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公開番号
2024144392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2024055841
出願日
2024-03-29
発明の名称
警備システム及び警備方法
出願人
綜合警備保障株式会社
代理人
個人
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20241003BHJP(信号)
要約
【課題】警備モードの設定を効率的かつ正確に行うことを課題とする。
【解決手段】携帯端末30は、警備モードオン用NFCタグ10から警備モードオン用の警備タグIDを読み取り(S1)、警備タグID及びユーザIDを通知する(S2)。サーバ40は、警備タグID及びユーザIDを用いて制御の種類及びコントローラ50を特定し(S3)、警備モードオン信号を送信する(S4)。コントローラ50は、警備モードをオンに制御する(S5)。また、携帯端末30は、警備モードオフ用NFCタグ20から警備モードオフ用の警備タグIDを読み取り(S6)、警備タグID及びユーザIDを通知する(S7)。サーバ40は、警備タグID及びユーザIDを用いて制御の種類及びコントローラ50を特定し(S8)、警備モードオフ信号を送信する(S9)。コントローラ50は、警備モードをオフに制御する(S10)。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
住宅に設けられたコントローラの制御の下に前記住宅の警備を行う警備システムであって、
前記住宅の警備を開始する警備開始用タグと、
前記住宅の警備を解除する警備解除用タグと、
所定の携帯端末によって取得された前記警備開始用タグの識別情報及び前記携帯端末の識別情報を含む警備開始要求が正当であることを条件として前記住宅の警備を開始するよう制御し、前記携帯端末によって取得された前記警備解除用タグの識別情報及び前記携帯端末の識別情報を含む警備解除要求が正当であることを条件として前記住宅の警備を解除するよう制御するコントローラと
を備えたことを特徴とする警備システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記警備開始要求を受け付けた場合に、前記携帯端末の識別情報及び前記警備開始用タグの識別情報に基づいて前記警備開始要求が正当であるか否かを認証処理し、前記警備開始要求が正当であると認証された場合に、前記コントローラに対して警備開始指示を行うサーバ装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の警備システム。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記サーバ装置から前記警備開始指示を受け付けたならば、前記住宅の警備を開始するよう制御することを特徴とする請求項2に記載の警備システム。
【請求項4】
前記警備解除要求を受け付けた場合に、前記携帯端末の識別情報及び前記警備解除用タグの識別情報に基づいて前記警備解除要求が正当であるか否かを認証処理し、前記警備解除要求が正当であると認証された場合に、前記コントローラに対して警備解除指示を行うサーバ装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の警備システム。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記サーバ装置から前記警備解除指示を受け付けたならば、前記住宅の警備を解除するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の警備システム。
【請求項6】
前記警備開始用タグは前記住宅の出入口の内部に設けられ、前記警備解除用タグは前記住宅の出入口の外部に設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の警備システム。
【請求項7】
住宅に設けられたコントローラの制御の下に前記住宅の警備を行う警備システムにおける警備方法であって、
所定の携帯端末によって取得された前記住宅の警備を開始する警備開始用タグの識別情報及び前記携帯端末の識別情報を含む警備開始要求が正当であることを条件として前記住宅の警備を開始するよう制御する第1の制御工程と、
前記携帯端末によって取得された前記住宅の警備を解除する警備解除用タグの識別情報及び前記携帯端末の識別情報を含む警備解除要求が正当であることを条件として前記住宅の警備を解除するよう制御する第2の制御工程と
を含むことを特徴とする警備方法。
【請求項8】
住宅に設けられたコントローラの制御の下に前記住宅の警備を行う警備システムであって、
前記警備システムの警備モードをオンに制御する警備モードオン用識別情報保持部材と、
前記警備システムの警備モードをオフに制御する警備モードオフ用識別情報保持部材と、
所定の携帯端末によって取得された前記警備モードオン用識別情報保持部材の識別情報及び前記携帯端末の操作者を示すユーザIDを含む警備開始要求が正当であることを条件として前記警備システムの警備モードをオンに制御し、前記携帯端末によって取得された前記警備モードオフ用識別情報保持部材の識別情報及び前記携帯端末の操作者を示すユーザIDを含む警備解除要求が正当であることを条件として前記警備システムの警備モードをオフにするよう制御するコントローラと
を備えたことを特徴とする警備システム。
【請求項9】
前記警備開始要求を受け付けた場合に、前記携帯端末の操作者を示すユーザID及び前記警備モードオン用識別情報保持部材の識別情報に基づいて前記警備開始要求が正当であるか否かを認証処理し、前記警備開始要求が正当であると認証された場合に、前記コントローラに対して警備開始指示を行うサーバ装置を備えたことを特徴とする請求項8に記載の警備システム。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記サーバ装置から前記警備開始指示を受け付けたならば、前記警備システムの警備モードをオンにするよう制御することを特徴とする請求項9に記載の警備システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、警備モードの設定を効率的かつ正確に行うことができる警備システム及び警備方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、住宅等の警備を行う警備システムは、住宅内に設けられたコントローラがドア及び窓等に設けられたセンサの検知信号を取得し、警備モードオンの状態において窓等の解放が検知されたならば、所定の警報を発することになる。かかる警備モードのオン/オフは、コントローラへの暗証番号の入力などにより行われるのが一般的である。
【0003】
ここで、居住者が簡易に警備モードをオン/オフする技術が、特許文献1に開示されて
いる。特許文献1には、居住者が携帯端末を無線タグにかざしたならば、タグIDを読み取って携帯端末の端末IDとともに認証サーバに送信し、認証サーバにおいて正当に認証されたならば警備モードをオンに制御し、再度携帯端末のタグIDが正当に認証されたならば、警備モードをオフに制御する点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6125184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のものは、携帯端末を無線タグにかざす度に警備モードがオン/オフされるため、例えば、外出時に警備モードをオンにしようとする居住者が誤って携帯端末を2度無線タグにかざしてしまうと、結果的に警備モードがオフとなってしまい、警備モードがオフの状態のまま住宅が無人になってしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点(課題)を解決するためになされたものであって、警備モードの設定を効率的かつ正確に行うことができる警備システム及び警備方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、住宅に設けられたコントローラの制御の下に前記住宅の警備を行う警備システムであって、前記住宅の警備を開始する警備開始用タグと、前記住宅の警備を解除する警備解除用タグと、所定の携帯端末によって取得された前記警備開始用タグの識別情報及び前記携帯端末の識別情報を含む警備開始要求が正当であることを条件として前記住宅の警備を開始するよう制御し、前記携帯端末によって取得された前記警備解除用タグの識別情報及び前記携帯端末の識別情報を含む警備解除要求が正当であることを条件として前記住宅の警備を解除するよう制御するコントローラとを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記発明において、前記警備開始要求を受け付けた場合に、前記携帯端末の識別情報及び前記警備開始用タグの識別情報に基づいて前記警備開始要求が正当であるか否かを認証処理し、前記警備開始要求が正当であると認証された場合に、前記コントローラに対して警備開始指示を行うサーバ装置を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記発明において、前記コントローラは、前記サーバ装置から前記警備開始指示を受け付けたならば、前記住宅の警備を開始するよう制御することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記発明において、前記警備解除要求を受け付けた場合に、前記携帯端末の識別情報及び前記警備解除用タグの識別情報に基づいて前記警備解除要求が正当であるか否かを認証処理し、前記警備解除要求が正当であると認証された場合に、前記コントローラに対して警備解除指示を行うサーバ装置を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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