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公開番号2024139506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050478
出願日2023-03-27
発明の名称履物用中敷
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A43B 17/00 20060101AFI20241002BHJP(履物)
要約【課題】身体のバランスを崩すことなく歩き方の矯正ができる履物用中敷を提供することを目的とする。
【解決手段】履物2内に装着される履物用中敷1であって、前記履物用中敷1は中敷本体10と前記中敷本体10の踵側裏面10aに装着された弾性を有する基台20とからなり、前記基台20の内部には独立して弾性力を有し上下方向に延びる複数のゴムパイプ22が配置されており、前記履物用中敷1を履物2の内部に装着した際前記基台20が前記履物2の踵側中底70と前記中敷本体10との間に挟持されることを特徴としている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
履物内に装着される履物用中敷であって、前記履物用中敷は中敷本体と前記中敷本体の踵側裏面に装着された弾性を有する基台とからなり、前記基台の内部には独立して弾性力を有し上下方向に延びる複数の弾性体が配置されており、前記履物用中敷を履物の内部に装着した際前記基台が前記履物の踵側中底と前記中敷本体との間に挟持されることを特徴とする履物用中敷。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記弾性体は、ゴムパイプであることを特徴とする請求項1に記載の履物用中敷。
【請求項3】
前記ゴムパイプは、両端が閉塞されていることを特徴とする請求項2に記載の履物用中敷。
【請求項4】
複数の前記ゴムパイプは、両端が可撓性を有する基板と可撓性を有するカバーとにより挟持されていることを特徴とする請求項3に記載の履物用中敷。
【請求項5】
前記基台の内部の略中央には、空洞が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の履物用中敷。
【請求項6】
前記基台は、前記基台後部から前記基台前部にかけて高さが低くなることを特徴とする請求項1に記載の履物用中敷。
【請求項7】
前記履物の踵側中底に面する前記基台の面には粘着剤が塗布され、前記粘着剤の上にはさらに剥離紙が装着されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の履物用中敷。
【請求項8】
前記基台は前記中敷本体と別体であり、前記中敷本体の裏面に装着できることを特徴とする請求項7に記載の履物用中敷。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行能力が低下した高齢者や脚の不自由な人等の歩き方を正常な歩き方に矯正できる履物用中敷に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ロコモティブシンドローム等により歩行能力が低下した高齢者や、脚の不自由な人等の歩き方を矯正するためのリハビリテーションが行われている。一般に、正常な歩行では、前方に振り出した足の踵の接地、足裏全体の接地、接地した足の踵の持ち上げ、爪先での蹴り出し、の一連の動作が両足で交互に行われる。しかし、歩行能力が低下した人は脚の筋力が弱っているため、接地した足の踵を十分に持ち上げることができず、床面や地面の僅かな段差に躓いて転倒する場合が多い。そのため、歩行時の踵を持ち上げる力を補助し、歩き方を矯正するための履物用中敷が開発されている。
【0003】
このような技術として、例えば、特許文献1に示されるような円錐バネ付き中敷が開発されている。特許文献1に示される円錐バネ付き中敷は、緩衝材と滑り止め穴及びバネ固定具の付いた上板と、バネ固定具と滑り止め突起がついた下板とが一端で接続され、上板のバネ固定具と下板のバネ固定具との間に円錐バネが挟まれたものであり、履物の踵部分に装着することにより歩行者の踵を持ち上げる力を補助することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-262706号公報(第2頁、図5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示される円錐バネ付き中敷は、足裏全体ではなく、足の踵部分のみを押し上げることにより歩行者の踵を持ち上げる力を補助している点で有効である。しかしながら、特許文献1の円錐バネ付き中敷にあっては、上板の局所に荷重が掛かった場合でも、該荷重が解放されると上板は上方に反発することにより踵を持ち上げるため、例えば、左足側の上板の左側に荷重が掛かった状態から踵を持ち上げると、それに伴い上板は上方に反発し踵を持ち上げることから、歩行能力の低下した人は、身体が左側前方にバランスを崩す場合があるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、身体のバランスを崩すことなく歩き方の矯正ができる履物用中敷を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の履物用中敷は、
履物内に装着される履物用中敷であって、前記履物用中敷は中敷本体と前記中敷本体の踵側裏面に装着された弾性を有する基台とからなり、前記基台の内部には独立して弾性力を有し上下方向に延びる複数の弾性体が配置されており、前記履物用中敷を履物の内部に装着した際前記基台が前記履物の踵側中底と前記中敷本体との間に挟持されることを特徴としている。
この特徴によれば、基台の局所に踵からの荷重が掛かった場合は基台の該局所が変形し、踵を持ち上げることにより該荷重が解放される場合は、基台の該局所の形状の復元により生じる反発力で踵を持ち上げる力を補助するため、歩行者は身体のバランスを崩すことなく歩き方を矯正することができる。
【0008】
前記弾性体は、ゴムパイプであることを特徴としている。
この特徴によれば、弾性体に中空部を有するゴムパイプが用いられるため、履物用中敷の軽量化を図ることができる。また、ゴムパイプは容易に切断できるため、中敷本体の裏面の形状や履物内の深さに合わせて基台を容易に成形することができる。
【0009】
前記ゴムパイプは、両端が閉塞されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ゴムパイプの両端が閉塞されていることから、基台に掛かっていた荷重が解放されることによりゴムパイプが形状の復元をする場合は、ゴムパイプ自体の反発力に加え、中空部内部の圧縮された空気の反発力が生じるため、より大きな反発力で歩行者の踵を持ち上げる力を補助することができる。
【0010】
複数の前記ゴムパイプは、両端が可撓性を有する基板と可撓性を有するカバーとにより挟持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、複数のゴムパイプが、可撓性を有する基板と可撓性を有するカバーとにより挟持されているため、踵からの荷重が基台に掛かった際に、基台を柔軟に変形させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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