固定具の取付け部が設けられている、請求項1記載の看板用保護部材。
【請求項3】
前記第二固定具の取付け部には、その上面が前記上面被覆部の上端面よりも下方側に凹入してなる段落とし部が設けられ、
前記第三固定具の取付け部には、その外面が前記側面被覆部の外端面よりも内方側に凹入してなる段落とし部が設けられている、請求項1又は2記載の看板用保護部材。
【請求項4】
前記第一被覆部及び前記第二被覆部のいずれか一方の幅寸法は、前記他方の幅寸法よりも短く形成され、
前記角部保護体には、前記幅寸法の短い前記第一被覆部もしくは前記第二被覆部の側辺に当接して、その幅方向変位を規制する規制部が設けられている、請求項1記載の看板用保護部材。
【請求項5】
前記上面被覆部の下面には、前記角部の上面に当接する一対のリブが設けられ、
前記側面被覆部の内面には、前記角部の側面に当接する一対のリブが設けられている、請求項1記載の看板用保護部材。
【請求項6】
前記外周部保護体は、その長さ方向と直交する方向に延びる薄肉部を介して連結された複数の単位保護体を有している、請求項1記載の看板用保護部材。
【請求項7】
前記第一被覆部及び前記第二被覆部には、前記薄肉部がそれぞれ形成され、
前記両薄肉部の間には、両者を分断する切欠き部が形成されている、請求項6記載の看板用保護部材。
【請求項8】
前記外周部保護体の前記第一被覆部と前記第二被覆部との間に位置する角部、及び前記第二被覆部には、それぞれ前記看板本体を被固定部に固定する固定用線条体の止着部が形成されている、請求項1記載の看板用保護部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、道路脇や工事現場等に設置される看板を保護する看板用保護部材に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、歩行者や作業者が看板に接触した場合に傷や打撲等を抑制し、また看板が風等により倒れた場合、あるいは格納、運搬時などの取り扱い中にも看板の外周部を保護することが可能な看板用プロテクターが知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような看板用プロテクターは、看板本体の外周部の前面部及び側面部に適合する略L字状の内側面を有し、外側面が円弧状に膨出させられた縦長の軟質樹脂中空体と、看板本体のコーナーに配置され前記軟質樹脂中空体と連結される中空部を有するコーナー部材とからなり、それぞれ取付孔が設けられて構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3168634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記看板用プロテクターのコーナー部材は、その下端部及び内側方部に設けられた接合部が前記軟質樹脂中空体の端部に被せられた状態で、コーナー部材の表面中央部が看板本体の表面にビス止めされるように構成されている。この構成では、前記コーナー部材のビス止め部を離脱させる方向に強い力が作用した場合に、看板本体からコーナー部材が離脱し易く、看板用プロテクターによる看板本体の保護機能を長期間に亘り安定して維持することが困難であった。
【0005】
本発明の目的は、看板本体の保護機能を長期間に亘り安定して維持することが可能な看板用保護部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一例に係る看板用保護部材は、看板本体の外周部に取り付けられる外周部保護体と、前記看板本体の角部に取り付けられる角部保護体と、を備え、前記外周部保護体は、前記看板本体の外周部の表面を覆う第一被覆部と、前記外周部の端面を覆う第二被覆部と、を有し、前記角部保護体は、前記角部の表面を覆う表面被覆部と、前記角部の上面を覆う上面被覆部と、前記角部の側面を覆う側面被覆部と、を有し、前記外周部保護体は、前記看板本体の上辺、及び、左右の両側辺に取付けられ、前記看板本体の上辺に取付けられた前記外周部保護体の側端部の上方側に、前記角部保護体における前記上面被覆部が配置されるとともに、前記看板本体の側辺に取付けられた前記外周部保護体の上端部の外方側に、前記角部保護体における前記側面被覆部が配置され、前記角部保護体の前記表面被覆部には、前記表面被覆部を前記角部の表面に固定する第一固定具の取付け部が設けられ、前記角部保護体の前記上面被覆部には、前記上面被覆部を前記角部の上面に固定する第二固定具の取付け部が設けられ、前記角部保護体の前記側面被覆部には、前記側面被覆部を前記角部の側面に固定する第三固定具の取付け部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
上述のように構成された看板用保護部材は、角部保護体が第一固定具~第三固定具により看板本体の三方向から立体的に取り付けられるため、例えば第一固定具~第三固定具の一つを引き抜く方向の力を作用させることができても、第一固定具~第三固定具の全てを同時に引き抜く方向に力を同時に作用させることは困難である。したがって、角部保護体が看板本体から離脱することが効果的に防止されるとともに、角部保護体により外周部保護体の端部が安定して保持され、この結果、看板用保護部材による看板本体の保護機能を長期間に亘り安定して維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の看板用保護部材の使用状態を示す正面図である。
本発明の看板用保護部材の使用状態を示す斜視図である。
(a)は外周部保護体の正面図、(b)は外周部保護体の平面図である。
図3(a)のIV-IV線断面図である。
図3(a)のV-V線断面図である。
図3(a)のVI-VI線断面図である。
図3(a)のVII-VII線断面図である。
角部保護体の構成を示す正面図である。
角部保護体の取付け状態を示す背面図である。
角部保護体の構成を示す斜視図である。
図1のXI-XI線断面図である。
(a)及び(b)は第一変形例及び第二変形例に係る看板用保護部材の使用状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
【0010】
図1~図11は、本発明の一実施形態に係る看板用保護部材1を示している。この看板用保護部材1は、図1及び図2に示すように、看板本体10の外周部、具体的には看板本体10の上辺、及び左右両側辺に取り付けられる七本の外周部保護体2と、看板本体10の上辺の左右に位置する角部にそれぞれ取り付けられる二個の角部保護体3と、を備えている。本実施形態においては図1から図3に示す如く、看板本体10の上辺には一本の外周部保護体2が設けられている。また、図1及び図2に示す如く、看板本体10の左右両側辺にはそれぞれ三本ずつ外周部保護体2が並べて設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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