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公開番号2024142808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055146
出願日2023-03-30
発明の名称エレベータシステム
出願人フジテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B66B 3/00 20060101AFI20241003BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】利用者が、エレベータシステムにより割り当てられた号機の利用を誤る事態を抑制できるエレベータシステムを提供すること。
【解決手段】エレベータシステムは、利用者によって登録された乗場呼びを、複数台のエレベータにおける号機の1つに割り当てて利用者が乗車する割当号機を決定する群管理制御装置と、複数台のエレベータにおけるいずれかの号機を利用する、乗場呼びを登録済みの利用者の顔を撮像可能に設けられた撮像装置と、エレベータに関する報知情報を利用者に報知する報知装置と、を備え、群管理制御装置は、撮像装置で撮像された撮像画像から利用者の顔を示す第1顔情報を取得し、複数台のエレベータの中から利用者が利用する号機を検知し、割当号機と検知した号機とを比較した結果に応じて、報知情報を報知装置に報知させ、報知情報は、第1顔情報及び検知した号機に基づいて変化する内容を含む。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
利用者によって登録された乗場呼びを、複数台のエレベータにおける号機の1つに割り当てて前記利用者が乗車する割当号機を決定する群管理制御装置と、
前記複数台のエレベータにおけるいずれかの号機を利用する、前記乗場呼びを登録済みの前記利用者の顔を撮像可能に設けられた撮像装置と、
前記エレベータに関する報知情報を前記利用者に報知する報知装置と、
を備え、
前記群管理制御装置は、
前記撮像装置で撮像された撮像画像から前記利用者の顔を示す第1顔情報を取得し、
前記複数台のエレベータの中から前記利用者が利用する号機を検知し、
前記割当号機と前記検知した号機とを比較した結果に応じて、前記報知情報を前記報知装置に報知させ、
前記報知情報は、前記第1顔情報及び前記検知した号機に基づいて変化する内容を含む、
エレベータシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記群管理制御装置は、
前記第1顔情報と、事前に取得された前記利用者の顔を示す第2顔情報と、が同一人物を示すか否かを判断し、
同一人物を示すと判断した場合、前記第2顔情報に関連付けられた、前記利用者に割り当てられた前記割当号機を取得し、
前記検知した号機と前記割当号機とが異なる場合、前記報知装置に前記利用者に関する前記報知情報を報知させる、
請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項3】
前記群管理制御装置は、前記割当号機の運行状態及び前記検知した号機の運行状態に基づいて、前記報知情報の内容を変化させる、請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項4】
前記乗場呼びは、前記利用者によって登録された、前記利用者の所望の行先階に関する呼びを示す行先階呼びであり、
前記群管理制御装置は、前記利用者が前記行先階呼びを登録した階床を示す出発階及び前記行先階に基づいて、前記割当号機を決定する、
請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項5】
前記割当号機と前記検知した号機が異なる利用者が複数人いる場合、
前記群管理制御装置は、複数の利用者のそれぞれに対する各報知情報の内容を統合して前記報知装置に報知させる、
請求項4に記載のエレベータシステム。
【請求項6】
前記撮像装置及び前記報知装置は、前記利用者が前記複数台のエレベータにおける前記いずれかの号機に乗車可能な乗場に設けられ、
前記群管理制御装置は、
前記撮像画像から前記乗場における前記利用者の位置情報を取得し、
前記位置情報に基づいて、前記利用者が利用する号機を検知する、
請求項4に記載のエレベータシステム。
【請求項7】
前記群管理制御装置は、前記割当号機が前記検知した号機より先に前記出発階から出発するか否かを判断して、前記報知情報を制御する、請求項6に記載のエレベータシステム。
【請求項8】
前記検知した号機が前記割当号機より先に前記出発階から出発する場合、前記群管理制御装置は、前記検知した号機が前記出発階に到着しているか否かに応じて前記報知情報の内容を変化させる、請求項7に記載のエレベータシステム。
【請求項9】
前記検知した号機が前記割当号機より先に前記出発階から出発しない場合、前記群管理制御装置は、前記割当号機が前記出発階から出発済みか否かに応じて前記報知情報の内容を変化させる、請求項7に記載のエレベータシステム。
【請求項10】
前記割当号機が前記出発階から出発済みである場合、前記報知情報の内容は、前記利用者に前記行先階呼びの再登録を促すことを含む、請求項9に記載エレベータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータシステムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、利用者の誤乗車の防止を図るエレベータの利用者検知装置を開示している。当該装置は、エレベータを呼んだ利用者の属性を利用者の顔画像から決定し、当該属性に適合する属性が設定されたエレベータを決定する。また、当該装置は、エレベータの乗場にいる利用者の顔画像から決定された属性が当該乗場のエレベータの属性と適合するか判定して通知する。それによって、当該装置は、利用者の誤乗車の防止を図る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6711470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、利用者が、エレベータシステムにより割り当てられた号機の利用を誤る事態を抑制できるエレベータシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るエレベータシステムは、利用者によって登録された乗場呼びを、複数台のエレベータにおける号機の1つに割り当てて利用者が乗車する割当号機を決定する群管理制御装置と、複数台のエレベータにおけるいずれかの号機を利用する、乗場呼びを登録済みの利用者の顔を撮像可能に設けられた撮像装置と、エレベータに関する報知情報を利用者に報知する報知装置と、を備え、群管理制御装置は、撮像装置で撮像された撮像画像から利用者の顔を示す第1顔情報を取得し、複数台のエレベータの中から利用者が利用する号機を検知し、割当号機と検知した号機とを比較した結果に応じて、報知情報を報知装置に報知させ、報知情報は、第1顔情報及び検知した号機に基づいて変化する内容を含む。
【0006】
本発明に係るエレベータの制御方法は、利用者によって登録された乗場呼びを、複数台のエレベータにおける号機の1つに割り当てて利用者が乗車する割当号機を決定するエレベータの制御方法であって、複数台のエレベータにおけるいずれかの号機を利用する、乗場呼びを登録済みの利用者の顔を撮像可能に設けられた撮像装置で撮像された撮像画像から利用者の顔を示す第1顔情報を取得し、複数台のエレベータの中から利用者が利用する号機を検知し、割当号機と検知した号機とを比較した結果に応じて、報知情報を報知装置に報知させ、報知情報は、第1顔情報及び検知した号機に基づいて変化する内容を含む。
【0007】
本発明に係るコンピュータプログラムは、演算回路に本発明に係るエレベータの制御方法を実行させるためのコンピュータプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、利用者が、エレベータシステムにより割り当てられた号機の利用を誤る事態を抑制できるエレベータシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルの特定階における機器配置を示した概略平面図
実施の形態1に係るエレベータシステムの構成例を示すブロック図
行先階登録装置の電気的構成を示すブロック図
行先階登録装置の外観を模式的に示した正面図
エレベータ制御装置の電気的構成を示すブロック図
セキュリティサーバの電気的構成を示すブロック図
セキュリティゲートの電気的構成を示すブロック図
セキュリティゲートの外観を示した斜視図
実施の形態1におけるエレベータシステムが適用されるビルのエレベータ乗場の概略側面図
実施の形態1におけるエレベータシステムが適用されるエレベータのかごの概略図
セキュリティサーバの記憶部に格納されている顔認証DBの構成を示す図
セキュリティサーバの記憶部に格納されている出発階DBの構成を示す図
セキュリティサーバの記憶部に格納されている登録装置DBの構成を示す図
群管理制御装置の記憶部に格納されている入出力DBの構成を示す図
群管理制御装置の記憶部に格納されている報知装置DBの構成を示す図
群管理制御装置の記憶部に格納されている利用者DBの構成を示す図
群管理制御装置の記憶部に格納されている誤乗車DBの構成を示す図
群管理制御装置による割当処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による、乗場カメラの撮像画像に基づく誤乗車判定処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による乗場報知処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による、かごカメラの撮像画像に基づく誤乗車判定処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置によるかご報知処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による、かごカメラの撮像画像に基づく別の誤乗車判定処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による、かごカメラの撮像画像に基づく別の誤乗車判定処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置によるかご一括報知処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置によるかご一括報知処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置によるかご一括報知処理の一例を示すフローチャート
実施の形態2に係るエレベータシステムの構成例を示すブロック図
群管理制御装置による割当処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による、乗場カメラの撮像画像に基づく誤乗車判定処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による上下呼び報知処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による、かごカメラの撮像画像に基づく誤乗車判定処理の一例を示すフローチャート
群管理制御装置による上下呼びかご報知処理の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施の形態に限定されない。本発明は、これら実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更、置き換え、付加、省略などが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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