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公開番号2024138704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023049317
出願日2023-03-27
発明の名称クリーニング装置、樹脂成形装置及び樹脂成形品の製造方法
出願人TOWA株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B29C 43/34 20060101AFI20241002BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】樹脂材料を搬送するための材料保持枠を清掃するとともに清掃により生じた塵埃を効率的に集塵する。
【解決手段】樹脂材料Jを搬送するための材料保持枠10を清掃するクリーニング装置30であって、材料保持枠10が載置されるステージ31と、ステージ31に設けられ、ステージ31に載置された材料保持枠10の内周面10aを清掃する第1清掃体32と、ステージ31に設けられ、材料保持枠10の清掃により生じた塵埃を集塵する集塵口33とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂材料を搬送するための材料保持枠を清掃するクリーニング装置であって、
前記材料保持枠が載置されるステージと、
前記ステージに設けられ、前記ステージに載置された前記材料保持枠の内周面を清掃する第1清掃体と、
前記ステージに設けられ、前記材料保持枠の清掃により生じた塵埃を集塵する集塵口とを備える、クリーニング装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1清掃体は、前記ステージに載置された前記材料保持枠の内側に位置し、前記材料保持枠に対して上下移動する、請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記集塵口は、前記ステージに載置された前記材料保持枠の内側に位置し、下方に空気を吸引して集塵するものである、請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記第1清掃体は、前記集塵口の内側に設けられ、前記材料保持枠に対して上下移動するものである、請求項3に記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記ステージに載置された前記材料保持枠の上面に配置されるカバー体をさらに備え、
前記カバー体は、前記材料保持枠の上面との間に外部から空気を吸引するための流路を形成するものである、請求項3又は4に記載のクリーニング装置。
【請求項6】
前記材料保持枠は、平面視において矩形枠状をなすものであり、
前記カバー体は、平面視において矩形状をなすものであり、前記材料保持枠の角部に接触する凸部を有し、前記材料保持枠の4つの辺部における上面との間に前記流路を形成する、請求項5に記載のクリーニング装置。
【請求項7】
前記ステージに設けられ、前記ステージに搬送される前記材料保持枠の下面を清掃する第2清掃体をさらに備える、請求項1乃至6の何れか一項に記載のクリーニング装置。
【請求項8】
前記第2清掃体は、前記ステージに対して上下移動可能に設けられており、前記材料保持枠が前記ステージに搬送される際に上昇して前記材料保持枠の下面を清掃する、請求項7に記載のクリーニング装置。
【請求項9】
一対の成形型を有する樹脂成形モジュールと、
前記樹脂成形モジュールに樹脂材料を供給する樹脂材料供給モジュールと、
請求項1乃至8の何れか一項に記載のクリーニング装置とを備える、樹脂成形装置。
【請求項10】
請求項9に記載の樹脂成形装置を用いた樹脂成形品の製造方法であって、
前記成形型に成形対象物及び樹脂材料を供給する供給工程と、
前記成形対象物に対して樹脂成形を行う樹脂成形工程と、
樹脂成形された樹脂成形品を前記成形型から搬出する搬出工程とを含む、樹脂成形品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーニング装置、樹脂成形装置及び樹脂成形品の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下型のキャビティに樹脂材料及び離型フィルムを供給する構成として、特許文献1に示すように、平面視において貫通孔を有する材料保持枠を用いたものが考えられている。
【0003】
この材料保持枠は、貫通孔を含む下面を覆うように離型フィルムを吸着し、これにより、樹脂材料を収容する樹脂材料収容部を形成するものである。そして、この樹脂材料収容部に樹脂材料が収容されて、離型フィルムとともに樹脂材料が下型のキャビティに供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-233039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、材料保持枠は、下型のキャビティに樹脂材料を供給する毎に材料保持枠を清掃する必要があるが、特許文献1では、クリーニング機構の具体的構成まで開示されていない。また、材料保持枠を清掃する際に生じる塵埃についても全く考慮していない。
【0006】
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、樹脂材料を搬送するための材料保持枠を清掃するとともに清掃により生じた塵埃を効率的に集塵することをその主たる課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち本発明に係るクリーニング装置は、樹脂材料を搬送するための材料保持枠を清掃するクリーニング装置であって、前記材料保持枠が載置されるステージと、前記ステージに設けられ、前記ステージに載置された前記材料保持枠の内周面を清掃する第1清掃体と、前記ステージに設けられ、前記材料保持枠の清掃により生じた塵埃を集塵する集塵口とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように構成した本発明によれば、樹脂材料を搬送するための材料保持枠を清掃するとともに清掃により生じた塵埃を効率的に集塵することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る樹脂成形装置の構成を模式的に示す平面図である。
同実施形態の材料保持枠の構成を模式的に示す(a)平面図、(b)A-A線断面図、及び、(c)樹脂材料を保持した状態のA-A線断面図である。
同実施形態のクリーニング装置に材料保持枠を載置する前の状態を模式的に示す断面図である。
同実施形態のクリーニング装置に材料保持枠を載置する前の状態を模式的に示す平面図である。
同実施形態のクリーニング装置において(a)第1清掃体が下降した状態、及び、(b)第1清掃体が上昇した状態を模式的に示す断面図である。
同実施形態のクリーニング装置のクリーニング動作を模式的に示すフロー図である。
変形実施形態のクリーニング装置のクリーニング動作を模式的に示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明に係る技術について、例を挙げてさらに詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の技術により限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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