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公開番号2024128700
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037839
出願日2023-03-10
発明の名称履物
出願人個人
代理人弁理士法人プロテック,個人
主分類A43B 13/14 20060101AFI20240913BHJP(履物)
要約【課題】O脚を補正する機能を有する履物及び中敷きを提供すること。
【解決手段】履物1は、足が載せられるソール部11と、ソール部11の外周部に固定され、ソール部11に載せられた少なくとも足の甲を包み込むアッパー部と、を備え、ソール部11は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向する部位に形成された段差11aと、使用者の親指の付け根部分と中指の付け根部分との間の部位に立設され、上下方向に延びる前緒部20と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の足が載せられるソール部と、当該ソール部の外周部に固定され、前記ソール部に載せられた少なくとも足の甲を包み込むアッパー部と、を備えた履物であって、
前記ソール部は、
少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向する部位に形成され、当該部位を使用者の親指及び中指及びこれらの付け根部分に対向する部位よりも低くする第1の段差を有することを特徴とする履物。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載した履物であって、
前記ソール部は、使用者の踵に対向する部位に形成され、当該部位を使用者の親指及び中指及びこれらの付け根部分に対向する部位よりも低くする第2の段差を更に有することを特徴とする履物。
【請求項3】
請求項1に記載した履物であって、
前記ソール部は、外部に配置されるアウターソール部と、当該アウターソール部上でかつ前記アッパー部の内側に配置されるインナーソール部と、を有し、
前記インナーソール部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向する部位に形成された第1の欠落部を有し、
前記第1の段差は、前記第1の欠落部と前記アウターソール部の上面とによって形成されることを特徴とする履物。
【請求項4】
請求項2に記載した履物であって、
前記ソール部は、外部に配置されるアウターソール部と、当該アウターソール部上でかつ前記アッパー部の内側に配置されるインナーソール部と、を有し、
前記インナーソール部は、少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向する部位に形成された第1の欠落部と、使用者の踵に対向する部位に形成された第2の欠落部と、を有し、
前記第1の段差は、前記第1の欠落部と前記アウターソール部の上面とによって形成され、
前記第2の段差は、前記第2の欠落部と前記アウターソール部の上面とによって形成されることを特徴とする履物。
【請求項5】
請求項3又は4に記載した履物であって、
前記インナーソール部は、前記アウターソール部に対して着脱自在であることを特徴とする履物。
【請求項6】
請求項3又は4に記載した履物であって、
前記インナーソール部は、前記前緒部が挿入される孔部を有し、
前記アウターソール部は、前記孔部に挿入された前記前緒部の先端部に嵌合する凹部を有することを特徴とする履物。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか1項に記載した履物であって、
前記アッパー部における使用者の踵側の両側部に、両端部が留め具によって回動自在に取り付けられ、使用者の踵の上部に配置可能なU字形のバンドを更に備えることを特徴とする履物。
【請求項8】
請求項1から4のいずれか1項に記載した履物であって、
使用者の親指の付け根部分と中指の付け根部分との間の部位に立設され、上下方向に延びる前緒部を更に有することを特徴とする履物。
【請求項9】
履物の内部に敷かれる中敷きであって、
少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向する部位に形成された第1の欠落部を有することを特徴とする中敷き。
【請求項10】
請求項9に記載した中敷きであって、
使用者の踵に対向する部位に形成された第2の欠落部を更に有することを特徴とする中敷き。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、履物及び履物の中敷きに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、足底に突起を設け、歩行しながら足裏のつぼを刺激したり、足底を横方向に傾斜させてO脚やX脚を補正したりするといった健康によい機能を有する草履やサンダルが普及している。
【0003】
従来、この種の技術としては、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1には、人差し指を中心にして親指対中指・薬指・小指の3本が1対3になるように鼻緒の前坪を取り付ける位置を人差し指を挟むように2か所に設定し、更に人差し指が乗る天の部分を2~5mmほど高くした健康サンダルについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3232282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、靴においても、健康によい機能を有することが望まれている。例えば、O脚が目立たないようにするため、O脚を補正する機能を有する靴の出現が望まれる。
【0006】
本発明は、このような要望に応え、O脚を補正する機能を有する履物及び履物の中敷きを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
【0008】
(1) 使用者の足が載せられるソール部と、当該ソール部の外周部に固定され、前記ソール部に載せられた少なくとも足の甲を包み込むアッパー部と、を備えた履物であって、
前記ソール部は、
少なくとも使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分と、当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分とに対向する部位に形成され、当該部位を使用者の親指及び中指及びこれらの付け根部分に対向する部位よりも低くする第1の段差と、
使用者の親指の付け根部分と中指の付け根部分との間の部位に立設され、上下方向に延びる前緒部と、を有することを特徴とする履物。
【0009】
(1)によれば、使用者が本発明の履物を履いて歩行した場合、足裏における使用者の足の中指、薬指、小指及びこれらの付け根部分及び当該付け根部分に対して踵寄りに位置する母趾内転筋横頭の部分、すなわち、足裏におけるつま先側でかつ外側の部位が、第1の段差によって低くなっているソール部の面から離間する。このため、使用者の体重は、使用者の親指の付け根部分と中指の付け根部分、すなわち足裏の内側側部に集中する。これにより、使用者の脚の重心を内側に補正することが可能になり、使用者がO脚であれば、使用者の膝の間隔を狭くすることが可能になる。
【0010】
(2) (1)において、前記ソール部は、使用者の踵に対向する部位に形成され、当該部位を使用者の親指及び中指及びこれらの付け根部分に対向する部位よりも低くする第2の段差を更に有することを特徴とする履物。
(【0011】以降は省略されています)

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