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公開番号2024141146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052634
出願日2023-03-29
発明の名称拡張画面投影装置及びプログラム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20241003BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示装置の拡張画面の映像をユーザが姿勢を変えずに視線移動だけで見ることができる拡張画面投影装置及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本開示の拡張画面投影装置1は、第1映像を表示する表示装置と共に用いられ、検出部14、視野範囲推定部15、投影領域算出部19及び投影部110を備える。検出部14は、ユーザの姿勢と目の位置とを検出する。視野範囲推定部15は、姿勢と目の位置とに基づいて、ユーザが姿勢を保持したままで見える視野の範囲を推定する。投影領域算出部19は、視野の範囲内において前記表示装置の表示領域とは異なる領域である投影領域を算出する。投影部110は、投影領域に第2映像を投影する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1映像を表示する表示装置と共に用いられる拡張画面投影装置であって、
ユーザの姿勢と目の位置とを検出する検出部と、
前記姿勢と前記目の位置とに基づいて、前記ユーザが姿勢を保持したままで見える視野の範囲を推定する視野範囲推定部と、
前記視野の範囲内において前記表示装置の表示領域とは異なる領域である投影領域を算出する投影領域算出部と、
前記投影領域に第2映像を投影する投影部と、を備える
拡張画面投影装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記姿勢と前記目の位置とに基づいて、前記ユーザの視線方向を推定する視線方向推定部をさらに備え、
前記投影領域算出部は、
前記ユーザが前記第1映像から前記第2映像へ前記視線方向を移動させる移動量が最小となる投影領域を算出する
請求項1に記載の拡張画面投影装置。
【請求項3】
前記視野の範囲内に存在する物体を検出する物体検出部と、
前記視野の範囲内において前記検出された物体を含まない投影可能範囲を算出する投影可能範囲算出部と、をさらに備え、
投影領域算出部は、
前記投影可能範囲内において投影領域を算出する
請求項1に記載の拡張画面投影装置。
【請求項4】
前記ユーザを認証する認証部と、
前記投影領域算出部によって前記投影領域が算出された後、前記ユーザの認証情報に前記投影領域を紐づけて記憶する記憶部と、をさらに備え、
前記投影部は、
前記認証部によって前記ユーザの再度の認証が行われた場合、前記記憶部に記憶された前記ユーザの認証情報に対応する投影領域に第2映像を投影する
請求項1に記載の拡張画面投影装置。
【請求項5】
第1映像を表示する表示装置と共に用いられる拡張画面投影装置に処理を実行させるプログラムであって、
ユーザの姿勢と目の位置とを検出し、
前記姿勢と前記目の位置とに基づいて、前記ユーザが姿勢を保持したままで見える視野の範囲を推定し、
前記視野の範囲内において前記表示装置の表示領域とは異なる領域である投影領域を算出し、
前記投影領域に第2映像を投影する処理を拡張画面投影装置に実行させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、拡張画面投影装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
PC(Personal Computer)などの表示装置の拡張画面映像を机上などの載置面や壁などに投影する場合、投影場所によっては表示装置のユーザにとって見づらく、姿勢を変える必要がある。関連する技術として、特許文献1には、人物の頭の位置、姿勢及び有効視野角から人物の視野範囲を特定し、人物の視野範囲内に歌詞オブジェクトを合成した映像を投影する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-68697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る技術では、表示装置の拡張画面の映像をユーザが姿勢を変えずに視線移動だけで見ることができないという課題があった。
【0005】
本開示は、表示装置の拡張画面の映像をユーザが姿勢を変えずに視線移動だけで見ることができる拡張画面投影装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の拡張画面投影装置は、
第1映像を表示する表示装置と共に用いられる拡張画面投影装置であって、
ユーザの姿勢と目の位置とを検出する検出部と、
前記姿勢と前記目の位置とに基づいて、前記ユーザが姿勢を保持したままで見える視野の範囲を推定する視野範囲推定部と、
前記視野の範囲内において前記表示装置の表示領域とは異なる領域である投影領域を算出する投影領域算出部と、
前記投影領域に第2映像を投影する投影部と、を備える。
【0007】
本開示のプログラムは、
第1映像を表示する表示装置と共に用いられる拡張画面投影装置に処理を実行させるプログラムであって、
ユーザの姿勢と目の位置とを検出し、
前記姿勢と前記目の位置とに基づいて、前記ユーザが姿勢を保持したままで見える視野の範囲を推定し、
前記視野の範囲内において前記表示装置の表示領域とは異なる領域である投影領域を算出し、
前記投影領域に第2映像を投影する処理を拡張画面投影装置に実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によって、表示装置の拡張画面の映像をユーザが姿勢を変えずに視線移動だけで見ることができる拡張画面投影装置及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る拡張画面投影装置の概略的な構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る拡張画面投影装置の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る拡張画面投影装置の動作を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る拡張画面投影装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
(【0011】以降は省略されています)

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