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公開番号
2024134420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044718
出願日
2023-03-20
発明の名称
ノズル面清掃装置 画像形成装置
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20240926BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】払拭部材をノズル面に常に接触させてインクを払拭する場合と比して、ノズル面に形成された撥水膜の劣化を抑制することである。
【解決手段】ノズル面清掃装置は、撥水膜が形成されたノズル面に付着したインクを吸い取り、インクが吸い取られた前記ノズル面を払拭する清掃ユニットを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
撥水膜が形成されたノズル面に付着したインクを吸い取り、インクが吸い取られた前記ノズル面を払拭する清掃ユニットを備えるノズル面清掃装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記清掃ユニットは、前記ノズル面と離隔した状態で前記ノズル面に付着したインクを吸い取る、
請求項1に記載のノズル面清掃装置。
【請求項3】
前記ノズル面は、前記ノズル面に形成されたノズルから吐出されるインク滴によって画像が形成される記録媒体の搬送方向に対して交差する交差方向に延びており、
前記清掃ユニットは、前記ノズル面に対して前記交差方向に相対移動する清掃部材と、前記清掃部材を前記ノズル面に対して相対的に近接離隔させる近接離隔部材と、を有し、
前記近接離隔部材を制御し、前記清掃部材が前記ノズル面に対して前記交差方向の一方側へ移動している状態で、前記清掃部材を前記ノズル面から離隔させて前記清掃部材に前記ノズル面に付着したインクを吸い取らせ、前記清掃部材が前記ノズル面に対して前記交差方向の他方側へ移動している状態で、前記清掃部材を前記ノズル面に接触させて前記ノズル面を払拭させる制御部を備える、
請求項2に記載のノズル面清掃装置。
【請求項4】
前記清掃部材は、インクを吸い取る布を含んで構成されている、
請求項3に記載のノズル面清掃装置。
【請求項5】
前記ノズル面は、前記ノズル面に形成されたノズルから吐出されるインク滴によって画像が形成される記録媒体の搬送方向に対して交差する交差方向に延びており、
記録媒体の搬送方向において前記ノズル面の両側には、前記ノズル面に対して突出して前記ノズル面を保護する保護部材が前記交差方向に延びて一対設けられており、
前記清掃ユニットは、前記搬送方向において一対の前記保護部材に掛け渡され、前記ノズル面に対して前記交差方向に相対移動して、前記ノズル面に付着したインクを吸い取る吸取部材を備える、
請求項2に記載のノズル面清掃装置。
【請求項6】
前記吸取部材は、インクを吸い取る布と、前記布に対して前記ノズル面の反対側で前記布を支持すると共に一対の前記保護部材に掛け渡される支持部材とを含んで構成されている、
請求項5に記載のノズル面清掃装置。
【請求項7】
前記ノズル面は、前記ノズル面に形成されたノズルから吐出されるインク滴によって画像が形成される記録媒体の搬送方向に対して交差する交差方向に延びており、
前記清掃ユニットは、前記ノズル面に対して前記交差方向に相対移動し、前記ノズル面に対して前記交差方向の一方側へ移動している状態で、前記ノズル面と離隔して前記ノズル面に付着したインクを吸い取る吸取部材と、前記交差方向において前記吸取部材と並んで配置され、前記ノズル面に対して前記交差方向に相対移動し、前記ノズル面に対して前記交差方向の一方側へ移動している状態で、前記ノズル面を払拭する払拭部材とを含んで構成されている、
請求項2に記載のノズル面清掃装置。
【請求項8】
記録媒体の搬送方向において前記ノズル面の両側には、前記ノズル面に対して突出して前記ノズル面を保護する保護部材が一対設けられており、
前記吸取部材は、インクを吸い取る布と、前記布に対して前記ノズル面の反対側で、前記布を支持すると共に一対の前記保護部材に掛け渡される支持部材とを含んで構成されている、
請求項7に記載のノズル面清掃装置。
【請求項9】
記録媒体に向けてインク滴を吐出するノズルが複数形成されたノズル面を有する吐出ヘッドと、
前記ノズル面を清掃する請求項1~8の何れか1項に記載されたノズル面清掃装置と、
を備える画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズル面清掃装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載には、インクを吐出するノズルが複数配列されたノズル列と、ノズル列に対応する部分が開口され、ノズル列のインク吐出面の周囲に設けられたノズルガードとを有するインクジェットヘッドのクリーニング装置であって、インク吐出面に接触することなく移動してノズルガードの表面に付着したインクを払拭する第1のワイプブレードと、インク吐出面に接触しながら移動してインク吐出面に付着したインクを払拭する第2のワイプブレードと、第1のワイプブレードおよび第2のワイプブレードのうちの第1のワイプブレードのみを用い、かつノズル列からインクを吐出させることなくインクジェットヘッドのクリーニングを行う第1のクリーニング動作と、第1のワイプブレードおよび第2のワイプブレードのうちの少なくとも第2のワイプブレードを用い、かつノズル列からインクを吐出させてインクジェットヘッドのクリーニングを行う第2のクリーニング動作とを選択的に切り替えて制御するクリーニング制御部とを備えたインクジェットヘッドのクリーニング装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-072949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インク滴を吐出するノズルが形成されたノズル面に撥水膜が形成されている。このノズル面にインクが付着すると、インク滴の吐出不良が発生することがある。このため、払拭部材を用いてノズル面を払拭して、ノズル面を清掃するノズル面清掃装置がある。
【0005】
ここで、インクがノズル面に付着した状態で、払拭部材をノズル面に接触させてインクを払拭すると、インクと払拭部材との間で生じる摩擦によって、ノズル面に形成された撥水膜が劣化してしまう。
【0006】
本開示の課題は、払拭部材をノズル面に常に接触させてインクを払拭する場合と比して、ノズル面に形成された撥水膜の劣化を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様に係るノズル面清掃装置は、撥水膜が形成されたノズル面に付着したインクを吸い取り、インクが吸い取られた前記ノズル面を払拭する清掃ユニットを備えることを特徴とする。
【0008】
本開示の第2態様に係るノズル面清掃装置は、第1態様に記載のノズル面清掃装置において、前記清掃ユニットは、前記ノズル面と離隔した状態で前記ノズル面に付着したインクを吸い取ることを特徴とする。
【0009】
本開示の第3態様に係るノズル面清掃装置は、第2態様に記載のノズル面清掃装置において、前記ノズル面は、前記ノズル面に形成されたノズルから吐出されるインク滴によって画像が形成される記録媒体の搬送方向に対して交差する交差方向に延びており、前記清掃ユニットは、前記ノズル面に対して前記交差方向に相対移動する清掃部材と、前記清掃部材を前記ノズル面に対して相対的に近接離隔させる近接離隔部材と、を有し、前記近接離隔部材を制御し、前記清掃部材が前記ノズル面に対して前記交差方向の一方側へ移動している状態で、前記清掃部材を前記ノズル面から離隔させて前記清掃部材に前記ノズル面に付着したインクを吸い取らせ、前記清掃部材が前記ノズル面に対して前記交差方向の他方側へ移動している状態で、前記清掃部材を前記ノズル面に接触させて前記ノズル面を払拭させる制御部を備えることを特徴とする。
【0010】
本開示の第4態様に係るノズル面清掃装置は、第3態様に記載のノズル面清掃装置において、前記清掃部材は、インクを吸い取る布を含んで構成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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