TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024138187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2024124233,2020165707
出願日2024-07-31,2020-09-30
発明の名称シート収容装置及び記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B65H 31/28 20060101AFI20240927BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】バスケットを使用しない場合に、バスケットの装置本体内への収容を可能にする技術を提供する。
【解決手段】記録媒体に画像を記録する記録部と、画像が記録された記録媒体を排出方向に排出する排出口と、前記排出口よりも重力方向下方に設けられ、前記排出口から排出された記録媒体を受容する受け部材と、を備えた記録装置において、前記排出口に対して前記排出方向の側で前記受け部材の一端を保持して記録媒体を受容する受容位置と当該受容位置に対して前記排出口の側の収容位置との間を移動可能で、前記受け部材の少なくとも一部を収容する収容部を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に画像を記録する記録部と、
画像が記録された記録媒体を排出方向に排出する排出口と、
前記排出口よりも重力方向下方に設けられ、前記排出口から排出された記録媒体を受容する受け部材と、
を備えた記録装置において、
前記排出口に対して前記排出方向の側で前記受け部材の一端を保持して記録媒体を受容する受容位置と当該受容位置に対して前記排出口の側の収容位置との間を移動可能で、前記受け部材の少なくとも一部を収容する収容部を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記受け部材の一方の端部を保持する第1の保持部材と、
前記受け部材の他方の端部を保持する第2の保持部材と、
を有し、
前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対配置を、前記受け部材で記録媒体を受容する受容面が前記排出口の前記重力方向下方において上向きとなる受容配置と、前記受容面が上向きとならない収容配置と、の間で切り替えることができるように、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材の少なくともいずれかの位置を変位させる支持機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第2の保持部材は、前記受け部材の前記記録媒体の排出方向における上流側の端部を保持し、前記排出口の近傍において固定され、
前記第1の保持部材は、前記受け部材の前記記録媒体の排出方向における下流側の端部を保持し、前記支持機構により、前記第2の保持部材に対する位置を変更可能に支持されることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記支持機構は、
前記収容部に一体に設けられ、前記第1の保持部材を支持する支持部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記収容部は、前記収容位置において記録装置の装置本体の下方に位置し、前記受容位置において、前記装置本体の下方から露出することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記記録部へ記録媒体を給紙する給紙部をさらに備え、
前記収容部は、前記収容位置において前記給紙部の下方に位置することを特徴とする請求項4又は5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記収容部は、前記収容位置において記録装置の外装部の一部を形成する外装面を有することを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項8】
前記支持部は、前記第1の保持部材を、前記受け部材の少なくとも前記一方の端部側の部分が前記収容部に収まる第1の位置と、前記受け部材が前記受容面が上向きとなる受容姿勢となる前記収容部よりも上方の第2の位置と、の間で移動させること可能に構成されることを特徴とする請求項4~7のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項9】
前記支持部は、前記収容部に対して回動可能に組みつけられており、
前記収容部は、前記支持部を軸支する部分と異なる位置に、前記受け部材を支持する支持面を有することを特徴とする請求項4~8のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項10】
前記受け部材は、前記受容面が上向きとならない収容配置において、記録装置の装置本体の外装に沿って前記受容面が横向きとなる部分と、前記収容部に収まる部分と、を含むことを特徴とする請求項7~9のいずれか1項に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排出されたプリント媒体(記録材)などのシートを収容するシート収容装置及び該シート収容装置を備えたプリント装置(記録装置)に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
本発明は、プリントされたシートを収容するシート収容部を備えた記録装置に関してであり、特許文献1には、ロールカバーの前方に排紙収容部(バスケット)がある装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第05966574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の装置ではバスケットを使用しない場合でもバスケットがむき出しになっているため埃がたまってしまう。バスケットに埃がたまると、排紙された印字物と埃が接触することでキズ等が発生する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明による記録装置は、
記録媒体に画像を記録する記録部と、
画像が記録された記録媒体を排出方向に排出する排出口と、
前記排出口よりも重力方向下方に設けられ、前記排出口から排出された記録媒体を受容する受け部材と、
を備えた記録装置において、
前記排出口に対して前記排出方向の側で前記受け部材の一端を保持して記録媒体を受容する受容位置と当該受容位置に対して前記排出口の側の収容位置との間を移動可能で、前記受け部材の少なくとも一部を収容する収容部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の構成をとることで、バスケットを使用しない場合にはバスケットを収容することができ、バスケットに埃がたまらない。そのため、排紙された印字物と埃との接触キズを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係るプリント装置の説明図
本発明の一実施形態のシート収容装置の説明図
本発明の一実施形態の第2の保持部材の斜視図
本発明の一実施形態の第2の保持部材の装着の説明図
本発明の一実施形態のバスケット装着の説明図
本発明の一実施形態に係るプリント装置の説明図
本発明の一実施形態に係る引き出し部を閉じた説明図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状そ
れらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0009】
図1から図7は、本発明の第1の実施形態の説明図である。本実施形態のプリント装置(記録装置)は、プリント媒体としてのシートを供給するためのシート供給装置と、そのシートに画像をプリントするプリント部(記録部)。さらに、シートをプリント装置前面部に排紙する排紙部と、を備えたインクジェットプリント装置としての適用例である。
【0010】
図1(a)(b)は、シート1(記録媒体)をロール状に巻回したロールシートが2本セットすることが可能なプリント装置100の前面排紙中の概略図である。上下に配備されたシート供給装置200(給紙部)のうち、上方にセットされるものを上段給紙部、下方にセットされるものを下段給紙部という。このセットされた2本のロールシートから選択的に給紙されたシート1に画像がプリントされる。プリントが完了したシート1はプリント装置前面部に設けられた前面排紙ガイド部110(排出口)から排紙される。ユーザーは、操作パネル2に備わる各種のスイッチなどを用いて、シート1のサイズ指定、オンライン/オフラインの切り換え、プリント装置100に対する各種コマンドなどを入力することができる。図1(c)は、プリント装置100の要部の前面排紙中の概略断面図(図1(b)のA-A断面)である。2本のロールRに対応する2つのシート供給装置200が上下に配備されている。供給装置200によってロールRから引き出されたシート1は、シート搬送部(搬送機構)300によって、シート搬送経路に沿って画像をプリント可能なプリント部400に搬送される。尚、供給装置に200の前面には上下段共にロールカバー201がプリント装置100に対して回動可能に配置されている。ロールカバー201のうち、上方にセットされるものを上段カバー部材、下方にセットされるものを下段カバー部材という。ロールカバー201が閉じた状態ではロールカバー201は外装面となり、ロールRを供給装置200にセットする際には、ロールカバー201を開けて行う。プリント部400は、インクジェット式のプリントヘッド18からインクを吐出することによって、シート1に画像をプリントする。プリントヘッド18は、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、吐出口からインクを吐出する。プリントヘッド18はインクジェット方式のみに限定されず、またプリント部400のプリント方式も限定されず、例えば、シリアルスキャン方式あるいはフルライン方式などであってもよい。シリアルスキャン方式の場合には、シート1の搬送動作と、シート1の搬送方向と交差する方向におけるプリントヘッド18の走査と、を伴って画像をプリントする。フルライン方式の場合には、シート1の搬送方向と交差する方向に延在する長尺なプリントヘッド18を用い、シート1を連続的に搬送しつつ画像をプリントする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
23日前
キヤノン株式会社
トナー
23日前
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
印刷装置
9日前
キヤノン株式会社
送液装置
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
3日前
キヤノン株式会社
現像装置
9日前
キヤノン株式会社
検出装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
通信装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
17日前
キヤノン株式会社
測距装置
9日前
キヤノン株式会社
光学機器
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
乾燥装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
測距装置
16日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
防水構造体
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
9日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
続きを見る