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公開番号2024160383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-13
出願番号2024141724,2019146786
出願日2024-08-23,2019-08-08
発明の名称自動弁及びそのユニット
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類A62C 35/68 20060101AFI20241106BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】設置の工事期間を短くできる自動弁を提供する。
【解決手段】格納箱7に格納されて、建造物に設置される自動弁1であって、前記格納箱7の全重量を支持可能な支持部11を備え、建造物への設置の際に、予め、前記格納箱7内に格納されると共に、前記支持部11が前記格納箱7を支持する状態で、前記格納箱7とユニット化可能に構成される。また、吊り部14をさらに備え、前記支持部11が前記格納箱7を支持する状態で、前記吊り部14によって前記格納箱7と共に吊り上げ可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
格納箱に格納されて、建造物に設置される自動弁であって、
前記格納箱の全重量を支持可能な支持部を備え、
建造物への設置の際に、予め、前記格納箱内に格納されると共に、前記支持部が前記格納箱を支持する状態で、前記格納箱とユニット化可能に構成されることを特徴とする自動弁。
続きを表示（約 270 文字）【請求項２】
吊り部をさらに備え、
前記支持部が前記格納箱を支持する状態で、前記吊り部によって前記格納箱と共に吊り上げ可能に構成されることを特徴とする請求項１に記載の自動弁。
【請求項３】
請求項１に記載の前記自動弁と前記格納箱を備えることを特徴とする自動弁ユニット。
【請求項４】
前記自動弁は、吊り部をさらに備え、
前記支持部が前記格納箱を支持する状態で、前記吊り部によって前記自動弁を前記格納箱と共に吊り上げ可能に構成されることを特徴とする請求項３に記載の自動弁ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、格納箱に格納されて建造物に設置される自動弁及びそのユニットに関する。
続きを表示（約 980 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、道路トンネル（以下、単に「トンネル」という）には、防災設備として、消火器や消火栓等の消火設備に加えて、水噴霧設備が設けられることがある。
【０００３】
水噴霧設備は、トンネルの天井や側壁上方等の高所に設置される水噴霧ヘッドを備えると共に、水噴霧ヘッドに水を供給する配管の途中に接続されて設置される自動弁を備え、火災発生時、自動弁が開いて、水噴霧ヘッドから水を散水し、延焼の防止、構造物（天井や壁等）の保護等を行う。
【０００４】
この種の水噴霧設備において、自動弁は、格納箱に格納されて設置される（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１０－５２４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
従来、自動弁をトンネルに設置する際、格納箱内への格納作業は、現場で行われている。そのため、自動弁を設置するのに時間がかかってしまい、工事期間が長くなるという問題がある。特に、開通済みで稼働中のトンネルに自動弁を設置する場合、通行止め等の交通規制の必要があるため、その工事期間の長さの問題による影響は大きい。
【０００７】
この発明は、上記の事情に鑑み、設置の工事期間を短くできる自動弁及びそのユニットを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
この発明は、格納箱に格納されて、建造物に設置される自動弁であって、前記格納箱の全重量を支持可能な支持部を備え、建造物への設置の際に、予め、前記格納箱内に格納されると共に、前記支持部が前記格納箱を支持する状態で、前記格納箱とユニット化可能に構成されることを特徴とする自動弁である。
【０００９】
また、この発明は、前記自動弁と前記格納箱を備えることを特徴とする自動弁ユニットである。
【００１０】
この発明において、前記自動弁は、建造物への設置の際に、予め、前記格納箱内で結線される配線の少なくとも一部が前記格納箱側の結線先と結線されるものとすることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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