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公開番号2025059868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170223
出願日2023-09-29
発明の名称シューキーパー
出願人株式会社チャナカンパニー
代理人個人
主分類A43D 3/14 20060101AFI20250403BHJP(履物)
要約【課題】外力に抗して靴の型崩れを防止し、かつ、適切な湿度を維持することができるシューキーパーを提供することを目的とする。
【解決方法】
シューキーパー100は、珪藻土で立体形状に形成されており、シューキーパーの外面は、正面視及び背面視において、略円形を均等に2分割した形状であり、平面視において略楕円形または卵形(円形を除く)に形成されており、短手方向の幅が最も大きい部分である最大幅部を有し、2分割した形状の分割面が底面であり、側面視において、略楕円形または卵形(円形を除く)を均等に長手方向に2分割した形状に形成されており、長手方向における一方の端部を先端部、他方の端部を後端部とし、先端部を靴のつま先側に位置するようにシューキーパーを靴の中に配置したときに、シューキーパーの内面と前記靴の中敷きとの間に空間を生じるように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
珪藻土で立体形状に形成されたシューキーパーであり、
前記シューキーパーは、
外面、内面及び底面を有し、
前記外面と前記内面は前記底面と連続しており、
正面視及び背面視において、略円形を均等に2分割した形状であり、
平面視において略楕円形または略卵形(円形を除く)に形成されており、短手方向の幅が最も大きい部分である最大幅部を有し、
側面視において、略楕円形または略卵形(円形を除く)を長手方向に均等に2分割した形状に形成されており、
長手方向における一方の端部を先端部、他方の端部を後端部とし、前記先端部を靴のつま先側に位置するように前記シューキーパーを靴の中に配置したときに、前記シューキーパーの内面と前記靴の中敷きとの間に空間を生じるように構成されている、
シューキーパー。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記外面と前記内面が略相似形状に形成されている、
請求項1に記載のシューキーパー。
【請求項3】
前記先端部と前記最大幅部の間であって前記最大幅部の方に近い位置と、前記最大幅部と前記後端部の間であって前記最大幅部の方に近い位置との間の部分を中間部とするとき、前記底面から前記外面の高さは、前記中間部のいずれかの位置において最も大きい、
請求項2に記載のシューキーパー。
【請求項4】
前記シューキーパーを前記先端部の中央と前記後端部の中央を結ぶ線分で切断したときの断面の厚さである中心厚さは、前記中間部のいずれかの位置において最も小さく構成されている、
請求項3に記載のシューキーパー。
【請求項5】
前記底面の幅は、前記中間部のいずれかの位置において最も小さく構成されており、
前記底面の幅に対する、前記中心厚さの比は、前記中間部のいずれかの位置において最も小さく構成されている、
請求項4に記載のシューキーパー。
【請求項6】
前記最大幅部が前記後端部側に偏って位置する、
請求項1乃至5のいずれかに記載のシューキーパー。
【請求項7】
前記底面には、磁石が埋め込まれており、2つの前記シューキーパーの前記底面同士が前記磁石によって固定可能になっている、
請求項1乃至5のいずれかに記載のシューキーパー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、靴の内部に挿入するシューキーパーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内部に空気が密封されたバルーン形態の中空型のシューキーパー、発泡スチロールなどを用いて立体形状としたシューキーパーがあり、高級品としては木製のシューキーパーが使用されている。
【0003】
上述のシューキーパーは、構造的に、靴の中の湿気が外部に放出されにくい。このため、カビなどの原因となる靴の中の湿気の除去には適さない。
【0004】
これに対して、天然セルロース繊維等の木材繊維や綿等でつくられた原紙を積層して得たバルカナイズドファイバーを折り曲げてシューキーパーとし、そのバルカナイズドファイバー自体及び折り曲げ形状の弾性力によって、靴の内側から押圧して保型を図るようにしたシューキーパーが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-189910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
シューキーパーの主な機能は、靴の型崩れや皺の発生を防止することである。さらに、特にゴルフシューズなどの革製の運動靴においては、靴を着用中の足から出る汗のため、着用後においても靴内の湿度が高い傾向があるから、靴内の水分を吸収したうえで、適度な湿度を維持することが重要である。この点、特許文献1のシューキーパーは、紙製の材料を折り曲げたに過ぎないから外部からの力に弱いので型崩れしやすく、また、靴内の湿度は靴の外部と同一になるに過ぎないから、過度に湿度が高くなることを防止することはできないし、過度に湿度が低くなることを防止することもできない。
【0007】
本発明はかかる問題の解決を試みたものであり、外力に抗して靴の型崩れを防止し、かつ、適切な湿度を維持することができるシューキーパーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第一の発明は、珪藻土で立体形状に形成されたシューキーパーであり、前記シューキーパーは、外面、内面及び底面を有し、前記外面と前記内面は前記底面と連続しており、正面視及び背面視において、略円形を均等に2分割した形状であり、平面視において略楕円形または略卵形(円形を除く)に形成されており、短手方向の幅が最も大きい部分である最大幅部を有し、側面視において、略楕円形または略卵形(円形を除く)を長手方向に均等に2分割した形状に形成されており、長手方向における一方の端部を先端部、他方の端部を後端部とし、前記先端部を靴のつま先側に位置するように前記シューキーパーを靴の中に配置したときに、前記シューキーパーの内面と前記靴の中敷きとの間に空間を生じるように構成されている、シューキーパーである。
【0009】
珪藻土を構成する珪藻殻には0.1~1.0ミクロン程度の無数の孔が空いており、所定の湿度までは水分を吸収し、所定の湿度以上になれば水分を放出する性質がある。このため、珪藻土は、吸収性及び調湿性に優れる。珪藻土の性質を利用して、珪藻土を粒子状に形成して袋に詰めて、シューキーパーのように使用する例はあるが、外力に抗して靴の型崩れを防止する機能は不十分であり、また、袋の中に湿気が籠り、靴の中を適度な湿度に維持することが困難であるという問題がある。この点、本発明の発明者は、珪藻土を所定の形状に構成することによって、外力に抗して靴の型崩れを防止し、かつ、適度な湿度を維持するとう技術思想に想到した。
【0010】
立体形状のシューキーパーを靴の中に配置したとき、シューキーパーの内面と靴の中敷きの間に空間がない構造の場合は、珪藻土の量が過剰であり、シューキーパーに水分を吸収して保持する性質が強く、水分の吸収と放出からなる調質機能が弱くなるという問題がある。このため、本発明に係るシューキーパーは、靴の中に配置したとき、シューキーパーの内面(底面)と靴の中敷きの間に空間を有するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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