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公開番号
2024135936
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046852
出願日
2023-03-23
発明の名称
支持体
出願人
株式会社カネカ
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
E04D
13/18 20180101AFI20240927BHJP(建築物)
要約
【課題】太陽電池パネルを支持できるとともにケーブルが損傷することを抑制できる支持体を提供する。
【解決手段】本発明の支持体1は、下面が屋根材31と対向するように配置される板状の太陽電池パネル21と該太陽電池パネルに電気的に接続されるケーブル23とを備える太陽電池モジュール2を支持する支持体であって、太陽電池パネルの下面に当接可能なパネル支持部と、屋根材から離間した位置でケーブルの延伸方向における中途部分を支持するケーブル支持部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下面が屋根材と対向するように配置される板状の太陽電池パネルと該太陽電池パネルに電気的に接続されるケーブルとを備える太陽電池モジュールを支持する支持体であって、
前記太陽電池パネルの下面に当接可能なパネル支持部と、前記屋根材から離間した位置で前記ケーブルの延伸方向における中途部分を支持するケーブル支持部と、を備える、支持体。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記屋根材に固定可能な固定部を備え、
前記固定された状態で、前記パネル支持部の上面が前記太陽電池パネルの下面と当接可能である、請求項1に記載の支持体。
【請求項3】
前記パネル支持部の前記屋根材に対する高さを調整可能に構成された請求項2に記載の支持体。
【請求項4】
前記ケーブル支持部と前記パネル支持部は別体であり、
前記ケーブル支持部は、上端から下方に延びるとともに、前記ケーブルを上方から入れることができる収容部を備え、
前記パネル支持部は、前記ケーブル支持部の上面に対して着脱可能に構成されている、請求項2又は3に記載の支持体。
【請求項5】
前記ケーブル支持部は、側方から内側に延びるとともに、前記ケーブルを側方から入れることができる収容部を備え、
前記収容部は、入れた前記ケーブルに側方から当接して脱落を抑制する脱落抑制手段を備える、請求項2又は3に記載の支持体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールを支持可能な支持体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載のような太陽電池モジュールが知られている。太陽電池モジュールは、太陽電池パネルの端面全周を端面封止部材で封止された太陽電池モジュールであって、端面封止部材の外周には、屋根面に当接されて固定具を取り付け可能な取付固定部が端面封止部材と一体として形成され、取付固定部の底面は、太陽電池モジュールに設けられる端子ボックスの底面と略同一面に設定されている。
【0003】
上記のような太陽電池モジュールによれば、端子ボックスの底面と取付固定部の底面が同一面に設定されているので、太陽電池パネルに積雪や風により荷重がかかった場合に、該荷重を端子ボックスで受けることができるので、太陽電池パネルが割れることを防止できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-339007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、太陽電池モジュールには、太陽電池パネルが発電した電力を取り出すためのケーブルが設けられる。このようなケーブルは、中途部分が屋根材に接触した状態で配置される。しかしながら、ケーブルが屋根材に接触すると、屋根材との間での摩擦や、屋根材から受ける熱などによってケーブルが損傷するおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、太陽電池パネルを支持できるとともにケーブルが損傷することを抑制できる支持体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の支持体は、下面が屋根材と対向するように配置される板状の太陽電池パネルと該太陽電池パネルに電気的に接続されるケーブルとを備える太陽電池モジュールを支持する支持体であって、前記太陽電池パネルの下面に当接可能なパネル支持部と、前記屋根材から離間した位置で前記ケーブルの延伸方向における中途部分を支持するパネル支持部と、を備える。
【0008】
かかる構成によれば、ケーブル支持部は、屋根材から離間した位置でケーブルの中途部分を支持するので、ケーブルを屋根材から離れた状態で維持することができる。よって、屋根材とケーブルの接触によってケーブルが損傷することを抑制できる。
【0009】
また、前記屋根材に固定可能な固定部を備え、前記固定された状態で、前記パネル支持部の上面が前記太陽電池パネルの下面と当接可能であるように構成することもできる。
【0010】
かかる構成によれば、支持体は屋根材に固定されるので、屋根材に対する支持体の位置を決めやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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