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公開番号
2024164990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080775
出願日
2023-05-16
発明の名称
カプセルフィルタ
出願人
ヤマシンフィルタ株式会社
代理人
個人
主分類
B01D
35/30 20060101AFI20241121BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】容易に製造可能な長さの長いカプセルフィルタを提供する。
【解決手段】筒状のカプセルチューブと、カプセルチューブの両端にそれぞれ設けられた第1カプセルキャップ及び第2カプセルキャップと、を有するハウジングと、ハウジングの内部に設けられたフィルタエレメントと、を備える。カプセルチューブは、チューブ本体と、チューブ本体の両端にそれぞれ設けられた第1取付部及び第2取付部とを有し、第1カプセルキャップ及び第2カプセルキャップは、液体流入口、液体流出口が設けられている。キャップ本体部は、筒状の第3取付部を有する。第1取付部及び第3取付部、ならびに第2取付部及び第3取付部は、それぞれ一方の中空部に他方が挿入され、それぞれ一方に複数の突起が設けられており、他方に突起が挿入される複数の孔が設けられている。カプセルチューブの長さは、キャップ本体部の長さ以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングの内部に設けられたフィルタエレメントと、を備え、
前記ハウジングは、筒状のカプセルチューブと、前記カプセルチューブの両端にそれぞれ設けられた第1カプセルキャップ及び第2カプセルキャップと、を有し、
前記カプセルチューブは、筒状のチューブ本体と、前記チューブ本体の両端にそれぞれ設けられた筒状の第1取付部及び筒状の第2取付部と、を有し、
前記第1カプセルキャップ及び前記第2カプセルキャップは、それぞれ、一端が覆われた有底筒状のキャップ本体部を有し、
前記第1カプセルキャップの前記キャップ本体部には、液体流入口が設けられており、
前記第2カプセルキャップの前記キャップ本体部には、流体流出口が設けられており、
前記キャップ本体部は、筒状の第3取付部を有し、
前記第1取付部と前記第3取付部とは、一方の中空部に他方が挿入され、
前記第2取付部と前記第3取付部とは、一方の中空部に他方が挿入され、
前記第1取付部及び前記第3取付部には、一方に複数の突起が設けられており、他方に前記突起が挿入される複数の孔が設けられており、
前記第2取付部及び前記第3取付部には、一方に複数の突起が設けられており、他方に前記突起が挿入される複数の孔が設けられており、
前記カプセルチューブの長さは、前記キャップ本体部の長さ以上である
ことを特徴とするカプセルフィルタ。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記孔は、突出部に設けられており、
前記突出部の板厚は一定であり、
前記突出部には、隣り合う前記孔の間に位置する切り欠きが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のカプセルフィルタ。
【請求項3】
前記第1取付部、前記第2取付部及び前記第3取付部は円筒形状であり、
前記突起及び前記孔は、周方向に均等に8箇所以上設けられている。
ことを特徴とする請求項2に記載のカプセルフィルタ。
【請求項4】
前記突起は、1つの第1突起と、前記第1突起と大きさ又は形状が異なる第2突起と、を有し、
前記孔は、前記第1突起が挿入される第1孔と、前記第2突起が挿入される第2孔と、を有し、
前記第1孔と前記第2孔とは大きさ又は形状が異なり、前記第2突起は前記第1孔に挿入できない
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のカプセルフィルタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カプセルフィルタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、中空フィルターカプセルハウジングと、フィルターモジュールと、モジュール位置合わせ要素と、中空円筒形キャップエンドとを備えるフィルターカプセルが開示されている。モジュール位置合わせ要素は、弾性リングを収容する少なくとも1つの周溝を含む側壁を備え、弾性リングは封止をもたらすようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明では、中空フィルターカプセルハウジングが3つの部品(中空上側ハウジング部分、中空中間ハウジング部分及び中空下側ハウジング部分)を含み、これらは溶接接合により一体化されている。しかしながら、筒状の中空中間ハウジング部分が長い場合には、溶接接合により中空上側ハウジング部分や中空下側ハウジング部分と中空中間ハウジング部分とを結合することが加工技術上困難である。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、容易に製造可能な長さの長いカプセルフィルタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係るカプセルフィルタは、例えば、ハウジングと、前記ハウジングの内部に設けられたフィルタエレメントと、を備え、前記ハウジングは、筒状のカプセルチューブと、前記カプセルチューブの両端にそれぞれ設けられた第1カプセルキャップ及び第2カプセルキャップと、を有し、前記カプセルチューブは、筒状のチューブ本体と、前記チューブ本体の両端にそれぞれ設けられた筒状の第1取付部及び筒状の第2取付部と、を有し、前記第1カプセルキャップ及び前記第2カプセルキャップは、それぞれ、一端が覆われた有底筒状のキャップ本体部を有し、前記第1カプセルキャップの前記キャップ本体部には、液体流入口が設けられており、前記第2カプセルキャップの前記キャップ本体部には、流体流出口が設けられており、前記キャップ本体部は、筒状の第3取付部を有し、前記第1取付部と前記第3取付部とは、一方の中空部に他方が挿入され、前記第2取付部と前記第3取付部とは、一方の中空部に他方が挿入され、前記第1取付部及び前記第3取付部には、一方に複数の突起が設けられており、他方に前記突起が挿入される複数の孔が設けられており、前記第2取付部及び前記第3取付部には、一方に複数の突起が設けられており、他方に前記突起が挿入される複数の孔が設けられており、前記カプセルチューブの長さは、前記キャップ本体部の長さ以上であることを特徴とする。
【0007】
本発明に係るカプセルフィルタによれば、カプセルチューブの長さはキャップ本体部の長さ以上であり、複数の突起がそれぞれ複数の孔に挿入されて第1取付部と前記第3取付部とが取り付けられ、かつ、第2取付部と前記第3取付部が取り付けられる。これにより、容易に製造可能な長さの長いカプセルフィルタを提供することができる。
【0008】
前記孔は、突出部に設けられており、前記突出部の板厚は一定であり、前記突出部には、隣り合う前記孔の間に位置する切り欠きが設けられていてもよい。これにより、ハウジング内部の圧力が高くなっても突出部が破損し難く、カプセルフィルタとしての機能が発揮できる圧力範囲を広げることができる。
【0009】
前記第1取付部、前記第2取付部及び前記第3取付部は円筒形状であり、前記突起及び前記孔は、周方向に均等に8箇所以上設けられていてもよい。これにより、ハウジング内部の圧力が高くなっても突出部が破損し難く、カプセルフィルタとしての機能が発揮できる圧力範囲を広げることができる。
【0010】
前記突起は、1つの第1突起と、前記第1突起と大きさ又は形状が異なる第2突起と、を有し、前記孔は、前記第1突起が挿入される第1孔と、前記第2突起が挿入される第2孔と、を有し、前記第1孔と前記第2孔とは大きさ又は形状が異なり、前記第2突起は前記第1孔に挿入できなくてもよい。これにより、カプセルキャップとカプセルチューブとの周方向の位置決めを容易に行うことができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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