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公開番号2024092711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208833
出願日2022-12-26
発明の名称
出願人株式会社アシックス
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A43B 7/08 20220101AFI20240701BHJP(履物)
要約【課題】内部の湿度を低下させて不快感や臭いを抑制することができる靴を得ること。
【解決手段】足が載置される載置面2bを有し、載置面2bに凹部2cが形成されたソール2と、載置面2bを覆うアッパー3と、載置面2bの上に配置される載置体5と、凹部2cに収容された送風機4と、を備え、ソール2には、凹部2cから前方に向けて延びる溝2dと、ソール2の外周面と凹部2cとを連通させる連通部2fと、が形成されており、載置体5には、溝2dと重なる位置に第1の貫通孔5a1と第2の貫通孔5a2が形成されており、溝2dの内壁面は、溝2dの前端まで連続しており、1本の溝2dに対して、第1の貫通孔5a1と第2の貫通孔5a2とが1組設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
足が載置される載置面を有し、前記載置面に凹部が形成されたソールと、
前記載置面との間に足が収容される空間を設けて前記載置面を覆うアッパーと、
前記載置面の上に配置される載置体と、
前記凹部に収容された送風機と、を備え、
前記載置面に載置された足のつま先側を前方、踵側を後方とした場合に、
前記ソールには、前記凹部から前方に向けて延びる溝と、前記ソールの外周面のうち前記アッパーに覆われていない面と前記凹部とを連通させる連通部と、が形成されており、
前記載置体には、前記溝と重なる位置に複数の貫通孔が形成されており、
複数の前記貫通孔の1つは前記溝に沿った前方に形成された第1の貫通孔であり、複数の前記貫通孔の1つは前記第1の貫通孔よりも後方に形成された第2の貫通孔であり、
前記溝の内壁面は、前記溝の前端まで連続しており、
1本の前記溝に対して、前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔とが1組設けられている靴。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記送風機は、運転時に前記溝から前記連通部に向けて空気を流動させる請求項1に記載の靴。
【請求項3】
前記連通部は、前記ソールの内足側となる面または前記ソールの外足側となる面に連通している請求項1に記載の靴。
【請求項4】
前記ソールは、足の中足を支持する中足部を有し、
前記凹部は、前記中足部に形成されている請求項1に記載の靴。
【請求項5】
前記送風機は、硬質な部材で形成された硬質部に周囲を囲まれている請求項1に記載の靴。
【請求項6】
前記凹部の周囲が前記硬質部である請求項5に記載の靴。
【請求項7】
複数の前記貫通孔の1つは、前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔との間に形成された第3の貫通孔である請求項1に記載の靴。
【請求項8】
前記溝は、前記載置面に載置される足のつま先よりも前方となる第1の領域まで延びており、
前記第1の貫通孔は前記第1の領域に形成されている請求項1に記載の靴。
【請求項9】
前記第2の貫通孔は、前記載置面に載置される足の基節骨に対向する第2の領域に形成されている請求項1に記載の靴。
【請求項10】
前記溝には、前記貫通孔と重なる領域に幅が広がった拡幅部が設けられている請求項1に記載の靴。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内部を換気する靴に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
靴の内部は、着用者の足の発汗などによって、湿度が高くなりやすい。靴の内部の湿度が高くなると、蒸れによって着用者が不快に感じたり、臭いが発生したりするといった問題が生じる。そこで、特許文献1に開示された靴のように、内部を換気して靴の内部の湿度が高くなることを防ぐ技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-296260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では靴の内部の換気を行っているものの、空気の流路などまで考慮されておらず、靴の内部の湿度を十分に低下させることができず、不快感や臭いを十分に抑制できるものではなかった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、内部の湿度を低下させて不快感や臭いを抑制することができる靴を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る靴は、足が載置される載置面を有し、載置面に凹部が形成されたソールと、載置面との間に足が収容される空間を設けて載置面を覆うアッパーと、載置面の上に配置される載置体と、凹部に収容された送風機と、を備え、載置面に載置された足のつま先側を前方、踵側を後方とした場合に、ソールには、凹部から前方に向けて延びる溝と、ソールの外周面のうちアッパーに覆われていない面と凹部とを連通させる連通部と、が形成されており、載置体には、溝と重なる位置に複数の貫通孔が形成されており、複数の貫通孔の1つは溝に沿った前方に形成された第1の貫通孔であり、複数の貫通孔の1つは第1の貫通孔よりも後方に形成された第2の貫通孔であり、溝の内壁面は、溝の前端まで連続しており、1本の溝に対して、第1の貫通孔と第2の貫通孔とが1組設けられている靴。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る靴は、内部の湿度を低下させて不快感や臭いを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施の形態1に係る靴の平面図である。
図2は、図1に示した靴の斜視図である。
図3は、図1に示した靴をIII-III線に沿って切断した断面図である。
図4は、ソールの斜視図である。
図5は、ソールの平面図である。
図6は、つま先部分の靴の内部の一例を示す図である。
図7は、つま先部分の靴の内部の一例を示す図である。
図8は、アッパーの分解斜視図である。
図9は、インソールを上側から見た斜視図である。
図10は、インソールを下側から見た斜視図である。
図11は、インソールに形成された第1のインソール開口および第2のインソール開口の断面形状を示す図である。
図12は、送風機の概略構成を示す斜視図である。
図13は、中底の平面図であって、第1の領域および第2の領域の第1の変形例を説明するための図である。
図14は、中底の平面図であって、第1の領域および第2の領域の第2の変形例を説明するための図である。
図15は、ソールの変形例を示す図である。
図16は、インソールの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る靴の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下の説明において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態1に係る靴の平面図である。図2は、図1に示した靴の斜視図である。図3は、図1に示した靴をIII-III線に沿って切断した断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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