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公開番号
2024140381
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051496
出願日
2023-03-28
発明の名称
支持構造物
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
F16L
3/205 20060101AFI20241003BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】耐久性が高く、メンテナンスが容易であり、コスト削減が可能であり、小型軽量化された支持構造物を提供すること。
【解決手段】
支持構造物は、機器が配置されるフランジと、前記フランジと対向するベースプレートと、前記フランジと前記ベースプレートとの間に配置されるばね座と、前記ばね座と前記ベースプレートとの間に配置される少なくとも1つのばねと、前記ばねの中心軸に対して対称に、前記ばねと離隔して配置されると共に、前記ばね座とベースプレートとの間に配置される一対のばね高さ調整機構と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機器が配置されるフランジと、
前記フランジと対向するベースプレートと、
前記フランジと前記ベースプレートとの間に配置されるばね座と、
前記ばね座と前記ベースプレートとの間に配置される少なくとも1つのばねと、
前記ばねの中心軸に対して対称に、前記ばねと離隔して配置されると共に、前記ばね座とベースプレートとの間に配置されるばね高さ調整機構と、を含む、
支持構造物。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ばね座は、取付部を含み、
前記ばね高さ調整機構は、前記取付部に取り付けられる、請求項1に記載の支持構造物。
【請求項3】
前記支持構造物は、ロードと、ロードコラムとをさらに含み、
前記ロードは、前記フランジに取り付けられると共に、前記ロードコラムに挿通され、
前記ロードコラムは、前記ばねに挿通されると共に、前記ベースプレートに取り付けられる、請求項1に記載の支持構造物。
【請求項4】
前記ばね高さ調整機構は、
ロッドと、
前記ロッドの下端が挿通された梁部、及び、前記梁部に取り付けられた柱状部を含む構造体と、を含み、
前記ロッドの上端は、前記取付部に取り付けられ、
前記柱状部は、前記ベースプレートに取り付けられる、
請求項2に記載の支持構造物。
【請求項5】
前記ロッドの上端は、前記取付部の前記梁部側の面と、前記取付部の前記梁部側の面と反対側の面のそれぞれに、前記ばね座を挟むように、第1のナットと第2のナットを用いて固定され、
前記ロッドは、前記梁部を貫通すると共に、前記梁部の前記ばね座側の面に第3のナットを用いて固定され、
前記ロッドの下端は第4のナットを用いて前記梁部と前記ベースプレートとの間に固定される、請求項4に記載の支持構造物。
【請求項6】
前記第3のナットは、前記梁部の前記ばね座側の面から、前記梁部の前記ばね座側の面と前記ばね座との間に移動されると、前記ロッドは上下に移動可能となる、請求項5に記載の支持構造物。
【請求項7】
前記支持構造物は、一対の側面プレートをさらに含み、
前記一対の側面プレートは、前記ばね座と、前記ばねと、前記ばね高さ調整機構とを挟むように取り付けられる、請求項5に記載の支持構造物。
【請求項8】
前記梁部は、前記柱状部と垂直な方向に延在する突縁部を含み、
前記側面プレートは、前記ばね座と垂直な側面部と、前記側面部から延在すると共に、前記梁部と平行に、かつ、前記突縁部と重畳する端部と、前記側面部と前記端部と間の屈曲部とを含み、
前記端部は、前記突縁部と前記ベースプレートとの間に、前記突縁部と前記ベースプレートと離隔して配置される、請求項7に記載の支持構造物。
【請求項9】
前記ばね座は、側面視において、前記フランジの下に位置し、前記フランジ及び前記ベースプレートと平行に配置され、
前記ばね座は、平面視において、前記ばねと重なる中心部と、前記中心部を挟む一対の端部を含み、
前記一対の端部は前記中心部から突き出した部分であり、
前記中心部の径の長さは、前記ばねの外形寸法より長く、前記フランジの径より短い、請求項2に記載の支持構造物。
【請求項10】
前記ばね高さ調整機構は、
ロッドと、
筒状の構造体と、を含み、
前記ロッドの上端は、前記取付部に取り付けられ、
前記ロッドの下端は、前記構造体の上端に挿通され、
前記構造体の下端は、前記ベースプレートに取り付けられる、
請求項9に記載の支持構造物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、支持構造物に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
流体を輸送するために、例えば、配管、流体の制御を行うバルブ、流体を貯める容器などの機器が用いられる。配管、バルブ、又は容器などの機器の内部に流体が流れると、機器の重量、又は機器の温度が変化する。その結果、機器の位置は、機器が始めに配置された位置から変化する。その動きに一定の反力を発生させるとともに追従するのが、支持構造物である。例えば、特許文献1は、機器の一例として配管を用いて、配管の上下に弾性体としてばねが配置された支持構造物を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-12778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態の課題の一つは、新規な構造を備える支持構造物を提供することを課題の一つとする。また、本発明の実施形態の課題の一つは、耐久性が高く、メンテナンスが容易である支持構造物を提供することを課題の一つとする。さらに、本発明の実施形態の課題の一つは、軽量化された支持構造物を提供することを課題の一つとする。また、本発明の実施形態の課題の一つは、コストの低減が可能な支持構造物を提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に係る支持構造物は、機器が配置されるフランジと、前記フランジと対向するベースプレートと、前記フランジと前記ベースプレートとの間に配置されるばね座と、前記ばね座と前記ベースプレートとの間に配置される少なくとも1つのばねと、前記ばねの中心軸に対して対称に、前記ばねと離隔して配置されると共に、前記ばね座とベースプレートとの間に配置される一対のばね高さ調整機構と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、新規な構造を備える支持構造物を提供することができる。また、本発明の一実施形態によれば、耐久性が高く、メンテナンスが容易である支持構造物を提供することができる。さらに、本発明の一実施形態によれば、小型軽量化された支持構造物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る支持構造物の概略を示す斜視図である。
第1実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第1実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第1実施形態に係る支持構造物の概略を示す平面図である。
第1実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
第1実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
第2実施形態に係る支持構造物の概略を示す斜視図である。
第2実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第2実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第2実施形態に係る支持構造物の概略を示す平面図である。
第2実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
第2実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
第3実施形態に係る支持構造物の概略を示す斜視図である。
第3実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第3実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第3実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
第3実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
ばね座の変形例の概略を示す斜視図である。
ばね座の変形例の概略を示す斜視図である。
第4実施形態に係る配管支持装置支持構造物の概略を示す斜視図である。
第4実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第5実施形態に係る支持構造物の概略を示す斜視図である。
第5実施形態に係るばね高さ調整機構の周辺の概略を示す斜視図である。
第5実施形態に係る支持構造物の概略を示す平面図である。
第5実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
第5実施形態に係る支持構造物の概略を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の支持構造体の各実施形態について、機器として配管を用いた例を、図面を参照しつつ説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができ、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。例えば、支持構造体は、機器として、バルブを用いてよく、容器を用いてもよい。
【0009】
図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図面において、既出の図面に関して説明したものと同様の機能を備えた要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
【0010】
本明細書および図面において、同一、あるいは類似する複数の構成を総じて表記する際には同一の符号を用い、これらを個別に表記する際には符号の後にハイフンと数字を付す。
(【0011】以降は省略されています)
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