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公開番号2024136888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048185
出願日2023-03-24
発明の名称ラッピング施工冶具
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B29C 63/02 20060101AFI20240927BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】ラッピングフィルムを被装着物に対して貼り付けるのにあたり、ラッピングフィルムをバランス良く伸張させることが可能なラッピング施工治具の提供を目的とした。
【解決手段】ラッピング施工治具10は、被装着物の表面に貼付されるラッピングフィルムFを伸張させて貼り付けるラッピング施工において用いられるものであって、ラッピングフィルムFの伸張方向一端側を保持する第一保持部40と、ラッピングフィルムFの伸張方向他端側を保持する第二保持部50と、第一保持部40及び第二保持部50のうち少なくとも一方を、伸張方向において相対的に離反する離反方向に移動するように案内するガイド部60と、を備えたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被装着物の表面に貼付されるラッピングフィルムを伸張させて貼り付けるラッピング施工において用いられるラッピング施工冶具であって、
前記ラッピングフィルムの伸張方向一端側を保持する第一保持部と、
前記ラッピングフィルムの伸張方向他端側を保持する第二保持部と、
前記第一保持部及び前記第二保持部のうち少なくとも一方を、前記伸張方向において相対的に離反する離反方向に移動するように案内するガイド部と、
を備えていること、を特徴とするラッピング施工治具。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記ラッピングフィルムの端部を把持する把持部材を有し、
前記第一保持部及び前記第二保持部の少なくとも一方が、前記把持部材を装着することにより、前記ラッピングフィルムを保持するものであること、
を特徴とする請求項1に記載のラッピング施工治具。
【請求項3】
前記ラッピングフィルムにおいて前記第一保持部及び前記第二保持部により保持される箇所の中間に存在する中間領域を加温する加温部を備えていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のラッピング施工治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラッピング施工冶具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されているようなラッピングフィルムが、自動車をはじめ、建物や家具などの物品に貼り付けることにより、物品に対して装飾を施したり、表面を保護したりするために使用されている。ラッピングフィルムは、塗装等を行うよりも施工が容易であり、施工後も剥がしやすい等の特徴を有する。そのため、ラッピングフィルムを被装着物の表面に貼付して行うラッピング施工方法によれば、物品の装飾や表面保護等を行うために必要な費用や、手間、施工時間の抑制が期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-042485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで一般的に、上述したようにラッピングフィルムを物品に対して貼り付けるラッピング施工を行う際には、ヒートガン等の加温装置によってラッピングフィルムを加熱しながら、ラッピングフィルムを引っ張って伸張させる前処理を行った後、車体等からなる物品に対して貼り付ける作業を行う必要がある。しかしながら、前述のような前処理を行う場合には、ラッピングフィルムの各部をバランス良く引っ張って伸張させないと、ラッピングフィルムの延びに偏りが生じてしまい、ラッピング施工の施工性の低下や、施工品質の低下を招いてしまうという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで本発明は、ラッピングフィルムを被装着物に対して貼り付けるのにあたり、ラッピングフィルムをバランス良く伸張させることが可能なラッピング施工治具の提供を目的とした。
【0006】
(1)本発明のラッピング施工治具は、被装着物の表面に貼付されるラッピングフィルムを伸張させて貼り付けるラッピング施工において用いられるものであって、前記ラッピングフィルムの伸張方向一端側を保持する第一保持部と、前記ラッピングフィルムの伸張方向他端側を保持する第二保持部と、前記第一保持部及び前記第二保持部のうち少なくとも一方を、前記伸張方向において相対的に離反する離反方向に移動するように案内するガイド部と、を備えていること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明のラッピング施工治具は、ラッピングフィルムの伸張方向一端側及び他端側を保第一保持部及び第二保持部によって保持しつつ、第一保持部及び第二保持部のうち少なくとも一方を、ガイド部によってガイドされた状態で離反方向に移動させることにより、ラッピングフィルムをバランス良く伸張させることができる。従って、本発明のラッピング施工治具によれば、ラッピングフィルムを被装着物に対して貼り付けるのにあたりラッピングフィルムを伸張させる作業の作業性の向上、ラッピング品質の向上を図ることができる。
【0008】
(2)本発明のラッピング施工治具は、前記ラッピングフィルムの端部を把持する把持部材を有し、前記第一保持部及び前記第二保持部の少なくとも一方が、前記把持部材を装着することにより、前記ラッピングフィルムを保持するものであること、を特徴とするものであると良い。
【0009】
本発明のラッピング施工治具は、上記(2)のようなものとすることにより、ラッピングフィルムを第一保持部や第二保持部に対して保持させる作業を行いやすくなる。従って、本発明のラッピング施工治具によれば、ラッピングフィルムを伸張させるための作業について、より一層作業性の向上を図ることができる。
【0010】
(3)本発明のラッピング施工治具は、前記ガイド部が、前記第一保持部及び前記第二保持部のうち、前記離反方向に移動可能とされたものを、前記離反方向に向けてスライド可能に支持するものであること、を特徴とするものであると良い。
(【0011】以降は省略されています)

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