TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024158575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073882
出願日
2023-04-27
発明の名称
除湿装置
出願人
NOK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/26 20060101AFI20241031BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】消費エネルギーを低減できる除湿装置を提供する。
【解決手段】除湿装置1は、ケース10と、流路部材20と、複数の中空糸膜30とを備えている。ケース10は、内部に内部空間11を形成する。流路部材20は、ケース10の内部空間11内に延びる流路23を形成する。複数の中空糸膜30は、ケース10の内部空間11に設けられている。複数の中空糸膜30の各々の端31は、ケース10の外部に連通しており、複数の中空糸膜30の各々の端32は、ケース10の外部に連通している。流路部材20は、ケース10の内部空間11に連通する導出口21と、ケース10の外部に連通する導入口22とを有している。複数の中空糸膜30の各々の端32と、流路部材20の導入口22とは連通可能になっている。流路部材20において、導出口21と導入口22との間に、流路部材20の流路23を絞る絞り部2が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に空間を形成する部材であるケースと、
少なくとも1つの、前記ケースの空間内に延びる流路を形成する部材である流路部材と、
前記ケースの前記空間に設けられる複数の中空糸膜と、を備え、
前記複数の中空糸膜の各々の一端は、前記ケースの外部に連通しており、
前記複数の中空糸膜の各々の他端は、前記ケースの外部に連通しており、
前記流路部材は、少なくとも1つの、前記ケースの空間に連通する開口である導出口と、少なくとも1つの、前記ケースの外部に連通する開口である導入口と、を有しており、
前記複数の中空糸膜の各々の他端と、前記流路部材の前記導入口とは連通可能になっており、
前記流路部材において、前記導出口と前記導入口との間に、前記流路部材の前記流路を絞る絞り部が設けられている、
除湿装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記絞り部は、オリフィスである、
請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記ケースの外部の空間である第1の空間と、
前記ケースの外部の空間である第2の空間と、を備え、
前記複数の中空糸膜の各々の一端は、前記第1の空間に連通しており、
前記複数の中空糸膜の各々の他端は、前記第2の空間に連通しており、
前記流路部材の前記導入口は、前記第2の空間に連通している、
請求項1に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記ケースに取り付けられており、前記第1の空間を形成する第1のカバーと、
前記ケースに取り付けられており、前記第2の空間を形成する第2のカバーと、を備える、
請求項3に記載の除湿装置。
【請求項5】
前記ケースは、前記ケースの空間を前記第1の空間及び前記第2の空間夫々に開放する2つの開口を有しており、
前記ケースには、前記第1の空間及び前記第2の空間夫々に対して前記ケースの空間を閉じる部材である閉塞部が設けられており、
前記複数の中空糸膜の各々は、前記閉塞部を貫通しており、
前記流路部材は、前記閉塞部を貫通している、
請求項1に記載の除湿装置。
【請求項6】
前記流路部材は、閉じられた端を有しており、
前記導出口は、前記端と前記導入口との間に設けられている、
請求項1に記載の除湿装置。
【請求項7】
前記流路部材の前記端は、前記閉塞部に位置している、
請求項6に記載の除湿装置。
【請求項8】
前記流路部材は、前記ケースの空間内に、端を有しており、
前記導出口は、前記端に設けられている、
請求項1に記載の除湿装置。
【請求項9】
前記ケースは、前記ケースの空間を開放する開放部を有している、
請求項1に記載の除湿装置。
【請求項10】
前記開放部は、前記複数の中空糸膜の延び方向において、前記流路部材の前記導出口に対して前記流路部材の前記導入口の側とは反対の側に設けられている、
請求項9に記載の除湿装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、除湿装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境負荷の低減のために、エネルギー源が多様化しており、例えば燃料電池等の水素をエネルギー源とする技術の利用が拡大している。また、水素を蓄電に利用するシステムが提案されている。これに伴い、水素ガスを製造する種々の技術の提案がなされている。水素ガスの製造手段としては、環境負荷の小さい水電解システムが注目されている。水の電気分解で得られる水素及び酸素には水分が多く含まれていることから、水電解システムにおいては、生成した水素ガスを圧縮して貯蔵タンクに充填する際等に、生成した水素ガスから水分を除去することが行われている。このような水分の除去のために、冷却や吸湿材によって除湿する除湿装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-043131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却や吸湿材によって除湿する従来の除湿装置は、除湿剤の乾燥のための加熱等、除湿のために電力を必要とする。このため、従来の除湿装置は、省エネルギーを図る水電解システムのエネルギー効率に影響を与える。このため、従来の除湿装置に対しては、消費エネルギーを低減できる構成が求められている。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費エネルギーを低減できる除湿装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る除湿装置は、内部に空間を形成する部材であるケースと、少なくとも1つの、前記ケースの空間内に延びる流路を形成する部材である流路部材と、前記ケースの前記空間に設けられる複数の中空糸膜と、を備え、前記複数の中空糸膜の各々の一端は、前記ケースの外部に連通しており、前記複数の中空糸膜の各々の他端は、前記ケースの外部に連通しており、前記流路部材は、少なくとも1つの、前記ケースの空間に連通する開口である導出口と、少なくとも1つの、前記ケースの外部に連通する開口である導入口と、を有しており、前記複数の中空糸膜の各々の他端と、前記流路部材の前記導入口とは連通可能になっており、前記流路部材において、前記導出口と前記導入口との間に、前記流路部材の前記流路を絞る絞り部が設けられている。
【0007】
本発明の一態様に係る除湿装置において、前記絞り部は、オリフィスである。
【0008】
本発明の一態様に係る除湿装置は、前記ケースの外部の空間である第1の空間と、前記ケースの外部の空間である第2の空間と、を備え、前記複数の中空糸膜の各々の一端は、前記第1の空間に連通しており、前記複数の中空糸膜の各々の他端は、前記第2の空間に連通しており、前記流路部材の前記導入口は、前記第2の空間に連通している。
【0009】
本発明の一態様に係る除湿装置は、前記ケースに取り付けられており、前記第1の空間を形成する第1のカバーと、前記ケースに取り付けられており、前記第2の空間を形成する第2のカバーと、を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る除湿装置において、前記ケースは、前記ケースの空間を前記第1の空間及び前記第2の空間夫々に開放する2つの開口を有しており、前記ケースには、前記第1の空間及び前記第2の空間夫々に対して前記ケースの空間を閉じる部材である閉塞部が設けられており、前記複数の中空糸膜の各々は、前記閉塞部を貫通しており、前記流路部材は、前記閉塞部を貫通している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
NOK株式会社
除湿装置
今日
NOK株式会社
タイヤ部品
1日前
NOK株式会社
ギヤダンパー
1日前
NOK株式会社
ガスケット及びゴムシート
今日
NOK株式会社
ゴム-金属積層ガスケット素材
今日
NOK株式会社
ギヤダンパ、及びこれを組み込んだバランサ装置
今日
NOK株式会社
密封装置
1か月前
東レ株式会社
分離方法
14日前
個人
トリチウム水濃縮装置
2日前
株式会社タクマ
触媒反応装置
21日前
NOK株式会社
除湿装置
今日
株式会社テイエルブイ
フィルター装置
14日前
株式会社ビジサー
タンクシステム
21日前
ユニチカ株式会社
吸油材の製造方法
23日前
東レ株式会社
再生複合半透膜およびエレメント
14日前
住友化学株式会社
混合物の製造方法
8日前
三菱重工業株式会社
脱硫装置
1日前
トリニティ工業株式会社
塗料ミスト除去装置
21日前
トリニティ工業株式会社
塗料ミスト除去装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
二酸化炭素の固定方法
8日前
株式会社前川製作所
油分離器
21日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
14日前
株式会社日阪製作所
混合器
14日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
14日前
株式会社日阪製作所
混合器
14日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
14日前
株式会社デンソー
二酸化炭素供給装置
14日前
株式会社デンソー
二酸化炭素供給装置
今日
JFEスチール株式会社
炭酸ガスの固定化方法
8日前
株式会社パウレック
フィルタ及び粉粒体処理装置
今日
日本特殊陶業株式会社
反応装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
直接空気回収装置のリサイクル方法
8日前
日本バイリーン株式会社
エアフィルタ及びエアフィルタの製造方法
14日前
上海海事大学
限外濾過に基づいた海水淡水化用の前処理装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
組成予測方法
8日前
ウシオ電機株式会社
光処理装置
8日前
続きを見る
他の特許を見る