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公開番号
2025083274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2024092369
出願日
2024-06-06
発明の名称
消臭性組成物及び脱臭フィルター
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
B01J
20/22 20060101AFI20250523BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】捕捉効率と保存安定性に優れた、活性炭を含む消臭性組成物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で示される構造のうちいずれか1つ以上の構造を有する担持担体と、活性炭とを含む消臭性組成物。
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[上記一般式(1)中、Rは、炭素数1~4のアルキル基を表す。Xは、炭素数1~4のアルコキシ基を表す。mは、0~2の整数を表す。m’は、0又は1を表す。nは、1~12の整数を表す。mが2のとき、複数のRは同一又は相異なっていてもよい。mが0のとき、複数のXは同一又は相異なっていてもよい。]
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)で示される構造のうちいずれか1つ以上の構造を有する、アミノオキシアルキル基を化学結合により担持させた担体と、活性炭とを含む消臭性組成物。
JPEG
2025083274000017.jpg
40
165
[上記一般式(1)中、Rは、炭素数1~4のアルキル基を表す。Xは、炭素数1~4のアルコキシ基又は水酸基を表す。mは、0~2の整数を表す。m’は、0又は1を表す。nは、1~12の整数を表す。mが2のとき、複数のRは同一又は相異なっていてもよい。mが0のとき、複数のXは同一又は相異なっていてもよい。]
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
一般式(1)中、Rが、メチル基であり、Xが、各々独立に、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、又は水酸基である、請求項1に記載の消臭性組成物。
【請求項3】
担体が、シリカゲル、アルミナ、ゼオライト、マグネシア、チタニア、ジルコニア、セリア、珪藻土、活性炭、セルロース、又はヒドロキシアパタイトである、請求項1に記載の消臭性組成物。
【請求項4】
担体が、シリカゲルである、請求項1に記載の消臭性組成物。
【請求項5】
さらに、アクリル酸エステル樹脂、シリコーン樹脂、及びウレタン樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種のバインダー樹脂を含む、請求項1乃至4に記載の消臭性組成物。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の消臭性組成物を含む脱臭フィルター。
【請求項7】
消臭性組成物の含有量が、脱臭フィルターの1~90重量%である、請求項6に記載の脱臭フィルター。
【請求項8】
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の消臭性組成物をアルデヒド含有気体と接触させるアルデヒドの除去方法。
【請求項9】
請求項6又は請求項7に記載の脱臭フィルターをアルデヒド含有気体と接触させるアルデヒドの除去方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消臭性組成物及び脱臭フィルターに関するものである。
続きを表示(約 930 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、悪臭ガスを除去する方法として、活性炭を含む消臭性組成物及び脱臭フィルターが用いられている。
【0003】
活性炭は、臭気分子を吸着することによって脱臭するが、吸着量に限界があるため、吸着量が飽和すると活性炭に吸着した臭気分子が脱離して再放出される。また、悪臭ガスの中でもアルデヒド系のガスに対しては、活性炭のみでは脱臭性能が不足する。
【0004】
そこで、化学反応によりアルデヒドを捕捉するアルデヒド捕捉剤を担持させた活性炭を用いる悪臭ガスの除去が検討されている。前記のアルデヒド捕捉剤としては、ヒドラジン誘導体、アミン、アミノ酸、又は尿素誘導体等からなるものなどが知られている(例えば、特許文献1~4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-299878号公報
特開2000-300652号公報
特開2007-215818号公報
特開2018-108360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これら特許文献に記載のアルデヒド捕捉剤を活性炭に担持した場合、捕捉効率が必ずしも十分ではなく、また、捕捉性能の経時劣化が速いという問題があった。
【0007】
本開示は、アルデヒドに対して優れた捕捉効果を示す、空気中で長期間保存した後でも捕捉性能を維持する消臭性組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、後述する特定の担体と活性炭とを含む組成物が、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】
すなわち、本開示は以下に示す実施態様を含む。
【0010】
[1]下記一般式(1)で表される構造単位を有する、アミノオキシアルキル基を化学結合により担持させた担体と、活性炭とを含む消臭性組成物。
(【0011】以降は省略されています)
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