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公開番号2024141590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053325
出願日2023-03-29
発明の名称乾燥装置および乾燥方法
出願人リンテック株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類F26B 21/00 20060101AFI20241003BHJP(乾燥)
要約【課題】塗膜の厚みにムラが生じることを防止することができる乾燥装置および乾燥方法を提供する。
【解決手段】乾燥装置EAは、塗膜CLに気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置であって、気体を供給する気体供給手段10と、気体供給手段10から供給された気体を塗膜CLに吹き付ける複数の気体吹付手段20とを備え、気体吹付手段20は、隣り合う気体吹付手段20の中間位置での気体の速度が16~22m/sとなるように気体を吹き付ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
塗膜に気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置であって、
気体を供給する気体供給手段と、
前記気体供給手段から供給された気体を前記塗膜に吹き付ける複数の気体吹付手段とを備え、
前記気体吹付手段は、隣り合う気体吹付手段の中間位置での気体の速度が16~22m/sとなるように気体を吹き付けることを特徴とする乾燥装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記気体吹付手段は、前記塗膜に対する初期吹付を行う初期吹付手段を少なくとも含み、前記初期吹付手段の吹出口からの気体吹出速度が24~33m/sとなるように気体を吹き付けることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
塗膜に気体を吹き付けて乾燥させる乾燥方法であって、
気体を供給する気体供給工程と、
前記気体供給工程で供給された気体を複数の気体吹付手段で前記塗膜に吹き付ける気体吹付工程とを実施し、
前記気体吹付工程では、隣り合う気体吹付手段の中間位置での気体の速度が16~22m/sとなるように気体を吹き付けることを特徴とする乾燥方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥装置および乾燥方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
塗膜に気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-14331号公報
特開2000-329463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2に記載された乾燥装置では、図3に示すように、気体吹付手段BDから塗膜CLに吹き付けた気体が塗膜CL上を流れる気流GFとなるが、当該気流GFが気体吹付手段BD間で揺らいでしまい、塗膜CLの厚みにムラVLが生じるという不都合がある。
【0005】
本発明の目的は、塗膜の厚みにムラが生じることを防止することができる乾燥装置および乾燥方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る乾燥装置は、塗膜に気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置であって、気体を供給する気体供給手段と、前記気体供給手段から供給された気体を前記塗膜に吹き付ける複数の気体吹付手段とを備え、前記気体吹付手段は、隣り合う気体吹付手段の中間位置での気体の速度が16~22m/sとなるように気体を吹き付ける。
【0007】
本発明の一態様に係る乾燥装置において、前記気体吹付手段は、前記塗膜に対する初期吹付を行う初期吹付手段を少なくとも含み、前記初期吹付手段の吹出口からの気体吹出速度が24~33m/sとなるように気体を吹き付けてもよい。
【0008】
本発明の一態様に係る乾燥方法は、塗膜に気体を吹き付けて乾燥させる乾燥方法であって、気体を供給する気体供給工程と、前記気体供給工程で供給された気体を複数の気体吹付手段で前記塗膜に吹き付ける気体吹付工程とを実施し、前記気体吹付工程では、隣り合う気体吹付手段の中間位置での気体の速度が16~22m/sとなるように気体を吹き付ける。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、隣り合う気体吹付手段の中間位置での気体の速度が16~22m/sとなるように気体を吹き付けるため、塗膜上の気流が気体吹付手段間で揺らぐことを抑制し、塗膜の厚みにムラが生じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る乾燥装置の説明図。
乾燥装置で吹き付けられた気体の流れを示す図。
従来の乾燥装置の不具合例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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