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公開番号
2025083680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197201
出願日
2023-11-21
発明の名称
バグフィルタ
出願人
株式会社サタケ
代理人
主分類
B01D
46/02 20060101AFI20250526BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】濾布の交換作業を簡素化するとともに、より濾布の交換作業時間を短縮化することのできるバグフィルタを提供する。
【解決手段】バグフィルタ1には、濾布16を取付完了位置まで上昇させながらリテーナ13に取り付ける一方、濾布16を交換作業位置まで下降させながらリテーナ13から取り外していく昇降部15が備えられており、濾過室R1には、濾布16の交換作業位置よりもさらに下方の位置に、前記濾過室R1の内部を点検する点検口8を兼用する濾布取出口が開口されており、濾布16の交換時には、濾過室R1内の濾布16の交換作業位置から濾布取出口8に至る空間に、濾布16及び/又は昇降部15を機外に取り出すことのできる滑り台20を形成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
含塵空気が導入される濾過室の天井面に吊設されたリテーナと、前記リテーナを下方から覆って使用状態となるように着脱可能となし、上部が開口し下部が閉塞した袋形状の濾布と、を有する外面濾過方式のバグフィルタであって、
前記バグフィルタには、前記濾布を取付完了位置まで上昇させながら前記リテーナに取り付ける一方、前記濾布を交換作業位置まで下降させながら前記リテーナから取り外していく昇降部が備えられており、
前記濾過室には、前記濾布の交換作業位置よりもさらに下方の位置に、前記濾過室の内部を点検する点検口を兼用する濾布取出口が開口されており、
前記濾布の交換時には、前記濾過室内の前記濾布の交換作業位置から前記濾布取出口に至る空間に、前記濾布及び/又は前記昇降部を機外に取り出すことのできる滑り台が形成されることを特徴とするバグフィルタ。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記濾過室には、前記点検口を兼用する前記濾布取出口が複数形成されており、前記滑り台は、前記点検口を閉口するための複数の点検蓋を組み合わせて形成されてなる請求項1記載のバグフィルタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天井面に吊設されたリテーナを袋状の濾布で覆って使用する外面濾過方式のバグフィルタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のバグフィルタとして特許文献1に記載のものがある。
【0003】
一方、本発明の出願人は、比較的狭いスペースに設置した場合であっても、簡易に濾布を交換することが可能なバグフィルタを、特願2023-088246により提案している。このものは、含塵空気が導入される濾過室の天井面に吊設されたリテーナと、前記リテーナを下方から覆って使用状態となるように着脱可能となし、上部が開口し下部が閉塞した袋状の濾布と、を有する外面濾過方式のバグフィルタであって、前記濾布を取付完了位置まで上昇させながらリテーナに取り付けるとともに、前記濾布を交換作業位置まで下降させながら前記リテーナから取り外していくことのできる昇降部を備えたことを特徴としたものである。
【0004】
これにより、前記昇降部によって使用済みの濾布が交換作業位置まで下ろされると、使用済みの濾布が濾過室の床面に接近した位置においてリテーナから取り外された状態か、或いは、リテーナから取り外される途中の状態になるので、作業者による濾布の交換作業が濾過室の床面に近い位置で可能になる。特許文献1では、縦リンク及び横リンクからなるリンク機構により、縦・横のリンクを回動させながら、複数のリテーナとともに複数の濾布が一体で(分解されることなく)筐体の側部に取り出す一方、特願2023-088246では、リテーナは濾過室内に留まり、前記昇降部の可動部材と濾布のみをバグフィルタの外側へと取り出すことができるので、例えば、比較的狭いスペースにバグフィルタが設置された場合であっても濾布の交換作業を適切に実施することができる。また、昇降部の可動部材によって使用前の濾布を上昇させることで、リテーナに対して濾布が自動的に取り付けられるようになる。このように、作業者は、特許文献1の如き使用済みの濾布をリテーナから抜き取ったり、或いは、リテーナを覆うように使用前の濾布を取り付けたりする必要がなくなるので、濾布の交換作業を簡易に行うことができる、といった作用・効果がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公昭61-10730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、本発明者らは、上記提案したバグフィルタについて、作業性が悪い、昇降部の内側(内方の中心部付近)に配置された濾布に手が届きにくく、交換作業に時間がかかる、といった新たな問題点を考えるに至った。
【0007】
本発明は上記問題点にかんがみ、上記提案したバグフィルタよりも、より濾布の交換作業を簡素化するとともに、より濾布の交換作業時間を短縮化することのできるバグフィルタを提供することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明では、含塵空気が導入される濾過室の天井面に吊設されたリテーナと、前記リテーナを下方から覆って使用状態となるように着脱可能となし、上部が開口し下部が閉塞した袋形状の濾布と、を有する外面濾過方式のバグフィルタであって、
前記バグフィルタには、前記濾布を取付完了位置まで上昇させながら前記リテーナに取り付ける一方、前記濾布を交換作業位置まで下降させながら前記リテーナから取り外していく昇降部が備えられており、
前記濾過室には、前記濾布の交換作業位置よりもさらに下方の位置に、前記濾過室の内部を点検する点検口を兼用する濾布取出口が開口されており、
前記濾布の交換時には、前記濾過室内の前記濾布の交換作業位置から前記濾布取出口に至る空間に、前記濾布及び/又は前記昇降部を機外に取り出すことのできる滑り台が形成される、という技術的手段を講じた。
【0009】
請求項2記載の発明では、前記濾過室に、前記点検口を兼用する前記濾布取出口が複数形成されており、前記滑り台は、前記点検口を閉口するための複数の点検蓋を組み合わせて形成することを特徴とする請求項1記載のバグフィルタとした。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、前記濾過室は、前記濾布の交換作業位置よりもさらに下方の位置に、前記濾過室の内部を点検する点検口を兼用する濾布取出口が開口されており、前記濾布の交換時には、前記濾過室内の前記濾布の交換作業位置から前記濾布取出口に至る空間に、前記濾布及び/又は前記昇降部を機外に取り出すことのできる滑り台が形成されるので、濾布の交換時に、濾過室に形成される滑り台によって、濾布をその自重により滑らせて機外に取り出すことが可能となり、濾布の交換作業を簡素化するとともに、濾布の交換作業を短時間化することができるようになる。
することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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