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公開番号2024125745
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033785
出願日2023-03-06
発明の名称履物
出願人株式会社アメイズプラス
代理人個人,個人
主分類A43B 13/12 20060101AFI20240911BHJP(履物)
要約【課題】ソール部に重り部が設けられた構成において、ソール部を幅方向に屈曲し易くすることで快適な歩行を実現することができる履物を提供する。
【解決手段】運動靴のソール部11は、地面に接地される外側ソール部14と、外側ソール部14の上面に重ねられユーザの足が載せられる内側ソール部15とを有する。外側ソール部14には、上方に開口された複数の収容凹部29が設けられている。各収容凹部29にはそれぞれ金属製の重り部21が収容された状態で設けられている。各重り部21は、ソール部11の幅方向に延びる円柱状に形成されている。各重り部21はいずれも、ソール部11の幅方向の長さLがソール部11の最小幅部分の幅Wよりも小さくされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ソール部に重り部が設けられた履物であって、
前記重り部は、前記ソール部において前後方向における所定位置に配置され、
前記ソール部の幅方向における前記重り部の長さは、前記所定位置における前記ソール部の幅の半分以下となっている、履物。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記重り部は、前記幅方向に間隔をおいて複数配置されている、請求項1に記載の履物。
【請求項3】
前記ソール部には、前記複数の重り部を区画する区画部が設けられ、
前記区画部は、前記重り部よりも変形し易く形成されている、請求項2に記載の履物。
【請求項4】
前記区画部は、中空部を含んでいる、請求項3に記載の履物。
【請求項5】
前記区画部は、前後方向に延び前記幅方向に並ぶ複数の前記中空部を含む、請求項4に記載の履物。
【請求項6】
前記ソール部の前側には、前記重り部としての第1重り部が前記幅方向に間隔をおいて複数配置され、
前記ソール部の後側には、第2重り部が前後方向に並べて複数配置されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の履物。
【請求項7】
前記各第1重り部は、前記ソール部において足の拇指球が配置される位置と、小指球が配置される位置とにそれぞれ配置され、
前記各第2重り部は、前記ソール部において踵が配置される位置に配置されている、請求項6に記載の履物。
【請求項8】
前記ソール部は、地面に接地される外側ソール部と、前記外側ソール部の上面に重ねられユーザの足が載せられる内側ソール部とを含み、
前記外側ソール部には、上方に開口され前記重り部が収容される収容凹部が形成され、
前記重り部は、前記収容凹部に収容され、上端部が前記外側ソール部の上面と同じ高さ位置、又はそれよりも上方の位置に設定されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の履物。
【請求項9】
前記重り部は、前記幅方向に延び、横断面が上方に凸となる形状とされている、請求項8に記載の履物。
【請求項10】
前記重り部は、前記ソール部において足の拇指球が配置される位置と、小指球が配置される位置と、踵が配置される位置とにそれぞれ配置されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の履物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、履物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、運動靴等の履物として、ソール部に重りを内蔵することにより重量を大きくしたものがある。かかる履物では、歩行時の負荷を高めることにより運動効果の向上や健康促進等を図ることが可能となっている。
【0003】
特許文献1には、ソール部に重りを前後方向に並べて複数配置した履物が開示されている。この履物では、重りがソール部の幅方向に延びており、詳しくはソール部の幅方向の略全域に亘るように延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-141615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1の履物では、重りがソール部の幅方向の略全域に亘るように延びているため、ソール部を幅方向に屈曲させづらいことが考えられる。この場合、歩行時に足をねじる等の動きにソール部を追従変形させづらく、快適な歩行が困難になると考えられる。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ソール部に重り部が設けられた構成において、ソール部を幅方向に屈曲し易くすることで快適な歩行を実現することができる履物を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく、本発明の履物は、
ソール部に重り部が設けられた履物であって、
前記重り部は、前記ソール部において前後方向における所定位置に配置され、
前記ソール部の幅方向における前記重り部の長さは、前記所定位置における前記ソール部の幅の半分以下となっている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ソール部に重り部が設けられた構成にあって、ソール部を幅方向に屈曲し易くすることができ、それにより快適な歩行を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)が運動靴を示す斜視図であり、(b)が運動靴の外側ソール部を示す斜視図である。
運動靴のソール部を示す平面図である。
図2のA-A線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、本発明の履物を運動靴(スニーカー)として具体化している。図1は、(a)が運動靴を示す斜視図であり、(b)が運動靴の外側ソール部を示す斜視図である。図2は運動靴のソール部を示す平面図であり、図3は図2のA-A線断面図である。なお、図1~図3では、左足用の運動靴を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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