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公開番号2024140309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051395
出願日2023-03-28
発明の名称車両用ドアハンドル装置
出願人株式会社ユーシン
代理人個人
主分類E05B 85/12 20140101AFI20241003BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】利便性を向上する。
【解決手段】車両用ドアハンドル装置10では、光源45が、操作レバー30の車幅方向外側に設けられ、発光された光を操作レバー30側へ照射する。また、操作レバー30は、光源45からの光が通過する前側出光部30F、上側出光部30L、及び下側出光部30Mを有しており、前側出光部30F、上側出光部30L、及び下側出光部30Mが、レバー収容部20Aの側面側へ開口されている。これにより、前側出光部30F、上側出光部30L、及び下側出光部30Mを通過する光によって、レバー収容部20Aの内側の側面を照明することができる。すなわち、光源45からの光によって操作レバー30の周囲が照明されるため、夜間における操作レバー30の位置を乗員Pが認識し易くなる。したがって、車両用ドアハンドル装置10の利便性を向上することができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
車両用ドアに設けられ、前記車両用ドアの厚み方向の一方側へ開放された凹状の収容部を有するベースと、
前記収容部の内部に配置され、前記ベースに回動可能に連結されると共に、初期位置から回動方向一方側へ回動することでラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除状態に機械的に切替える操作レバーと、
前記操作レバーに対して前記厚み方向の他方側に設けられ、発光された光を前記操作レバー側へ照射する光源と、
を備え、
前記操作レバーは、前記光源からの光が通過する出光部を有しており、前記出光部が前記収容部の側面側へ開口している車両用ドアハンドル装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記収容部における前記出光部と対向する側面が、前記厚み方向の一方側へ向かうに従い前記操作レバーから離間する方向に傾斜している請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項3】
前記出光部が前記操作レバーの周方向に沿って延在されている請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項4】
前記操作レバーは、前記厚み方向の他方側へ開放された有底箱状に形成されており、
前記出光部が前記操作レバーの側壁に形成されている請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項5】
前記操作レバーの前記厚み方向の他方側には、前記ラッチ機構のモータを駆動させるためのスイッチ装置が設けられており、
前記スイッチ装置は、
光を透過可能に構成され、初期位置から回動方向他方側へ回動する前記操作レバーによって押圧されて移動するスイッチ可動部と、
前記スイッチ装置の内部に設けられ、移動する前記スイッチ可動部によって押圧されてオンオフ状態が切替わるスイッチと、
前記スイッチ装置の内部に設けられ、発光された光を前記スイッチ可動部側へ照射する前記光源と、
を含んで構成されている請求項1~請求項4の何れか1項に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項6】
前記操作レバーの初期位置から回動方向一方側への回動時には、前記操作レバーが前記収容部の開口側へ移動し、
前記操作レバーの初期位置から回動方向他方側への回動時には、前記操作レバーが前記収容部の底面側へ移動する請求項5に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項7】
前記厚み方向に直交する方向を第1方向とし、前記厚み方向及び前記第1方向に直交する方向を第2方向とし、
前記操作レバーは、前記厚み方向から見て、前記第1方向に延在され、長手方向一端部において前記第2方向を軸方向として前記ベースに回動可能に連結されており、
前記操作レバーの長手方向中間部には、前記光源からの光によって照明されるレバー側照明部が形成されている請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項8】
前記操作レバーには、前記厚み方向の一方側へ開放された溝部が形成されており、
前記溝部の一方の側面が前記レバー側照明部とされ、前記溝部の他方側の側壁には、前記光源からの光が通過する透光口が貫通形成されており、前記透光口が前記レバー側照明部側へ開口している請求項7に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項9】
前記操作レバーにおける前記レバー側照明部よりも前記第1方向の他方側部分は、操作者が操作する操作部とされており、
前記出光部が、前記レバー側照明部よりも前記第1方向の他方側に位置している請求項7又は請求項8に記載の車両用ドアハンドル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドアハンドル装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の車両用ドアのラッチ解除装置(車両用ドアハンドル装置)では、アウトハンドル(操作レバー)を初期位置から第1操作位置へ回動させることでラッチ解除用電動モータが作動して、ラッチ機構を電動でラッチ状態又はラッチ解除状態に切替える。また、バッテリからラッチ機構への電力不足等の非常時には、アウトハンドルを初期位置から第2操作位置へ回動させることで非常用ラッチ解除手段が作動して、ラッチ機構を手動でラッチ状態からラッチ解除状態に切替えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-241765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記車両用ドアのラッチ解除装置では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、アウトハンドルはサイドドアのパネルに対して外側に位置しているものの、夜間時等では、アウトハンドルの位置が認識し難い。また、同様に、サイドドアの内側に位置しているインナハンドルにおいても、夜間時等は、インナハンドルの位置が認識し難い。このため、操作者に対する利便性が低下する可能性がある。したがって、上記車両用ドアのラッチ解除装置では、利便性を向上するという点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、利便性を向上することができる車両用ドアハンドル装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、車両用ドアに設けられ、前記車両用ドアの厚み方向の一方側へ開放された凹状の収容部を有するベースと、前記収容部の内部に配置され、前記ベースに回動可能に連結されると共に、初期位置から回動方向一方側へ回動することでラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除状態に機械的に切替える操作レバーと、前記操作レバーに対して前記厚み方向の他方側に設けられ、発光された光を前記操作レバー側へ照射する光源と、を備え、前記操作レバーは、前記光源からの光が通過する出光部を有しており、前記出光部が前記収容部の側面側へ開口している車両用ドアハンドル装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る車両用ドアハンドル装置が適用された車両を模式的に示す車幅方向外側から見た側面図である。
図1に示される車両のサイドドアの車室内側から見た側面図である。
図2に示される車両用ドアハンドル装置を拡大して示す拡大図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車幅方向外側から見た側面図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車幅方向内側斜め後方側から見た分解斜視図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車幅方向外側斜め後方側から見た分解斜視図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車両上側から見た断面図(図3の7-7線断面図)である。
図7に示される操作レバーの操作部周辺を拡大して示す拡大断面図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車両後側から見た断面図(図3の9-9線断面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本実施形態に係る車両用ドアハンドル装置10について説明する。図1及び図2に示されるように、車両用ドアハンドル装置10は、車両(自動車)Vにおける車両用ドアとしてのサイドドア50に設けられており、サイドドア50は、車両Vの車幅方向両側部にそれぞれ配置されている。なお、図面において適宜示される矢印UP、矢印FR、矢印INは、それぞれ車両Vの車両上側、車両前側、車幅方向内側(車室内側)を示している。以下の説明において、上下、前後の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両上下方向、車両前後方向を示すものとする。また、前後方向が本発明の第1方向に対応し、上下方向が本発明の第2方向に対応している。
【0010】
以下、車両Vの右側部に設けられたサイドドア50を用いて、車両用ドアハンドル装置10について説明する。サイドドア50では、その前端部が、図示しないヒンジ機構によって上下方向を軸方向として車両Vの車体に回動可能に連結されており、サイドドア50の開閉時には、サイドドア50が前端部を中心として回動される。そして、サイドドア50の閉状態において、サイドドア50の厚み方向が車幅方向と一致している。
(【0011】以降は省略されています)

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