TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024136309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047392
出願日
2023-03-23
発明の名称
マルチフィルム敷設機のフィルム覆土機構
出願人
株式会社アグリアタッチ研究所
代理人
主分類
A01G
13/00 20060101AFI20240927BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】リンクを使用した折畳み式のサイドフレームアセンブリーでは、旋回姿勢から作業姿勢に移行する時、引張りバネの支点を変化させ、初動にかかる力を軽減しているが、折畳み式で無い場合に比べ、サイドフレームアセンブリーの回転軸からの距離が近いため初動にかかる力が大きくなり、リンクが有るためサイドフレームアセンブリーを移動させるために力を加える方向が一方向で無く変化するため、力を加える方向とズレが生じ、必要以上に力が必要になっていた。
【解決手段】本発明によれば、折畳み式のサイドフレームアセンブリーにおいて、3種(4本)のバネを用いバネの強度を調整することで、旋回姿勢から作業姿勢に変更する時に、初動を軽くし水平方向にハンドルを引く事で作業姿勢に姿勢変更でき、逆に 作業姿勢から旋回姿勢に変更する時は、レバーを持ち上げるだけで、バネの力により旋回姿勢に姿勢変更することが可能になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バネ掛け金具(11)が回転軸A(17)とEリング(18)で取付けられたサイドフレーム取付金具(10)にサイドフレーム(12)が回転軸B(30)で取付けられ、サイドフレーム(12)にリアフレーム取付金具(13)が回転軸C(33)で取付けられ、リアフレーム取付金具(13)にスポンジ車輪(8)とレバー(16)が取付けられたレバー取付金具(15)が取付けられている覆土板(9)が取付けられたリアフレーム(14)が挿入され六角ネジにより固定され、サイドフレーム取付金具(10)の(10a)部分とバネ掛け金具(11)の(11a)に引張りバネA(21)が取付けられ、バネ掛け金具(11)の(11a)とサイドフレーム(12)の(12c)に両側から引張りバネB(22)が取付けられ、サイドフレーム(12)の(12d)とリアフレーム取付金具(13)の(13b)に引張りバネC(23)が取付けられ、サイドフレーム(12)の(12c)と松葉ピン(32)で固定されたピン(31)がサイドフレーム(12)の回転範囲を制限し、サイドフレーム(12)の(12a)と(12b)がリアフレーム取付金具(13)の回転範囲を制限していることを特徴とするマルチフィルム敷設機のフィルム覆土機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチフィルム敷設機のフィルム覆土機構に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のマルチフィルム敷設機のフィルム覆土機構にはマルチフィルムの左右両側に、先端側にスポンジ車輪と覆土板とが装着された、左右一対のサイドフレームアセンブリーが回転軸を中心に回転可能に取付けられ、スポンジ車輪及び覆土板が接地する作業姿勢とスポンジ車輪及び覆土板が持ち上げられる旋回姿勢に変形可能で、サイドフレームアセンブリーを作業姿勢にしてマルチフィルムを畝の端まで被覆した後、左右のサイドフレームアセンブリーを持ち上げて旋回姿勢にし、マルチフィルム敷設機を旋回させた後、左右のサイドフレームアセンブリーを下げて作業姿勢にし、次の畝にマルチフィルムを被覆するようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-19689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の場合、特許文献1にあるような、リンクを使用した折畳み式のサイドフレームアセンブリーでは、旋回姿勢から作業姿勢に移行する時、引張りバネの支点を変化させ、初動にかかる力を軽減しているが、折畳み式で無い場合に比べ、サイドフレームの回転軸からの距離が近くなるため、初動にかかる力が大きくなり、リンクが有るためサイドフレームアセンブリーを移動させるために力を加える方向が一方向で無く変化するため、力を加える方向とズレが生じ、必要以上に力が必要になっていた。
【0005】
また、リンクを使用しない折畳み式のサイドフレームアセンブリーでは、旋回姿勢から作業姿勢に移行する時、折畳み式で無い場合に比べ、サイドフレームの回転軸からの距離が近くなるため、初動にかかる力が大きくなり、力を加える方向が安定せず、スポンジ車輪がマルチシートに接触する等、うまく作業姿勢に移行できない場合があった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑み、サイドフレームアセンブリーを作業姿勢と旋回姿勢をより簡単に姿勢変更することができるようにしたマルチフィルム敷設機のフィルム覆土機構を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
マルチフィルム敷設機のフィルム覆土機構において、バネ掛け金具11が回転軸A17とEリング18で取付けられたサイドフレーム取付金具10にサイドフレーム12が回転軸B30で取付けられ、サイドフレーム12にリアフレーム取付金具13が回転軸C33で取付けられ、リアフレーム取付金具13にスポンジ車輪8とレバー16が取付けられたレバー取付金具15が取付けられている覆土板9が取付けられたリアフレーム14が挿入され六角ボルト34により固定され、サイドフレーム取付金具10の10a部分とバネ掛け金具11の11aに引張りバネA21が取付けられ、バネ掛け金具11の11aとサイドフレーム12の12cに両側から引張りバネB22が取付けられ、サイドフレーム12の12dとリアフレーム取付金具13の13bに引張りバネC23が取付けられ、サイドフレーム12の12cと松葉ピン32で固定されたピン31がサイドフレーム12の回転範囲を制限し、サイドフレーム12の12aと12bがリアフレーム取付金具13の回転範囲を制限していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、折畳み式のサイドフレームアセンブリーにおいて、3種(4本)のバネを用いバネの強度を調整することで、旋回姿勢から作業姿勢に変更する時に、初動を軽くしレバー16を水平方向に引く事で作業姿勢に姿勢変更でき、逆に 作業姿勢から旋回姿勢に変更する時は、レバー16を持ち上げるだけで、引張りバネB22の力により旋回姿勢に姿勢変更することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のマルチフィルム敷設機の作業姿勢の側面図である。
本発明のマルチフィルム敷設機の旋回姿勢の側面図である。
(a)折畳み式でないサイドフレームアセンブリーの移動方向を示す側面図である。 (b)本発明のサイドフレームアセンブリーの移動方向を示す側面図である。
(a)本発明のサイドフレームアセンブリーの側面図である。 (b)本発明のサイドフレームアセンブリーの矢視図Xである。
(a)本発明のサイドフレームアセンブリーの旋回姿勢の拡大側面図である。 (b)本発明のサイドフレームアセンブリーの旋回姿勢の拡大正面図である。
本発明のサイドフレームアセンブリーの初動時の拡大側面図である。
(a)~(e)本発明のサイドフレームアセンブリーの移動を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明品の作業姿勢を、図2は本発明品の旋回姿勢を示し、図3(a)は、折畳み式でないサイドフレームアセンブリー、図3(b)折畳み式のサイドフレームアセンブリーを示しており、サイドフレームアセンブリーを折畳みにすることで旋回姿勢時の高さがH1からH2に低くなり、作業姿勢に姿勢変更する際のサイドフレームアセンブリーの移動方向が変化する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
草抜き機
10日前
個人
柄杓じょうろ
1か月前
個人
動物撃退装置
10日前
個人
ペット用リード
1か月前
個人
動物用トイレ
24日前
株式会社シマノ
釣竿
24日前
個人
集積ゴミ用保護網
17日前
個人
植物の栽培管理システム
1か月前
個人
蔬菜栽培器
10日前
個人
養殖システム
1か月前
株式会社ウエ・ルコ
ダニ捕獲器
1か月前
株式会社共和
果実回し具
1か月前
個人
回転式草刈刃
10日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
東都興業株式会社
支持部材
24日前
株式会社大貴
動物用トイレ
1か月前
井関農機株式会社
営農管理システム
16日前
松山株式会社
農作業機
18日前
松山株式会社
農作業機
17日前
株式会社土と野菜
芝生マット
16日前
株式会社広瀬
植物の育成方法
3日前
株式会社クボタ
水分量測定装置
16日前
伊東電機株式会社
植物栽培装置
1か月前
個人
魚介類養殖システム
1か月前
株式会社クボタ
水分量測定装置
16日前
マコー株式会社
水生生物育成装置
1か月前
中国電力株式会社
蜂の巣除去装置
18日前
株式会社ミラミラ
愛犬被服用型紙
10日前
東京都公立大学法人
摘み取り装置
3日前
株式会社シマノ
魚釣用電動リール
10日前
株式会社クボタ
収穫機
10日前
いであ株式会社
害鳥獣防除システム
1か月前
グローブライド株式会社
釣竿
1か月前
株式会社大阪製薬
ダニ捕獲具
24日前
東都興業株式会社
シート巻取り装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る