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公開番号
2025091698
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207109
出願日
2023-12-07
発明の名称
シューズ
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A43B
5/14 20060101AFI20250612BHJP(履物)
要約
【課題】空気抵抗を軽減することが可能なシューズを提供する。
【解決手段】本発明の実施の形態におけるシューズ1は、足の甲を覆うアッパー部10と、アッパー部10に固定された靴底部20と、アッパー部10の後端に、後方に向けて尖った流線形状の空気抵抗軽減部30とを備え、空気抵抗軽減部30の流線形状が靴底部20の後端21に連続している。このような形状にすれば、ヒール(かかと部分)におけるエアロ効果が高まり、空気抵抗を軽減することが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
足の甲を覆うアッパー部と、
前記アッパー部に固定された靴底部と、
前記アッパー部の後端に、後方に向けて尖った流線形状の空気抵抗軽減部とを備え、
前記空気抵抗軽減部の流線形状が前記靴底部の後端に連続しているシューズ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記空気抵抗軽減部は、側面視では、その上端から下端まで略円弧状に形成されている請求項1に記載のシューズ。
【請求項3】
前記空気抵抗軽減部は、側面視では、縦長の楕円の円弧状または真円の円弧状に形成されている請求項2に記載のシューズ。
【請求項4】
前記空気抵抗軽減部は、平面視では、足を差し入れる部分である履き口に連続する略V字状に形成されている請求項1に記載のシューズ。
【請求項5】
前記空気抵抗軽減部は、底面視では、前記靴底部との隣接部分の全体が滑らかに連続している請求項1に記載のシューズ。
【請求項6】
前記空気抵抗軽減部は、その上端付近から下端付近まで尖った二枚貝形状をなすように形成され、左側部分と右側部分が合わさる線が稜線になる請求項1に記載のシューズ。
【請求項7】
前記靴底部には、自転車のペダルに足を固定するためのクリートが取り付けられ、
平面視において、前記空気抵抗軽減部の稜線を延長した仮想線が前記クリートの溝とほぼ直交する請求項6に記載のシューズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シューズに関し、特に、スピードを競うスポーツ用のシューズに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自転車レースの世界では、走行時の空気抵抗を減らすため、エアロダイナミクスに特化した設計が顕著である(例えば、非特許文献1参照)。機材の進化により、ロードレースのスピードはますます上がっている。平坦でも時速70km以上、下り坂では時速100kmを超えることも少なくないため、走行時にかかる空気抵抗は大きな課題である。
【0003】
そのため、プロの選手は、ロードバイクはもちろん、ヘルメットやウェアも自転車レースに特化したものを選んでいる。下肢のエアロ効果を高めるアイテムとしてはエアロソックスとエアロシューズカバーがあり、両者の効果を比較する実験も知られている(例えば、非特許文献2参照)。また、すね毛処理を行うことで空気抵抗を7%削減できるという実験結果もある(例えば、非特許文献3参照)。空気抵抗を7%削減できると、40kmの距離を走り抜けるタイムを競う「タイムトライアル」という競技で言えば、1時間後にゴールする時点で理論的には79秒ものタイムを短縮することが可能である。コンマ1秒の差を競うこともある選手にとって、非常に大きなアドバンテージを生むことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭59-114001号公報
【非特許文献】
【0005】
自転車ライフの情報サイト“SHIFTA MEDIA”、「自転車レースの世界を覗く」、令和5年11月15日検索、インターネット<URL:https://shifta.jp/article-detail/69>
IT技術者ロードバイク日記、「エアロソックスとエアロシューズカバー、空気抵抗が優れているのはどっち?」、令和5年11月15日検索、インターネット<URL:https://rbs.ta36.com/?p=60085>
IT技術者ロードバイク日記、「すね毛剃った→空気抵抗7%削減へ!風洞実験で判明」、令和5年11月15日検索、インターネット<URL:https://rbs.ta36.com/?p=26352>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、シューズそのもののエアロ効果を高める開発は未だ大きく進んでいないのが現状である。そのことは、非特許文献1に開示される世界トップクラスの選手が使用するシューズの写真を見ても明らかである。非特許文献1には、「ロードバイクへ力を伝える接点となる」という点でシューズの重要性が示されているものの、シューズに作用する空気抵抗を軽減する点については言及されていない。
【0007】
なお、特許文献1には、靴の後部に流線形状をなす空気抵抗減少具を取着した空気抵抗減少具付き靴が開示されているが、この靴をスポーツ用のシューズとして使用するのは現実的ではない。すなわち、特許文献1に開示される空気抵抗減少具は、靴に対して着脱式になっているため(特許文献1の第6頁の第9行目~第13行目参照)、激しく下肢を動かすスポーツでは脱落するおそれがあり、安全性の問題がある。また、空気抵抗減少具の下端において、靴との間に開口部が形成されているため(特許文献1の図1参照)、激しく下肢を動かした場合は開口部に空気が入り込み、空気抵抗が増加する要因になる。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するものであり、空気抵抗を軽減することが可能なシューズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、シューズであって、足の甲を覆うアッパー部と、前記アッパー部に固定された靴底部と、前記アッパー部の後端に、後方に向けて尖った流線形状の空気抵抗軽減部とを備え、前記空気抵抗軽減部の流線形状が前記靴底部の後端に連続している。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、空気抵抗を軽減することが可能なシューズを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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