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公開番号2024137750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2024026475
出願日2024-02-26
発明の名称消波提
出願人エム・エムブリッジ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E02B 3/06 20060101AFI20240927BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】区画ごとに機能を適切に発現可能な消波提を提供する。
【解決手段】消波提は、堤体前部に配置される前部側板と、堤体後部に配置される後部側板と、前部側板と後部側板との間に配置され、前部側板との間で振動水塊区画である第1水塊区画の流路を形成する第1仕切り板と、第1仕切り板と後部側板との間に配置され、第1仕切り板との間でスロッシング区画を形成し、後部側板との間で第1水塊区画とは異なる第2水塊区画の流路を形成する第2仕切り板とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
堤体前部に配置される前部側板と、
堤体後部に配置される後部側板と、
前記前部側板と前記後部側板との間に配置され、前記前部側板との間で振動水塊区画である第1水塊区画の流路を形成する第1仕切り板と、
前記第1仕切り板と前記後部側板との間に配置され、前記第1仕切り板との間でスロッシング区画を形成し、前記後部側板との間で前記第1水塊区画とは異なる第2水塊区画の流路を形成する第2仕切り板と
を備える消波提。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第2水塊区画は、振動水塊区画である
請求項1に記載の消波提。
【請求項3】
前記第1水塊区画及び前記第2水塊区画は、同一周期の波に対応するように前記流路が形成される
請求項2に記載の消波提。
【請求項4】
前記第1水塊区画及び前記第2水塊区画は、異なる周期の波に対応するように前記流路が形成される
請求項2に記載の消波提。
【請求項5】
前記第2水塊区画は、非振動水塊区画である
請求項1に記載の消波提。
【請求項6】
前記第1水塊区画は、前記流路が前方端部に配置される
請求項1に記載の消波提。
【請求項7】
前記第1水塊区画及び前記第2水塊区画の前記流路は、水平方向に平行な水平フィンを用いて形成される
請求項1に記載の消波提。
【請求項8】
前記第1水塊区画及び前記第2水塊区画のうち少なくとも一方の前記流路は、湾曲面及び斜面の少なくとも一方を含んで形成される
請求項1に記載の消波提。
【請求項9】
堤体前部に配置される前部側板と、
堤体後部に配置される後部側板と、
前記前部側板と前記後部側板との間に配置され、前記前部側板との間で振動水塊区画である第1水塊区画の流路を形成する第1仕切り板と、
前記第1仕切り板と前記後部側板との間に前後方向に沿って配置され、上側にはスロッシング区画の少なくとも一部を形成し、下側には前記第1水塊区画とは異なる非振動水塊区画である第2水塊区画を形成し、前記スロッシング区画と前記第2水塊区画とを上下に接続するように設けられる第2仕切り板と
を備える消波提。
【請求項10】
前記第2水塊区画は、前後方向について前記第1仕切り板と前記後部側板との間の全体に亘って形成される
請求項9に記載の消波提。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、消波提に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
堤体前部に配置される前部側板と、堤体後部に配置される後部側板との間に、複数の水塊区画が設けられる消波提が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の消波提において、前部側板と後部側板との間に2つの水塊区画が設定されるが、前部側板側の水塊区画では、スロッシングを発生することで波のエネルギーを消耗させる機能と、水塊が上下に振動することで波のエネルギーを消耗させる機能との両方を発現可能な構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第2548835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、スロッシングが発生する遊水部と、上下に振動する水塊とが同一の自由表面を共有しているため、上下に振動する機能が発現しにくいという課題がある。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、区画ごとに機能を適切に発現可能な消波提を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る消波提は、堤体前部に配置される前部側板と、堤体後部に配置される後部側板と、前記前部側板と前記後部側板との間に配置され、前記前部側板との間で振動水塊区画である第1水塊区画の流路を形成する第1仕切り板と、前記第1仕切り板と前記後部側板との間に配置され、前記第1仕切り板との間でスロッシング区画を形成し、前記後部側板との間で前記第1水塊区画とは異なる第2水塊区画の流路を形成する第2仕切り板とを備える。
【0008】
本開示に係る消波提は、堤体前部に配置される前部側板と、堤体後部に配置される後部側板と、前記前部側板と前記後部側板との間に配置され、前記前部側板との間で振動水塊区画である第1水塊区画の流路を形成する第1仕切り板と、前記第1仕切り板と前記後部側板との間に前後方向に沿って配置され、上側にはスロッシング区画の少なくとも一部を形成し、下側には前記第1水塊区画とは異なる非振動水塊区画である第2水塊区画を形成し、前記スロッシング区画と前記第2水塊区画とを上下に接続するように設けられる第2仕切り板とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、区画ごとに機能を適切に発現可能な消波提を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る消波提の一例を模式的に示す図である。
図2は、本実施形態に係る消波提の他の例を模式的に示す図である。
図3は、本実施形態に係る消波提の他の例を模式的に示す図である。
図4は、本実施形態に係る消波提の他の例を模式的に示す図である。
図5は、他の実施形態に係る消波提の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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