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公開番号
2025125869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022103
出願日
2024-02-16
発明の名称
履物
出願人
株式会社興和インターナショナル
代理人
個人
主分類
A43B
23/02 20060101AFI20250821BHJP(履物)
要約
【課題】道具や手を使わずに足だけで履くことができ、かつ、繰り返し履いた時に負荷が一点に集中することがない履物を提供する。
【解決手段】履物が、アッパーとソールとから成り、アッパーが外装部材と内装部材とを備え、アッパーの後部のかかと部に月型芯を備え、月型芯が外装部材と内装部材との間に配置され、月型芯の後側上端部が、履物の後方に反り、履物の前方に向けて斜め下方に傾斜するガイド面を形成すると共に、履物の後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成する。月型芯は、履物の後方に反る後側上端部、及び履き口に沿って使用者の足首を履物の後側から前側に覆うように上面視U字状に延びる一対の側部を備え、履物の後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成された上部と、上部から連続して履物の後面視、上方から下方に向けて幅狭になるように形成された下部とを有し得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アッパーとソールとから成り、
前記アッパーが、履物の外側面を構成する外装部材と、前記外装部材の内面に設けられ履物の内側面を構成する内装部材とを備え、
前記アッパーの後部にかかと部が形成された
履物において、
前記かかと部が月型芯を備え、
前記月型芯が外装部材と内装部材との間に配置され、
前記月型芯の後側上端部が、履物の前後方向後方に反り、履物の前後方向前方に向けて斜め下方に傾斜するガイド面を形成すると共に、
前記月型芯が、履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成されている
ことを特徴とする履物。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記月型芯が、
履物の前後方向後方に反る前記後側上端部と、
履き口に沿って使用者の足首を履物の前後方向後側から前側に覆うように上面視U字状に延びる一対の側部を備え、履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成された上部と、
前記上部から連続して履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて幅狭になるように形成された下部と
を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の履物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、履物の改良に関する。
続きを表示(約 4,400 文字)
【背景技術】
【0002】
歩行において、身体への負担を減らし、安定して歩くためには踵をまっすぐな状態に保つことが重要であり、従って、履物において、使用者の足の踵をサポートするかかと部は重要な役割を果たすものである。従って、靴等の履物を履く時には、靴ベラを使ったり、手でかかと部をサポートしたりする等して、履物のかかと部を潰さないように履くことが推奨される。
一方で、履物を履く時に、靴ベラを使ったり、手でかかと部をサポートしたりする動作は面倒であり、道具や手を使わずに足だけで履くことができる履物が市場では望まれている。
上記相反する要求を満たすために、道具や手を使わずに足だけで履くことができ、かつ、履物を履く時にかかと部を潰すことがない構造を有する履物の開発が日々進められている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7317385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で提案されている履物は、かかと部の上端に、上方斜め後方に向けて延び、上から降ろされる人体の足における踵を前方斜め下方に滑らせる硬質の突片部が形成された月型芯を設けているので、靴ベラを使ったり、手でかかと部をサポートしたりしなくても、履物を履く時に前記突片部によって足の踵が前方斜め下方に案内されるので、かかと部を潰すことなく履物を履くことができるという効果を狙ったものである。
しかしながら、特許文献1で提案されている履物は、その月型芯が、人の踵を包むように横断面半円弧状に形成された本体部と、本体部より幅狭に形成された突片部とから成るため、履物を履く時に、足の踵で前記突片部が下方に押されると、本体部と突片部との連結部分に強い負荷がかかり、突片部が前記連結部分から後方に向けて折れる可能性があるという問題がある。
履物を履くという動作を行う時に、足の踵を意識的に前方斜め下方に滑られるように履くか、突片部を踵で押しながら突片部の作用により足の踵を前方斜め下方に滑らせるかは、使用者の加減によるものであり、突片部の作用により足の踵を前方斜め下方に滑らせるように履くと、履物を履く度に突片部に下方に向けた荷重がかかり、突片部が本体部より幅狭に形成されているという構造上、突片部と本体部との間の連結部分に強い負荷がかかることは避けられない。
本発明は、上記した従来の履物の問題点に鑑みて、道具や手を使わずに足だけで履くことができ、かつ、繰り返し履いた時に負荷が一点に集中することがない履物を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した目的を達成するために本発明に係る履物は、アッパーとソールとから成り、前記アッパーが、履物の外側面を構成する外装部材と、前記外装部材の内面に設けられ履物の内側面を構成する内装部材とを備え、前記アッパーの後部にかかと部が形成された履物において、前記かかと部が月型芯を備え、前記月型芯が外装部材と内装部材との間に配置され、前記月型芯の後側上端部が、履物の前後方向後方に反り、履物の前後方向前方に向けて斜め下方に傾斜するガイド面を形成すると共に、前記月型芯が、履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成されていることを特徴とする。
前記月型芯は、履物の前後方向後方に反る前記後側上端部、及び履き口に沿って使用者の足首を履物の前後方向後側から前側に覆うように上面視U字状に延びる一対の側部を備え、履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成された上部と、前記上部から連続して履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて幅狭になるように形成された下部とを有し得る。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る履物は、アッパーとソールとから成り、前記アッパーが、履物の外側面を構成する外装部材と、前記外装部材の内面に設けられ履物の内側面を構成する内装部材とを備え、前記アッパーの後部にかかと部が形成された履物において、前記かかと部が月型芯を備え、前記月型芯が外装部材と内装部材との間に配置され、前記月型芯の後側上端部が、履物の前後方向後方に反り、履物の前後方向前方に向けて斜め下方に傾斜するガイド面を形成すると共に、前記月型芯が、履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成されているので、使用者が履物を履く時に、つま先を履物に挿入しながら足を下方に下げると、使用者の踵がかかと部に形成されたガイド面上に載り、ガイド面に沿って足が履物の先に向けて斜め前方下方に案内され、足が履物の中にスムーズに入る。これにより、使用者は、靴ベラ等の道具や手を使わずに、履物を履くことが可能になる。
また、本発明に係る履物によれば、かかと部に設けられた月型芯が、履物の前後方向後面視、上方から下方に向けて連続的に幅狭になるように構成されているので、使用者が履物を履くときに月型芯にかかる負荷が一点に集中することがなく、月型芯が全体で負荷を受けることが可能になり、使用時にかかる負荷に対する月型芯の耐荷重性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る履物の斜視図である。
図1に示した履物の側面図である。
図2におけるかかと部の部分断面図である。
(a)は月型芯の背面図、(b)は(a)におけるA-A断面図、(c)は月型芯の上面図、(d)は(a)におけるB-B断面図である。
本発明に係る履物を履く状態を示す図である。
月型芯の構成を示す図4(b)に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面に示した一実施例を参照しながら本発明に係る履物の実施の形態を説明していく。
以下、ローファー型の履物を例に挙げて本発明に係る履物の構成について説明する。図1は本発明に係る履物の斜視図を、図2は図1に示した履物の側面図を、図3は図2におけるかかと部の部分断面図を各々示している。
図面に示すように、履物1は、アッパー3の底面にソール5を固定して成る。
アッパー3は、足の側面を覆う部分、足の甲を覆う部分、及び足の踵を覆う部分等を形成する複数の革材を縫い合わせて成り、履物1の外側面を構成する外装部材7と、前記外装部材7の内面に設けられ、履物1の内側面を構成する内装部材9とで構成されている。
前記アッパー3の後部は、かかと部11を形成しており、かかと部11は、履物1の履き口13の後側を形成し、履物1を履いた使用者の足の足首を後側から前側に覆うように上面視U字状に形成されている。
前記アッパー3のかかと部11における外装部材7と内装部材9との間には月型芯15が設けられている。
図4(a)は月型芯15の背面図、図4(b)は図4(a)におけるA-A断面図、図4(c)は月型芯の上面図、図4(d)は図4(a)におけるB-B断面図である。以下、月型芯15の構成を、上部15Aと下部15Bとに分けて説明する。
月型芯15の上部15Aは、その後側上端部15aが後方に反り、前方に向けて斜め下方に傾斜する履き込みガイド面17を形成すると共に、履き口13に沿って足首を後側から前側に覆うように上面視U字状に両側部15b及び15cが前方に延び、かつ、後面視下方に向けて幅狭になるように略逆三角形状に形成されている。下部15Bは、上部15Aから連続して後面視下方に向けて幅狭になるように略逆三角形状に形成されている。
上記したように構成された月型芯15は、前記したようにアッパー3を構成する外装部材7と内装部材9との間に設けられ、アッパー3のかかと部11を補強すると共に、その上端が履き口13の後部を補強し、さらに、後側上端部が前方に向けて斜め下方に傾斜する履き込みガイド面17を形成する。
上記したように構成された履物1によれば、図5に示すように、使用者が履物1を履く時に、つま先を履物1に挿入しながら足を下方に下げると、使用者の踵がかかと部11に形成されたガイド面17上に載り、ガイド面17に沿って足が履物1の先に向けて斜め前方下方に案内され、足が履物1の中にスムーズに入る。これにより、使用者は、靴ベラ等の道具や手を使わずに、履物1を履くことが可能になる。
上記した本発明に係る履物1によれば、月型芯15を、後側上端部15aが後方に反り、履き口13に沿って足首を後側から前側に覆うように上面視U字状に両側部15b及び15cが前方に延びる上部15Aと、上部15Aから連続して後面視下方に向けて幅狭になるように略逆三角形状に形成された下部15Bとで構成しており、上部15Aから下部15Bにかけて後面視で段部が生じないように構成されているので、使用者が履物1を履くときに月型芯15にかかる負荷が一点に集中することがなく、月型芯15が全体で負荷を受けることが可能になる。
尚、図6に示すように、月型芯15における後側上端部15aの後方への反り角度αは、月型芯15の上端部内面に前方に向けて斜め下方に傾斜する履き込みガイド面17を形成し得る角度であれば任意の角度でよく、具体的には、履物1の後側上端部15aと水平線Pとの間の角度αは、90°より小さく、0°より大きく、好ましくは、70°~20°、より好ましくは、60°~40°であり得る。
また、月型芯15における後側上端部15aの高さH1は、履物1のデザインに応じた高さであり得るが、好ましくは、月型芯15の全体の高さH2の30%より低い高さ、より好ましくは、20%より低い高さであり得る。
上記した実施例では、ローファー型の靴を例に挙げて、本発明に係る履物の実施の形態を説明しているが、本発明に係る履物は、ローファー型の靴に限定されるものではなく、アッパーの後部に月型芯を備えた履物であれば任意の履物に適用され得る。
【符号の説明】
【0009】
1 履物
3 アッパー
5 ソール
7 外装部材
9 内装部材
11 かかと部
13 履き口
15 月型芯
15A 上部
15B 下部
15a 後側上端部
15b 側部
15c 側部
17 ガイド面
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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