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公開番号
2024143886
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056811
出願日
2023-03-31
発明の名称
発熱者監視システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20241004BHJP(信号)
要約
【課題】建物内の発熱者を検出できる発熱者監視システムを得る。
【解決手段】複数の火災感知器と、複数の火災感知器と通信接続された情報処理装置とを備えた発熱者監視システムであって、複数の火災感知器のそれぞれは、設置された空間内の対象温度を検知する温度センサを備え、温度センサが検知した対象温度を含む温度情報を情報処理装置に送信し、情報処理装置は、複数の火災感知器から送信された温度情報に基づいて、複数の火災感知器が設置された空間内の発熱者を検出する発熱者検出部と、発熱者が検出された場合に、出力を行う出力部とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の火災感知器と、前記複数の火災感知器と通信接続された情報処理装置とを備えた発熱者監視システムであって、
前記複数の火災感知器のそれぞれは、
設置された空間内の対象温度を検知する温度センサを備え、
前記温度センサが検知した対象温度を含む温度情報を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、
前記複数の火災感知器から送信された前記温度情報に基づいて、前記複数の火災感知器が設置された空間内の発熱者を検出する発熱者検出部と、
前記発熱者が検出された場合に、出力を行う出力部とを備えた
発熱者監視システム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記情報処理装置と通信接続された連動機器を備え、
前記出力部は、前記発熱者が検出された場合に、前記連動機器を動作させる連動信号を出力し、
前記連動機器は、前記連動信号を受信すると定められた動作を行う
請求項1記載の発熱者監視システム。
【請求項3】
前記連動機器は、扉であり、前記連動信号を受信すると、閉状態になる
請求項2記載の発熱者監視システム。
【請求項4】
前記連動機器は、噴霧器であり、前記連動信号を受信すると、塗料を噴霧する
請求項2記載の発熱者監視システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、前記空間内における前記複数の火災感知器が設置された位置を記憶する記憶部を備え、
前記出力部は、表示部を備え、
前記表示部は、
前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記発熱者検出部に検出された前記発熱者の位置と、前記複数の火災感知器が設置された位置とを対応付けて表示する
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の発熱者監視システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、
前記火災感知器から受信した前記温度情報に基づいて、前記複数の火災感知器が設置された空間の人を検出する人検出部と、
前記人検出部が検出した情報に基づいて、前記火災感知器が設置された空間の人流情報を得る人流情報処理部と、
前記人流情報を出力する人流情報出力部とを備えた
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の発熱者監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内の発熱者を監視する発熱者監視システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物又は部屋の入口に設置され、指示に応じて開閉するゲートと、入口の外側からゲートに接近する人の体温を測定する赤外線カメラと、赤外線カメラにより測定された人の体温が所定値未満の場合にのみ、ゲートを開放する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-128976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示された入場管理システムでは、体温が高い人すなわち発熱者はゲートを通過することができないため、当該発熱者によって建物内又は部屋内に感染症等が広がるのを阻止することができるとされている。しかし、ゲート通過時には平熱であった人が、建物又は部屋に入った後に発熱した場合には、これを検出することはできない。このため、人の滞在時間の長い建物又は部屋においては、建物又は部屋の内部で、発熱者を検出できる技術が望まれていた。
【0005】
本発明は、上記のような課題を背景としたものであり、建物内の発熱者を検出できる発熱者監視システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る発熱者監視システムは、複数の火災感知器と、前記複数の火災感知器と通信接続された情報処理装置とを備えた発熱者監視システムであって、前記複数の火災感知器のそれぞれは、設置された空間内の対象温度を検知する温度センサを備え、前記温度センサが検知した対象温度を含む温度情報を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、前記複数の火災感知器から送信された前記温度情報に基づいて、前記複数の火災感知器が設置された空間内の発熱者を検出する発熱者検出部と、前記発熱者が検出された場合に、出力を行う出力部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、火災感知器に設けられた温度センサが検出した温度情報に基づいて、発熱者を検出する。消防法の定めにより、建物内をくまなく感知できるように各所に設置される火災感知器を利用することにより、温度センサを別途建物内に敷設することなく、建物の内部にいる発熱者を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る発熱者監視システムのシステム構成図である。
実施の形態に係る発熱者監視システムの機能構成図である。
実施の形態に係る発熱者検出動作を説明するフローチャートである。
実施の形態に係るヒートマップの一例を示す図である。
実施の形態に係る発熱者の位置表示の一例を示す図である。
実施の形態に係る人流マップの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、図面に示す装置は、本発明の装置の一例を示すものであり、図面に示された装置によって本発明の装置が限定されるものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
【0010】
実施の形態.
[発熱者監視システム100のシステム構成]
図1は、実施の形態に係る発熱者監視システム100のシステム構成図である。発熱者監視システム100は、温度センサ11を備えた複数の火災感知器10と、情報処理装置20とを備え、温度センサ11で検出された対象温度に基づいて、情報処理装置20が、火災感知器10の監視区域内における発熱者を検出するものである。さらに本実施の形態の発熱者監視システム100は、情報処理装置20と通信接続された連動機器30及びサーバ装置40を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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