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公開番号2024136173
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047188
出願日2023-03-23
発明の名称靴底及び該靴底を備えた靴
出願人個人
代理人個人
主分類A43B 13/14 20060101AFI20240927BHJP(履物)
要約【課題】 軽量化及び省資源化を図ることができる靴底を提供する。
【解決手段】 本発明の靴底10は、踵部33にヒール13が一体又は別体で設けられ、土踏まず部32が地面に接しない本底11と、本底11の長さ方向に延び、本底11の上面11aに形成される複数の溝20とを備える。溝20は、踏み付け部31の後部から踵部33の前部に亘って連続的又は断続的に形成され、且つ、踏み付け部31の後部から踵部33の前部までの領域において本底11の幅方向に複数本形成される。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
踵部にヒールが一体又は別体で設けられ、土踏まず部が地面に接しない本底と、
前記本底の長さ方向に延び、前記本底の上面に形成される複数の溝と、を備え、
前記溝は、踏み付け部の後部から踵部の前部に亘って連続的又は断続的に形成され、且つ、踏み付け部の後部から踵部の前部までの領域において前記本底の幅方向に複数本形成される靴底。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記溝は、前記本底の幅方向に沿って切断した切断面において、前記溝を形成する面及び前記本底の上面のうち、地面に対して30°以上90°以下の傾斜角で傾斜する面をなす線が、地面に対して0°以上30°未満の傾斜角で傾斜する面をなす線に対して30%以上となるように形成される請求項1に記載の靴底。
【請求項3】
前記溝は、深さが3mm以上である請求項1又は2に記載の靴底。
【請求項4】
前記溝は、踏み付け部の後部から踵部の前部までの領域において前記本底の幅方向に3本以上形成される請求項1又は2に記載の靴底。
【請求項5】
甲革と、
前記甲革の下部に取り付けられる靴底と、を備え、
前記靴底は、踵部にヒールが一体又は別体で設けられ、土踏まず部が地面に接しない本底と、前記本底の長さ方向に延び、前記本底の上面に形成される複数の溝とを有し、
前記溝は、踏み付け部の後部から踵部の前部に亘って連続的又は断続的に形成され、且つ、踏み付け部の後部から踵部の前部までの領域において前記本底の幅方向に複数本形成される靴。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、靴底及び該靴底を備えた靴に関し、特に、踵部にヒールが設けられて、土踏まず部が地面に接しない靴底及び該靴底を備えた靴に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ヒール付きの靴、すなわち、靴底の踵部にヒールが設けられて、靴底の土踏まず部が地面に接しない靴が知られている(例えば、特許文献1)。このような靴では、土踏まず部が地面に接しないため、靴を履くと、土踏まず部が撓んでしまう。この靴底の撓みを防止するために、このような靴では、通常、靴底に金属製のシャンクが埋め込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-082648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しなしながら、シャンクが埋め込まれた靴は、シャンクの重量だけ重くなるといった問題があった。また、靴底に金属製のシャンクが埋め込まれると、靴をリサイクルする際に金属製のシャンクを取り除かなくてはならず、靴をリサイクルしづらいという問題もあった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、軽量化及び省資源化を図ることができる靴底及び靴を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の靴底は、踵部にヒールが一体又は別体で設けられ、土踏まず部が地面に接しない本底と、本底の長さ方向に延び、本底の上面に形成される複数の溝とを備える。溝は、踏み付け部の後部から踵部の前部に亘って連続的又は断続的に形成され、且つ、踏み付け部の後部から踵部の前部までの領域において本底の幅方向に複数本形成される。
【0007】
好ましい実施形態の靴底では、溝は、本底の幅方向に沿って切断した切断面において、溝を形成する面及び本底の上面のうち、地面に対して30°以上90°以下の傾斜角で傾斜する面をなす線が、地面に対して0°以上30°未満の傾斜角で傾斜する面をなす線に対して30%以上となるように形成される。
【0008】
また、好ましい実施形態の靴底では、溝は、深さが3mm以上である。
【0009】
また、好ましい実施形態の靴底では、溝は、踏み付け部の後部から踵部の前部までの領域において本底の幅方向に3本以上形成される。
【0010】
本発明の靴は、甲革と、甲革の下部に取り付けられる靴底とを備える。靴底は、踵部にヒールが一体又は別体で設けられ、土踏まず部が地面に接しない本底と、本底の長さ方向に延び、本底の上面に形成される複数の溝とを有する。溝は、踏み付け部の後部から踵部の前部に亘って連続的又は断続的に形成され、且つ、踏み付け部の後部から踵部の前部までの領域において前記本底の幅方向に複数本形成される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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