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公開番号2024140783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052114
出願日2023-03-28
発明の名称履物
出願人個人
代理人弁理士法人プロテック,個人
主分類A43B 3/00 20220101AFI20241003BHJP(履物)
要約【課題】健康によい機能を有する履物を提供すること。
【解決手段】足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部31及び足の甲にかける横緒部32からなる鼻緒30と、この鼻緒30が取り付けられ、足が載せられる足台20と、を備えた履物1であって、足台20は、前緒部31に対して外側でかつ使用者の踵が載せられる領域に対してつま先側の部位を欠落させた欠落部20cを有し、使用者が履物1を履いた状態において、使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分と、短小趾屈筋における土踏まずの側方の部分と、に欠落部20cが対向する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、裏面に凹部を有し、
当該凹部は、前記凹部の底部を介して、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向し、
前記底部は可撓性を有することを特徴とする履物。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、上下の2層構造を有し、
当該2層構造のうちの一方である上の層は、使用者の踵に対向する部位を欠落させた第1の欠落部と、前記前緒部に対して小指側でかつ前記第1の欠落部に対してつま先側の部位を欠落させた第2の欠落部と、を有し、
前記2層構造のうちの他方である下の層は、前記上の層よりも柔軟性が高い材質からなり、前記上の層において前記第1の欠落部及び前記第2の欠落部を設けずに足の外周をかたどった形状であり、
前記第2の欠落部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向し、
前記第2の欠落部における前記上の層の上面と前記下の層の上面とによる段差部分に斜面を有することを特徴とする履物。
【請求項3】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、上下の2層構造を有し、
当該2層構造のうちの一方である上の層は、使用者の踵に対向する部位を欠落させた第1の欠落部と、前記前緒部に対して小指側でかつ前記第1の欠落部に対してつま先側の部位を欠落させた第2の欠落部と、を有し、
前記2層構造のうちの他方である下の層は、前記上の層において前記第1の欠落部及び前記第2の欠落部を設けずに足の外周をかたどった形状であり、
前記第2の欠落部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向し、
前記第2の欠落部における前記上の層の上面と前記下の層の上面とによる段差部分及び前記足台の裏面におけるつま先側の端部に斜面を有することを特徴とする履物。
【請求項4】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台における使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分と、に対向する領域が、他の領域よりも柔軟性が高いことを特徴とする履物。
【請求項5】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、使用者の踵に対向する第1の凹部と、前記前緒部に対して小指側でかつ前記第1の凹部に対してつま先側の部位に対向する第2の凹部と、を有し、
前記第2の凹部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向し、
前記足台のつま先側の端部の裏面に、使用者の親指側に傾斜する斜面を有することを特徴とする履物。
【請求項6】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、裏面に凹部を有し、
当該凹部は、前記凹部の底部を介して、少なくとも使用者の足の親指、人差し指及びこれらの付け根部分に対向し、
前記底部は可撓性を有することを特徴とする履物。
【請求項7】
足が載せられる足台と、当該足台にアーチ状に取り付けられ、足の親指が挿入自在な第1の帯状部材と、当該足台に前記第1の帯状部材よりも踵側にアーチ状に取り付けられ、足の甲が挿入自在な第2の帯状部材と、を備え、
前記足台は、上下の2層構造を有し、
当該2層構造のうちの一方である上の層は、使用者の踵に対向する部位を欠落させた第1の欠落部と、前記第1の帯状部材に対して小指側でかつ前記第1の欠落部に対してつま先側の部位を欠落させた第2の欠落部と、を有し、
前記2層構造のうちの他方である下の層は、前記上の層よりも柔軟性が高い材質からなり、前記上の層において前記第1の欠落部及び前記第2の欠落部を設けずに足の外周をかたどった形状であり、
前記第2の欠落部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向することを特徴とする履物。
【請求項8】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、裏面に第1の凹部及び第2の凹部を有し、
前記第1の凹部は、当該第1の凹部の底部を介して使用者の踵に対向し、
前記第2の凹部は、当該第2の凹部の底部を介して使用者の足の親指、人差し指及びこれらの付け根部分に対向し、
前記第1の凹部及び第2の凹部の底部は可撓性を有することを特徴とする履物。
【請求項9】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、前記前緒部に対して小指側の側面における厚さ方向中央部から親指側に延びる隙間部と、を有し、
当該隙間部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向することを特徴とする履物。
【請求項10】
足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部及び足の甲にかける横緒部からなる鼻緒と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台と、を備えた履物であって、
前記足台は、上下の2層構造を有し、
当該2層構造のうちの一方である上の層は、前記前緒部が配置される第1のブロックと、前記横緒部の終端部が配置される第2のブロックと、を備え、
前記2層構造のうちの他方である下の層は、前記上の層よりも柔軟性が高い材質からなる足の外周をかたどった形状であり、
前記第1のブロックと前記第2のブロックの間に第1の凹部が形成され、前記第2のブロックに対して踵側に使用者の踵が対向する第2の凹部が形成され、
前記第1の凹部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向することを特徴とする履物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、草履やサンダルのような足首から下方が開放される履物に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
草履やサンダルのような足首から下方が開放された開放式履物は、一般に、足裏の形をした平板状の足底に、ベルトや鼻緒を取り付けることによって構成されている。また、従来、足底に突起を設け、歩行しながら足裏のつぼを刺激したり、足底を横方向に傾斜させてO脚やX脚を補正したりするといった健康によい機能を有する草履やサンダルが普及している。
【0003】
従来、この種の技術としては、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1には、人差し指を中心にして親指対中指・薬指・小指の3本が1対3になるように鼻緒の前坪を取り付ける位置を人差し指を挟むように2か所に設定し、更に人差し指が乗る天の部分を2~5mmほど高くした健康サンダルについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3232282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、ビーチサンダルのような安価な履物においても、健康によい機能を有することが望まれている。特に、海辺のように水着を着用しているときに、O脚が目立たないようにするため、O脚を補正する機能を有するビーチサンダルの出現が望まれる。
【0006】
本発明は、このような要望に応え、健康によい機能を有する履物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
【0008】
(1) 足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部(例えば、前緒部31)及び足の甲にかける横緒部(例えば、横緒部32)からなる鼻緒(例えば、鼻緒30)と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台(例えば、足台20)と、を備えた履物(例えば、履物1)であって、
前記足台は、使用者の踵を載せる踵部と、前記前緒部に対して小指側でかつ前記踵部に対してつま先側の部位を欠落させた欠落部(例えば、欠落部20c)を有し、
当該欠落部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向することを特徴とする履物。
【0009】
(2) 足の親指と人差し指とによって挟まれる前緒部(例えば、前緒部31)及び足の甲にかける横緒部(例えば、横緒部32)からなる鼻緒(例えば、鼻緒30)と、この鼻緒が取り付けられ、足が載せられる足台(例えば、足台20)と、を備えた履物(例えば、履物3)であって、
前記足台は、使用者の踵を載せる踵部と、前記前緒部に対して小指側でかつ前記踵部に対してつま先側の部位の厚さを薄くした薄肉部(例えば、足台25における欠落部26aの部位)を有し、
当該薄肉部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向し、前記前緒部に対して親指側に対向しないことを特徴とする履物。
【0010】
(3) (1)の履物であって、
前記足台は、踵の部分を欠落させた踵欠落部を更に有することを特徴とする履物。
(【0011】以降は省略されています)

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