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公開番号
2025007809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109446
出願日
2023-07-03
発明の名称
湿式空気清浄機
出願人
株式会社AZUMA
代理人
弁理士法人森特許事務所
主分類
B01D
47/02 20060101AFI20250109BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】
装置外に排出される空気の湿度を任意に調節することが可能であり、二次槽に含まれる液体の液位を自動的に調節することができる湿式空気清浄機を提供する。
【解決手段】
空気の取込口と、第1の液体を貯留する一次槽と、第2の液体を貯留する二次槽と、二次槽の上部に配置され、二次槽に貯留した液体と一次槽に貯留された液体の上方を通過した空気とを撹拌する円弧状の撹拌部と、複数の液切板と、撹拌部で撹拌した空気を冷却して除湿する除湿部と、当該除湿部で生じた結露液を貯留する受液槽と、前記二次槽と連通する二次槽用の給液槽と、受液槽に貯留した液体を前記二次槽用の給液槽へ供給する経路とを備える湿式空気清浄機であり、受液槽に貯留した液体を前記給液槽へ供給する経路には、前記給液槽又は前記二次槽の液位に基づいて、送液量を制御する弁が設けられる湿式空気清浄機である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気の取込口と、
第1の液体を貯留する一次槽と、
第2の液体を貯留する二次槽と、
二次槽の上部に配置され、二次槽に貯留した液体と一次槽に貯留された液体の上方を通過した空気とを撹拌する円弧状の撹拌部と、
複数の液切板と、
撹拌部で撹拌した空気を冷却して除湿する除湿部と、
当該除湿部で生じた結露液を貯留する受液槽と、
前記二次槽と連通する二次槽用の給液槽と、
受液槽に貯留した液体を前記二次槽用の給液槽へ供給する経路とを備える湿式空気清浄機であり、
受液槽に貯留した液体を前記給液槽へ供給する経路には、前記給液槽又は前記二次槽の液位に基づいて、送液量を制御する弁が設けられる湿式空気清浄機。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記受液槽に液体を補給する給液部をさらに備えており、
前記給液部から前記受液槽へ液体を供給する経路には、前記受液槽の液位に基づいて、送液量を制御する弁が設けられる請求項1に記載の湿式空気清浄機。
【請求項3】
前記一次槽と連通する一次槽用の給液槽と、前記給液部から前記一次槽用の給液槽へ送液する経路とをさらに備えており、
前記給液部から前記一次槽用の給液槽へ送液する経路には、前記一次槽用の給液槽又は前記一次槽の液位に基づいて、送液量を制御する弁が設けられる請求項1又は2に記載の湿式空気清浄機。
【請求項4】
受液槽から液体を排出する排液経路を備えており、当該排液経路には、弁が設けられる請求項1又は2に記載の湿式空気清浄機。
【請求項5】
前記排液経路と湿式空気清浄機の内部とは、連通経路で接続されており、前記連通経路により前記排液経路内と前記湿式空気清浄機の内部とが連通する請求項4に記載の湿式空気清浄機。
【請求項6】
排液経路には、ユーザーが任意に開閉することができる弁が設けられる請求項5に記載の湿式空気清浄機。
【請求項7】
装置外に排出される空気は、空気中に含まれる第2液中の成分を除去するフィルターを通過して、装置外に排出される請求項1又は2に記載の湿式空気清浄機。
【請求項8】
二次槽の上部に配され、二次槽に貯留した液体を加熱して蒸発させる加熱部をさらに備える請求項1又は2に記載の湿式空気清浄機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿式空気清浄機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
以下の特許文献1に示すように、空気の取込口と、第1の液体を貯留する一次槽と、第2の液体を貯留する二次槽と、二次槽に貯留した液体と一次槽に貯留した液体の上方を通過した空気とを撹拌してミストを発生させる円弧状の撹拌部とを備える湿式集塵機が知られている。当該湿式集塵機では、ブロアを稼働させて、取り込み口から空気を装置内に取り込む。取り込まれた空気は、第1の液体の上方を通過し、二次槽に貯留された第2の液体と空気とを撹拌部で混合してミストを発生させる。
【0003】
質量の大きい塵芥は一次槽に貯留された第1の液体に捕集され、質量の小さい塵芥は二次槽に貯留された第2の液体に捕集され、塵芥が除去された空気が装置外に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019‐063744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の装置では、装置内に取り込む空気の流量、又は装置外に排出する空気の流量によっては、装置外に排出する空気に湿気が含まれることがあった。装置外に湿気が放出されると環境によってはカビが発生する原因になることがあった。また、二次槽に、例えば、殺菌能を有する成分、ウイルスを不活化する成分を含ませた場合、装置外に前記成分が漏洩することがあった。
【0006】
また、装置外に二次槽に含まれる液体が漏れると、徐々に、二次槽の液位が低下するという問題があった。このため、二次槽の液位を定期的に監視する必要があった。
【0007】
また、環境が乾燥している場合には、装置外の湿度が適切になるように、適度な量の水分を排出することが必要な場合もある。
【0008】
本発明は、装置外に排出される空気の湿度を任意に調節することが可能であり、除湿した液分を二次槽に返還することにより、二次槽に含まれる液体の液位を自動的に調節することができる湿式空気清浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
空気の取込口と、第1の液体を貯留する一次槽と、第2の液体を貯留する二次槽と、二次槽の上部に配置され、二次槽に貯留した液体と一次槽に貯留された液体の上方を通過した空気とを撹拌する円弧状の撹拌部と、複数の液切板と、撹拌部で撹拌した空気を冷却して除湿する除湿部と、当該除湿部で生じた結露液を貯留する受液槽と、前記二次槽と連通する二次槽用の給液槽と、受液槽に貯留した液体を前記二次槽用の給液槽へ供給する経路とを備える湿式空気清浄機であり、受液槽に貯留した液体を前記給液槽へ供給する経路には、前記給液槽又は二次槽の液位に基づいて、送液量を制御する弁が設けられる湿式空気清浄機(単に装置と称することがある。)により、上記の課題を解決する。前記装置によれば、環境中の湿度が低い場合には、湿式空気清浄機を作動させることにより、装置外に排出される空気の湿度を高めることができる。環境中の湿度が高い場合には、前記除湿部を作動させることにより、装置外に排出される空気の湿度を低下させることができる。前記二次槽の液位が低下した際には、除湿部で生じた結露液を前記二次槽に返還し、二次槽の液位を調節することができる。
【0010】
前記装置は、前記受液槽に液体を補給する給液部をさらに備えており、前記給液部から前記受液槽へ液体を供給する経路には、前記受液槽の液位に基づいて、送液量を制御する弁が設けられた構成とすることが好ましい。この構成によれば、受液槽の液位が過少とならないように液を調節することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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