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公開番号
2024134410
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044701
出願日
2023-03-20
発明の名称
フィルター清掃装置及び乾燥機用フィルター清掃装置
出願人
株式会社コーワ
代理人
主分類
B01D
46/681 20220101AFI20240926BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】 塵埃収容部の容量を拡大させること無く、多くの塵埃を収容することを可能とし、塵埃の廃棄作業の頻度を低減させることができるフィルター清掃装置を提供する。
【解決手段】 フィルター清掃装置10は、塵埃収容部6が塵埃の排出時に開状態となる蓋体6aと、通風路3を区画する仕切り板6bと、第2の回動軸4bとを備え、仕切り板6bは、蓋体6aに固定されると共に、蓋体6aが開状態となる塵埃排出時には、フィルター清掃装置本体1の外部に位置するものであり、仕切り板6bの一端は、第2の回動軸4bにより塵埃収容部6の内方に向かい回動する塵埃圧縮片7を兼ねるものであって、塵埃圧縮片7は第1の清掃体5aに押圧されて回動する構成とした。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の壁面を備えた中空状のフィルター清掃装置本体と、
前記フィルター清掃装置本体の壁面に形成される塵埃を捕集する第1のフィルター体と、
前記第1のフィルター体の上流側に備えられた通風路と、
前記通風路内に設置された第1の回動軸と、
前記第1の回動軸に備えられると共に、前記第1のフィルター体に回動自在に摺接し、該第1のフィルター体に付着した塵埃を除去する第1の清掃体と、
前記第1の清掃体の清掃終了位置の近傍に開口を備えた塵埃収容部と、を有するフィルター清掃装置において、
前記塵埃収容部は、塵埃の排出時に開状態となる蓋体と、前記通風路を区画する仕切り板と、第2の回動軸と、を備え、
前記仕切り板は、前記蓋体に固定されると共に、該蓋体が開状態となる塵埃排出時には、フィルター清掃装置本体の外部に位置しており、
前記仕切り板の一端は、前記第2の回動軸により前記塵埃収容部の内方に向かい回動する塵埃圧縮片を兼ねるものであって、前記塵埃圧縮片は前記第1の清掃体に押圧されて回動することを特徴とするフィルター清掃装置
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
複数の壁面を備えた中空状のフィルター清掃装置本体と、
前記フィルター清掃装置本体の壁面に形成される塵埃を捕集する第1のフィルター体と、
前記第1のフィルター体の上流側に備えられた通風路と、
前記通風路内に設置された第1の回動軸と、
前記第1の回動軸に備えられると共に、前記第1のフィルター体に回動自在に摺接し、該第1のフィルター体に付着した塵埃を除去する第1の清掃体と、
前記第1の清掃体の清掃終了位置の近傍に開口を備えた塵埃収容部と、を有するフィルター清掃装置において、
前記塵埃収容部は、塵埃の排出時に開状態となる蓋体と、前記通風路を区画する仕切り板と、第2の回動軸と、を備え、
前記仕切り板は、前記フィルター清掃装置本体に固定されており、
前記仕切り板の一端は、前記第2の回動軸により前記塵埃収容部の内方に向かい回動する塵埃圧縮片を兼ねるものであって、前記塵埃圧縮片は前記第1の清掃体に押圧されて回動することを特徴とするフィルター清掃装置
【請求項3】
蓋体を閉状態から開状態へと変化させる際には、第1の清掃体が前記蓋体及び/又は仕切り板を押圧することを特徴とする請求項1に記載のフィルター清掃装置
【請求項4】
蓋体を開状態から閉状態へと変化させる際には、前記蓋体及び/又は仕切り板が第1の清掃体を押圧すると共に、該第1の清掃体を清掃終了位置まで移動させることを特徴とする請求項1に記載のフィルター清掃装置
【請求項5】
蓋体を閉状態から開状態へと変化させる際には、塵埃圧縮片が前記蓋体を押圧することを特徴とする請求項2に記載のフィルター清掃装置
【請求項6】
塵埃収容部は、開口近傍に塵埃を捕集する第2のフィルター体が設けられていると共に、塵埃圧縮片は、一端に第2の清掃体を備え、前記塵埃圧縮片の回動時に、前記第2の清掃体が前記第2のフィルター体に回動自在に摺接することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のフィルター清掃装置
【請求項7】
第1の回動軸及び/又は第2の回動軸は、フィルター清掃装置本体の外側面に設けられた操作部材を有する回動機構により操作可能であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のフィルター清掃装置
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載のフィルター清掃装置を、乾燥機の風路内に着脱可能に設置したことを特徴とする乾燥機用フィルター清掃装置
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載のフィルター清掃装置を、乾燥機の風路内に設置した状態で、操作部材を操作可能であることを特徴とする乾燥機用フィルター清掃装置
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルターに付着した塵埃を除去するためのフィルター清掃装置と、乾燥機に設置される乾燥機用フィルター清掃装置に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から塵埃を捕集するフィルターが設置され、このフィルターに付着した塵埃を除去するためのフィルター清掃装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載のフィルター清掃装置は、リントを捕集するフィルター面を備えた円弧状のフィルターと、このフィルターの上流側に備えられた通風路と、この通風路内に設置された回動軸と、この回動軸に備えられると共に、フィルターに回動自在に当接し、フィルター面に付着したリントを除去する除塵体と、除塵体の往路終端位置の近傍に開口を有する第1リント収容部と、除塵体の初期位置の近傍に開口を有する第2リント収容部とを有しており、第1リント収容部には、リント圧縮用のフィルターが設置され、このリント圧縮用のフィルターは、乾燥機の乾燥運転時に第1リント収容部に風を流すことによって第1リント収容部内のリントを圧縮する機能を有するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-80943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記特許文献1に記載のフィルター清掃装置では、リント圧縮用のフィルターだけでは第1リント収容部内のリントを十分に圧縮することができず、第1リント収容部の容量を拡大させるか、頻繁にリントの廃棄作業が必要であるという課題を有するものであった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、塵埃収容部の容量を拡大させること無く、多くの塵埃を収容することを可能とし、塵埃の廃棄作業の頻度を低減させることができるフィルター清掃装置及び乾燥機用フィルター清掃装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、複数の壁面を備えた中空状のフィルター清掃装置本体と、前記フィルター清掃装置本体の壁面に形成される塵埃を捕集する第1のフィルター体と、前記第1のフィルター体の上流側に備えられた通風路と、前記通風路内に設置された第1の回動軸と、前記第1の回動軸に備えられると共に、前記第1のフィルター体に回動自在に摺接し、該第1のフィルター体に付着した塵埃を除去する第1の清掃体と、前記第1の清掃体の清掃終了位置の近傍に開口を備えた塵埃収容部と、を有するフィルター清掃装置において、前記塵埃収容部は、塵埃の排出時に開状態となる蓋体と、前記通風路を区画する仕切り板と、第2の回動軸と、を備え、前記仕切り板は、前記蓋体に固定されると共に、該蓋体が開状態となる塵埃排出時には、フィルター清掃装置本体の外部に位置しており、前記仕切り板の一端は、前記第2の回動軸により前記塵埃収容部の内方に向かい回動する塵埃圧縮片を兼ねるものであって、前記塵埃圧縮片は前記第1の清掃体に押圧されて回動することを特徴としている。
【0008】
請求項1の発明では、仕切り板の一端が第2の回動軸により塵埃収容部の内方に向かい回動する塵埃圧縮片を兼ねていることから、塵埃収容部の容量を拡大させること無く、多くの塵埃を収容することができ、塵埃の廃棄作業の頻度を低減させることができる。また、仕切り板は、蓋体に固定されると共に、蓋体が開状態となる塵埃排出時には、フィルター清掃装置本体の外部に位置する構成としたことにより、塵埃収容部に収容した塵埃をスムーズに排出させることができる。さらに、塵埃圧縮片は第1の清掃体に押圧されて回動する構成としたことにより、塵埃圧縮片を回動させる別の駆動源を必要としないので、製造コストの低減を図ることができると共に、第1の清掃体の清掃動作終了の度に、塵埃圧縮片により塵埃を圧縮することができるため、塵埃圧縮時に過度な押圧力を必要とせず、より塵埃をコンパクトにすることができる。
【0009】
請求項2の発明は、複数の壁面を備えた中空状のフィルター清掃装置本体と、前記フィルター清掃装置本体の壁面に形成される塵埃を捕集する第1のフィルター体と、前記第1のフィルター体の上流側に備えられた通風路と、前記通風路内に設置された第1の回動軸と、前記第1の回動軸に備えられると共に、前記第1のフィルター体に回動自在に摺接し、該第1のフィルター体に付着した塵埃を除去する第1の清掃体と、前記第1の清掃体の清掃終了位置の近傍に開口を備えた塵埃収容部と、を有するフィルター清掃装置において、前記塵埃収容部は、塵埃の排出時に開状態となる蓋体と、前記通風路を区画する仕切り板と、第2の回動軸と、を備え、前記仕切り板は、前記フィルター清掃装置本体に固定されており、前記仕切り板の一端は、前記第2の回動軸により前記塵埃収容部の内方に向かい回動する塵埃圧縮片を兼ねるものであって、前記塵埃圧縮片は前記第1の清掃体に押圧されて回動することを特徴としている。
【0010】
請求項2の発明では、仕切り板の一端が第2の回動軸により塵埃収容部の内方に向かい回動する塵埃圧縮片を兼ねていることから、塵埃収容部の容量を拡大させること無く、多くの塵埃を収容することができ、塵埃の廃棄作業の頻度を低減させることができる。また、塵埃圧縮片は第1の清掃体に押圧されて回動する構成としたことにより、塵埃圧縮片を回動させる別の駆動源を必要としないので、製造コストの低減を図ることができと共に、第1の清掃体の清掃動作終了の度に、塵埃を圧縮することができるため、塵埃圧縮時に過度な押圧力を必要とせず、より塵埃をコンパクトに圧縮することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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