TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024157614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072053
出願日2023-04-26
発明の名称窓ロック装置
出願人サンユウテック株式会社
代理人個人
主分類E05C 1/04 20060101AFI20241031BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】既設の引き違い窓や片引き窓に、容易に強度をもって取り付けることができ、構成が簡単で安価であり、簡単な操作で確実な施錠が可能な窓ロック装置を実現する。
【解決手段】窓ロック装置6は、掛け金具7と、掛け金具7が係脱可能な受け金具8とを備え、掛け金具7は、ケース16と、ケース16に装着された操作係止体17と、操作係止体17を受け金具8側に付勢するバネ18とを備え、操作係止体17の係止杆36、操作杆37及びガイド杆35は、それぞれケース16の内側ガイド孔27、外側上部ガイド孔29及び外側下部ガイド孔30に摺動可能に支持されており、掛け金具7は、引き違い窓1の内障子2の縦枠11の側面14の上端部に固定され、帯状の受け金具8は、係止杆36が係脱可能な係合孔9、10を有し、外障子3の上枠12の内面19沿って固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
掛け金具と、掛け金具が係脱可能な受け金具とを備えた、窓を施錠する窓ロック装置であって、
掛け金具は、ケースと、ケースに装着された操作係止体と、操作係止体を受け金具側に向けて付勢するバネと、を備えており、
ケースの内壁には内側ガイド孔が形成されており、ケースの外壁には上部の位置及び下部の位置に、それぞれ外側上部ガイド孔及び外側下部ガイド孔が形成されており、
操作係止体は、係止杆、ガイド杆、操作杆及び結合杆を一体で有し、係止杆及びガイド杆は、それぞれ上部ガイド孔及び下部ガイド孔に挿通されてケースに摺動可能に支持されており、
結合杆は、係止杆、ガイド杆及び操作杆を結合するものであり、
操作杆は、内側ガイド孔に挿通されてケースに摺動可能に支持されており、内側ガイド孔からケース外に延び出た端部には、操作部が設けられており、
受け金具は、帯状に形成され、その少なくとも一端側には係止杆の外端部が係脱可能な係合孔が形成されており、
掛け金具は、引き違い窓の内障子の縦枠の上端部に取り付けられ、受け金具は、引き違い窓の外障子の上枠に取り付けられる構成であることを特徴とする窓ロック装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
ケースの外壁は、内壁より横幅が長く形成されており、外壁における内壁より横幅が長く形成されている部分を、内障子の縦枠の外面に当接して固定可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の窓ロック装置。
【請求項3】
ケースに補強板が固定されており、該補強板は、内壁に沿って設けられるとともに、内障子の縦枠の内面に当接して固定可能な構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の窓ロック装置。
【請求項4】
掛け金具と、掛け金具が係脱可能な受け金具とを備えた、窓を施錠する窓ロック装置であって、
掛け金具は、ケースと、ケースに装着された操作係止体と、操作係止体を受け金具側に向けて付勢するバネと、を備えており、
ケースの内壁には内側ガイド孔が形成されており、ケースの外壁には上部の位置及び下部の位置に、それぞれ外側上部ガイド孔及び外側下部ガイド孔が形成されており、
操作係止体は、係止杆、ガイド杆、操作杆及び結合杆を一体で有し、係止杆及びガイド杆は、それぞれ上部ガイド孔及び下部ガイド孔に挿通されてケースに摺動可能に支持されており、
結合杆は、係止杆、ガイド杆及び操作杆を結合するものであり、
操作杆は、内側ガイド孔に挿通されてケースに摺動可能に支持されており、内側ガイド孔からケース外に延び出た端部には、操作部が設けられており、
受け金具は、帯状に形成され、その少なくとも一端側には係止杆の外端部が係脱可能な係合孔が形成されており、
掛け金具は、片引き窓における建物の開口枠を構成する縦枠の上端部に取り付けられ、受け金具は、片引き窓の片引き障子の上枠に取り付けられる構成であることを特徴とする窓ロック装置。
【請求項5】
ケースの外壁は、内壁より横幅が長く形成されており、外壁における内壁より横幅が長く形成されている部分を、片引き窓における建物の開口枠を構成する縦枠の外面に当接して固定可能な構成であることを特徴とする請求項4に記載の窓ロック装置。
【請求項6】
ケースに補強板が固定されており、該補強板は、内壁に沿って設けられるとともに、片引き窓における建物の開口枠を構成する縦枠の内面に当接して固定可能な構成であることを特徴とする請求項4又は5に記載の窓ロック装置。
【請求項7】
ケースは、板金材を板金プレス加工して形成された本体と蓋から成り、本体に蓋を組み付けて一体として成る構成であることを特徴とする請求項1、2、4及び5のいずれかに記載の窓ロック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、幼児が勝手に窓の引き違い窓を開いて、窓から乗り出して転落する事故を防止するための幼児転落防止用の窓ロック装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、幼児がマンションのロックを外して窓の引き違い窓を勝手に開いて、窓から乗り出して転落する痛ましい事故が発生している。
【0003】
従来、窓をロックする手段として、引き違い窓の窓枠内面に付設した受け金具に、三日月形の回転掛け金具を係合する構成のクレセント錠は周知である。
【0004】
クレセント錠において、受金具を帯状とし、長手方向に間隔をおいて2か所に被係止爪を設けた構成とし、この受金具を外側窓サッシの縦枠部に取り付け、窓側ガラスの内側に沿って外側窓サッシの縦サッシ枠部から延在されるように設けた構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-331501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
幼児が引き違い窓を勝手に開けないように引き違い窓をロックする手段として、従来周知であるクレセント錠がある程度有効である。
【0007】
しかしながら、幼児は大人が考えている以上、創造力が豊かであり、いろいろと工夫する能力を備えているものであり、室内にある椅子等を利用し、クレセント錠に手を掛けて操作し、開錠することも想定する必要がある。
【0008】
そのために、引き違い窓にクレセント錠を取り付けても、さらに引き違い窓をロックする装置が必要である。そのために、補助的なクレセント錠をさらに設けてもよいが、同じ構成では、意味がない。
【0009】
幼児が引き違い窓を勝手に開けないように、後付けで補助的にするロック装置としては、少なくとも、次の要件が必要である。
(1)幼児が椅子などを利用しても、ロック装置の手に届かない位置に、簡単かつ強度をもって、取り付け可能な構成である。
(2)補助的に取り付けられるロック装置として、構造が簡単で、容易に製作でき、低価格で提供、取得できる。
(3)既存の引き違い戸に、誰でも、容易に後付けで簡単に折り付け可能な構成である。
(4)幼児を除く利用者が簡単に操作でき、自動的にロックすることが可能な構成である。
【0010】
ところで、前記特許文献1に示す従来のクレセント錠は、受金具を帯状とし、長手方向に間隔をおいて2か所に被係止爪を設ける構成とすることで、引き戸を開いて維持する開き具合の調整できるが、基本的には、従来のクレセント錠の改良に過ぎない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
内窓と窓開閉システム
4か月前
個人
ワイヤー式ドアクローザー
4か月前
株式会社京成電子
鍵管理装置
3か月前
個人
子供転落防止窓等ロックシステム
4か月前
和気産業株式会社
係留具
21日前
中西産業株式会社
クレセント錠
3か月前
株式会社ユニオン
錠機構
3か月前
株式会社SKB
自閉扉の制動装置
1か月前
株式会社SKB
引戸のアシスト装置
27日前
生興株式會社
シリンダーキー
2か月前
株式会社ツーデン
自動ドア用安全装置
3か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
4か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
1か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
4か月前
株式会社WEST inx
錠操作部材
3か月前
株式会社アイシン
リモコン装置
27日前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
3か月前
株式会社ムラコシ精工
係合装置
20日前
株式会社ユニオン
ドアハンドル
今日
株式会社セイコク金属
引戸用錠
6日前
個人
両開き回転扉の機能を備えた円形引き戸
1か月前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
3か月前
昭和フロント株式会社
建具
2か月前
マクス株式会社
引き戸用施解錠システム
2か月前
豊田鉄工株式会社
車両用ドアの制御装置
2か月前
個人
扉ロック装置
7日前
昭和フロント株式会社
建具
3か月前
IHI運搬機械株式会社
開閉装置
3か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
27日前
アクシス株式会社
戸開動用付勢装置
21日前
株式会社本田電子技研
自動ドア用検知装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
4か月前
株式会社ユニオン
ドアの変形防止具
1か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
1か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
4か月前
続きを見る