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公開番号
2024160803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023076189
出願日
2023-05-02
発明の名称
ハンドル固定具
出願人
有限会社ツカサオート
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
83/10 20140101AFI20241108BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ハンドルの固定作業が簡単に行えるとともに、耐久性に優れたハンドル固定具を提供する。
【解決手段】棒状のハンドル55を動作させることによって扉62を固定する扉固定装置50に用いられるハンドル固定具1であって、前記扉62又は前記扉62の取付枠63に設けられるヒンジ10と、前記ヒンジの軸12と直交する方向に伸ばされて前記ヒンジ10の軸12とともに回動して、前記ハンドル55の動作端において前記ハンドル55を跨ぎながら前記ハンドル55の動作範囲に入って前記ハンドル55の動きを規制する第1留め部20と、前記第1留め部の先端21から前記ヒンジ10の軸12に沿った方向に伸ばされる延伸部22と、前記延伸部22の先端に設けられ、前記第1留め部20が回動した状態で前記ハンドル55が嵌る窪み部24が設けられる第2留め部23と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状のハンドルを動作させることによって扉を固定する扉固定装置に用いられるハンドル固定具であって、
前記扉又は前記扉の取付枠に設けられるヒンジと、
前記ヒンジの軸と直交する方向に伸ばされて前記ヒンジの軸とともに回動して、前記ハンドルの動作端において前記ハンドルを跨ぎながら前記ハンドルの動作範囲に入って前記ハンドルの動きを規制する第1留め部と、
前記第1留め部の先端から前記ヒンジの軸に沿った方向に伸ばされる延伸部と、
前記延伸部の先端に設けられ、前記第1留め部が前記ハンドルをを跨いだ状態からさらに回動した状態で前記ハンドルが嵌る窪み部が設けられる第2留め部と、を備え、
前記ハンドルと前記第1留め部は、外力が加えられないときは互いが干渉することで前記ハンドルの規制状態又は非規制状態が維持され、外力が加えられることにより前記ハンドル、前記ヒンジ、又は前記第1留め部の少なくとも一部が一時的に変形又は変位することで前記ハンドルの規制状態と非規制状態が切替えられ、
前記ハンドルと前記第2留め部は、外力が加えられないときは互いが干渉することで前記ハンドルの規制状態又は非規制状態が維持され、外力が加えられることにより前記ハンドル、前記ヒンジ、前記第1留め部、延伸部、又は前記第2留め部の少なくとも一部が一時的に変形又は変位することで前記ハンドルの規制状態と非規制状態が切替えられることを特徴とするハンドル固定具。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記第1留め部が、その先端に行くほど前記ハンドルとの干渉が強くなるように傾斜して設けられている請求項1に記載のハンドル固定具。
【請求項3】
前記第窪み部に前記ハンドルが嵌められた状態で、前記第2留め部のうち前記扉と反対側に前記ハンドルの側面に当接される外れ防止部を備える請求項1又は2に記載のハンドル固定具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、棒状のハンドルを動作させることによって扉を閉位置で固定する扉固定装置に用いられるものであって、ハンドルの動作端でハンドルを固定するハンドル固定具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、実開昭60-152766号公報に、ハンドルを動作させることによって連結部材を操作して、扉を固定する車両荷箱の観音扉開閉装置が開示されている。また、特開2006-52586号公報に、ハンドル挿入用の溝を設けた受金具にハンドルを嵌めて固定する開閉扉のハンドル固定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭60-152766号公報
特開2006-52586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示されている技術では、特にハンドルの固定方法についての記載はされていない。また、特許文献2に開示されている技術では、確かにハンドルの固定は確実になされるものの、ハンドルの固定に複数の手順を踏まなければならずその作業が煩雑である。さらに、例えば、産業廃棄物運搬用のコンテナに用いられる等して荒く扱われる等したときに、外部からの衝撃によって動作不良を起こす可能性がある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ハンドルの固定作業が簡単に行えるとともに、耐久性に優れたハンドル固定具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のハンドル固定具は、
棒状のハンドルを動作させることによって扉を固定する扉固定装置に用いられるハンドル固定具であって、
前記扉又は前記扉の取付枠に設けられるヒンジと、
前記ヒンジの軸と直交する方向に伸ばされて前記ヒンジの軸とともに回動して、前記ハンドルの動作端において前記ハンドルを跨ぎながら前記ハンドルの動作範囲に入って前記ハンドルの動きを規制する第1留め部と、
前記第1留め部の先端から前記ヒンジの軸に沿った方向に伸ばされる延伸部と、
前記延伸部の先端に設けられ、前記第1留め部が前記ハンドルを跨いだ状態からさらに回動した状態で前記ハンドルが嵌る窪み部が設けられる第2留め部と、を備え、
前記ハンドルと前記第1留め部は、外力が加えられないときは互いが干渉することで前記ハンドルの規制状態又は非規制状態が維持され、外力が加えられることにより前記ハンドル、前記ヒンジ、又は前記第1留め部の少なくとも一部が一時的に変形又は変位することで前記ハンドルの規制状態と非規制状態が切替えられ、
前記ハンドルと前記第2留め部は、外力が加えられないときは互いが干渉することで前記ハンドルの規制状態又は非規制状態が維持され、外力が加えられることにより前記ハンドル、前記ヒンジ、前記第1留め部、延伸部、又は前記第2留め部の少なくとも一部が一時的に変形又は変位することで前記ハンドルの規制状態と非規制状態が切替えられることを特徴とする。
【0007】
本発明のハンドル固定具によれば、ヒンジの軸を中心に第1留め部、延伸部、及び第2留め部を回動させるだけでハンドルを固定することができる。また、第1留め部がハンドルを跨いだ状態で、さらに第2留め部の窪み部にハンドルが嵌る。このため、仮にハンドルが第2留め部から外れても、第1留め部においてハンドルの動きを規制するため、扉の固定が外れることがない。また、第1留め部から第2留め部までを一体的に構成することが可能であり、簡素な構成とすることができる。このため、外部からの衝撃に強く耐久性に優れる。なお、外力とは、人手による力は勿論のこと、流体シリンダや電気モータ等の何らかのアクチュエータを用いて力を加えることも含むことを意図する。
【0008】
本発明のハンドル固定具の好ましい例は、
前記第1留め部が、その先端に行くほど前記ハンドルとの干渉が強くなるように傾斜して設けられている。
【0009】
本発明のハンドル固定具の好ましい例は、
前記第窪み部に前記ハンドルが嵌められた状態で、前記第2留め部のうち前記扉と反対側に前記ハンドルの側面に当接される外れ防止部を備える。
【0010】
これらの本発明のハンドル固定具の好ましい例によれば、ハンドルがハンドル固定具から外れることをより効果的に防止することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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