TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024110635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023015331
出願日2023-02-03
発明の名称履物
出願人ゼンノ株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類A43B 3/10 20060101AFI20240808BHJP(履物)
要約【課題】履物の再商品化の実施を推進する。
【解決手段】履物は、着用部材と、板状の芯板部材と、を備える。着用部材は、使用者の足部に着用される。芯板部材は、着用部材に取り付けられる。着用部材は、底部と、被覆部と、を有する。底部の上面には、使用者の足裏が乗る。被覆部は、底部と一体であって使用者の足の甲を覆う。芯板部材は、底部の下面に対して装脱着可能に取り付けられ、好ましくは着用部材よりも摩擦係数が高い材料から成る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の足部に着用される着用部材と、
前記着用部材に取り付けられる板状の芯板部材と、
を備え、
前記着用部材は、
前記使用者の足裏が上面に乗る底部と、
前記底部と一体であって前記使用者の足の甲を覆う被覆部と、
を有し、
前記芯板部材は、前記底部の下面に対して装脱着可能に取り付けられる、履物。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記着用部材の材料は単一である、請求項1に記載の履物。
【請求項3】
前記底部は、前袋部と、後袋部及び中央袋部の少なくともどちらかと、を有し、
前記前袋部は、前記芯板部材における前記使用者の爪先側の前端部の少なくとも一部を収容し、
前記後袋部は、前記芯板部材における前記使用者の踵側の後端部の少なくとも一部を収容し、
前記中央袋部は、前記芯板部材における前記前端部及び前記後端部間の上下方向から見て短手方向に括れた部分を収容する、請求項1に記載の履物。
【請求項4】
前記底部は、前記中央袋部を有し、
前記芯板部材は、前記括れた部分の左右方向端部に配置されて左右方向に凹む凹部を有し、
前記凹部は、前記中央袋部の左右方向端部を収容する、請求項3に記載の履物。
【請求項5】
前記芯板部材の前記前端部は、上下方向に重なる一対の前板部を有し、
上側の前記前板部は、前記前袋部に覆われ、
下側の前記前板部は、上側の前記前板部との間に前記前袋部を挟む、請求項3に記載の履物。
【請求項6】
前記底部は、前記後袋部を有し、
前記芯板部材の前記後端部は、上下方向に重なる一対の後板部を有し、
上側の前記後板部は、前記後袋部に覆われ、
下側の前記後板部は、上側の前記後板部との間に前記後袋部の一部を挟む、請求項3に記載の履物。
【請求項7】
前記芯板部材は、
前記着用部材よりも摩擦係数が高い材料から成り、及び/又は、
滑り止め加工された接地面を有する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の履物。
【請求項8】
前記芯板部材の下面に配置されて直接に接地可能なソール部を有する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の履物。
【請求項9】
前記ソール部の材料は、前記芯板部材と同じである、請求項8に記載の履物。
【請求項10】
前記ソール部は、
前記着用部材よりも摩擦係数が高い材料から成り、及び/又は、
滑り止め加工された接地面を有する、請求項8に記載の履物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、履物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、使い捨てスリッパなどの履物が知られている(たとえば特許文献1参照)。使い捨ての履物は、宿泊施設などで使用され、通常では使用済みになると丸ごと捨てられる。
【0003】
一方、近年では、持続可能な開発目標(SDGs;sustainable development goals)の一つとして、持続可能な消費と生産のパターンを確保することが掲げられている。これにより、物の廃棄を減らし、リサイクルなどにより新たな資源として再利用することが推奨されている。また、環境省のプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(略して「プラスチック資源循環法」)の第33条の規定に基づく分別収集物の再商品化の実施に関する計画(以下、「再商品化計画」と呼ぶ。)、及び、経済産業省の取り組みでも、3R政策(リデュース、リユース、リサイクル)を推奨している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-131213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の使い捨ての履物では、異なる樹脂、紙などの複数種類の材料を用いて一体に製造されている。その材料を種類ごとに分別してリサイクルすることは、難しく、多大なコストを要する。そのため、使い捨ての履物は、通常では、産業廃棄物として捨てられ、リサイクルされることなく焼却される。
【0006】
本発明は、上記の状況を鑑みて、履物の再商品化の実施を推進することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の一の態様による履物は、着用部材と、板状の芯板部材と、を備える。前記着用部材は、使用者の足部に着用される。前記芯板部材は、前記着用部材に取り付けられる。前記着用部材は、底部と、被覆部と、を有する。前記底部の上面には、前記使用者の足裏が乗る。前記被覆部は、前記底部と一体であって前記使用者の足の甲を覆う。前記芯板部材は、前記底部の下面に対して装脱着可能に取り付けられる。
【0008】
本発明の更なる特徴や利点は、以下に示す実施形態によって一層明らかにされる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、履物の再商品化の実施を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例に係るスリッパの構成例を示す外観図
実施例に係るスリッパの断面図
実施例に係るスリッパの分解斜視図
実施例に係るスリッパの他の構成例を示す外観図
実施例に係るスリッパの他の構成例を示す分解斜視図
前方段差の構成例を示す斜視図
後方段差の構成例を示す斜視図
中央袋部に芯板部材の括れた部分を収容した図
前袋部に芯板部材の前端部を挿入する図
前袋部に芯板部材の前端部を収容した図
第1変形例に係るスリッパの構成例を示す外観図
第1変形例に係るスリッパの前端部の構成例を示す断面図
第1変形例に係るスリッパの後端部の構成例を示す断面図
第2変形例に係るスリッパの構成例を示す外観図
第2変形例に係るスリッパの断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ゼンノ株式会社
履物
1か月前
個人
12か月前
個人
靴型
6か月前
個人
履物
4か月前
個人
紐靴
10か月前
個人
靴の中敷き
10か月前
個人
連結具
7か月前
個人
布土足スリッパ
8か月前
個人
サンダル
10か月前
個人
紙製スリッパ
11か月前
個人
スポーツ用インソール
11か月前
徳武産業株式会社
10か月前
山三商事株式会社
履物
7か月前
個人
インソール
1か月前
個人
インソール
8か月前
山三商事株式会社
靴紐
8か月前
株式会社サカガワ
草履
5か月前
リトルピアニスト株式会社
履物
4か月前
個人
ベロ部材ズレ防止具
11か月前
個人
インソールおよび履物
10か月前
株式会社アイリス
靴紐留具
9か月前
岸原工業株式会社
短靴
7か月前
個人
靴紐用テンションガイド
3か月前
株式会社ティーワン
シューズ
6か月前
アズマ工業株式会社
浴室用履物
5か月前
株式会社菱屋
一本歯式サンダル
10か月前
株式会社ゴールドウイン
シューズ
2か月前
株式会社ATN1
中敷き及び履物
1日前
個人
履物
7日前
美津濃株式会社
シューズのソール
4か月前
株式会社アシックス
3か月前
株式会社FS・JAPAN
9か月前
株式会社アメイズプラス
履物
12日前
株式会社アメイズプラス
履物
1か月前
株式会社村井
子供用中敷
7か月前
株式会社アシックス
履物
6か月前
続きを見る