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公開番号
2025004669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104507
出願日
2023-06-26
発明の名称
インソール及び履物
出願人
なごり株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A43B
17/00 20060101AFI20250107BHJP(履物)
要約
【課題】従来のインソールでは、足趾が履物の内部にて浮き趾になり易く、足本来の機能が発揮し難いという課題がある。
【解決手段】本発明のインソール10では、本体部11の第1の隆起部15が足裏62側から内側縦アーチを支持し、本体部11の第2の隆起部16が足裏62側から外側縦アーチを支持し、本体部11の先端領域R1が足裏62側から足趾63を支持する。この構造により、使用者の足趾63が、靴の内部にて浮き趾となることが防止され、運動時等に足趾63が本来の機能を果たすことで、内在筋が鍛えられる。そして、内在筋の筋力を用いて足の骨格が適正な位置に保持されることで、使用者への負担を低減した歩行等が実現される。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
履物の内部に装着され、前記履物の使用者の足裏を支えるインソールであって、
前記使用者の踵から足趾までに渡り配設される本体部と、
前記本体部の表面側に形成され、前記使用者の内側縦アーチを前記足裏から支持する第1の隆起部と、
前記本体部の表面側に形成され、前記使用者の外側縦アーチを前記足裏から支持する第2の隆起部と、を備え、
前記本体部の先端領域では、前記本体部の裏面側が、平坦面として形成されると共に、前記本体部の前記足趾側の厚みが、前記本体部の前記踵側の厚みよりも厚く形成されることを特徴とするインソール。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記本体部の表面側に形成され、前記使用者の母趾球を前記足裏から支持する第1の窪み部と、
前記本体部の表面側に形成され、前記使用者の小趾球を前記足裏から支持する第2の窪み部と、を備え、
前記本体部の前記第1の窪み部と前記第2の窪み部との間の中間領域では、前記本体部の表面側が、平坦面として形成されることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
【請求項3】
前記第1の隆起部は、前記内側縦アーチの中央よりも後方側に頂部を有すると共に、前記第1の隆起部の尾根は、前記頂部から前記本体部の斜め前方の内側に向けて形成され、
前記第2の隆起部は、前記外側縦アーチの中央よりも後方側に頂部を有すると共に、前記第2の隆起部の尾根は、前記頂部から前記本体部の斜め前方の内側に向けて形成されることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
【請求項4】
前記履物の内部において、前記先端領域の表面が、前記中間領域の表面よりも高い位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のインソール。
【請求項5】
前記本体部の裏面側には、前記中間領域と前記先端領域の境界に前記本体部の横幅方向に延在する凹部が形成されることを特徴とする請求項2に記載のインソール。
【請求項6】
使用者が履いて使用する履物であって、
前記使用者の踵から足趾までに渡り配設され、前記使用者の足裏を支えるソール部と、
前記ソール部の表面側に形成され、前記使用者の内側縦アーチを前記足裏から支持する第1の隆起部と、
前記ソール部の表面側に形成され、前記使用者の外側縦アーチを前記足裏から支持する第2の隆起部と、を備え、
前記ソール部の先端領域では、前記足趾側が前記踵側よりも高くなり、
前記使用者の前記足趾が、前記ソール部の先端領域と接触した状態となることを特徴とする履物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インソール及び履物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のインソールの構造として、特許文献1に記載の構造が知られている。インソールは、靴の底面の全体に配置されるシート部と、シート部の長手方向の中央部分から踵部分に渡ってシート部を下方から支える支持プレート部と、を備える。そして、シート部には、先端から後端に向けて爪先部、張り出し部、アーチ部及び踵部が形成される。
【0003】
アーチ部は、張り出し部を除く中足骨から外果の直下までを配置させるように形成された部分である。具体的には、アーチ部は、第1中足骨を配置させるように形成された内側壁部と、第5中足骨を配置させるように形成された外側壁部と、内側壁部と外側壁部との間に形成された中央壁部と、を備える。そして、内側壁部、外側壁部及び中央壁部は、それぞれシート部の表面側であり、シート部を上方へとアーチ型に湾曲して突出させた形状となる。
【0004】
この構造により、靴の使用者の足裏の内側縦アーチ、外側縦アーチ及び横アーチが、上記アーチ部により下方より支持されることで、足の骨格の崩れが防止される。そして、靴の使用者の歩行時等の運動時において、足の骨格の歪みに伴う負担等が軽減される。
【0005】
また、従来のインソールの構造として、特許文献2に記載の構造が知られている。インソールは、靴底に設けられるソール状の底部であり、種子骨の部分から中足骨を経て足の踵の部分をカバーする大きさにて形成される。そして、インソールには、先端から後端に向けて前方支持凸部、踵骨支持凸部及び踵後方支持部が形成される。前方支持凸部、踵骨支持凸部及び踵後方支持部は、インソールの表面側に隆起した形状となる。
【0006】
前方支持凸部は、複数の中足骨を足裏側から支持し、踵骨支持凸部は、踵骨前方の内側を足裏側から支持する。この構造により、使用者の距骨を理想的な場所に戻すとともに、腓骨の位置を上方へと押し上げることが出来る。そして、足根骨を正常の場所に戻すことで、使用者の足裏の上記3つのアーチ構造の回復と足首から上の脛骨、腓骨の位置関係が安定することで全身のバランスを整えることが出来る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6991539号公報
特開2019-217063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した特許文献1に記載のインソールには、シート部の表面側であり、アーチ型に湾曲して突出した内側壁部、外側壁部及び中央壁部が形成される。そして、内側壁部、外側壁部及び中央壁部が、使用者の足裏と接触し、足裏側から上記3つのアーチをしっかりと支持し、足の骨格の歪みを防止する。
【0009】
しかしながら、上記インソールでは、足裏側から上記3つのアーチを支持し、足裏の土踏まず領域を含む足裏の中央領域を持ち上げることで、使用者の足趾が、靴の内部にてシート部に対して浮いた状態となってしまう。そして、使用者は、歩行等の運動時に足趾をしっかりと使うことが出来ず、足趾の掴む動作等を司る内在筋が衰えてしまう。その結果、上記3つのアーチが、内在筋により適正な位置で支えられず、運動時に足の骨格の歪みに伴う負担等が発生するという課題がある。
【0010】
更には、上記インソールは、足裏側から上記3つのアーチをしっかりと支持する構造である。そのため、インソールが装着された履物の使用時に、使用者の上記3つのアーチは、足裏側からしっかりと支持され、足の骨格の歪みが防止される。
(【0011】以降は省略されています)
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